(まずは私信から)
いまの状況は、良くもなっていませんが、悪くなってもおらず、あまり良くはないもの現状維持なので、落ち着いたと言えば落ち着いたという感じです。
ただ、フェスやライブに行くような心境にはあまりなれず、ほとんどどこにも行っていませんでした。
家の片付けをする中で、身の回りを身軽にしておくことの大切さを痛感して、終活というか…、急に思い立って身辺整理をしたりしていました。
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5月10日、突然のエルレ復活のニュース。
すごくうれしいし、ずっとずっと願っていたことだけど、でも内心は、今さら復活なんて無理なんだろうと諦めのような気持ちもあったから信じられなくて。
しかも、夏までに自分の周りの状況がどうなっているかも分からない。
だけど、もしもこの目でELLEGARDENを見られるのなら、この夏まではがんばろう、なんて思ったりして。
でも、予想以上にチケットは激戦で、一次先行ではチケットはご用意されませんでした。
二次先行でもご用意されず、いよいよ一般発売を残すのみというタイミングで対バン相手としてあの超大人気バンドが発表されてしまい、もうオワタと思ったよね(´・ω・`)
当然一般の抽選もご用意されませんでした。
リセールももちろんご用意されませんでした、されませんでした、されませんでした…。
私がエルレを知った時にはすでに活動休止していて、どんなに願ってもエルレのライブを見ることはできなかったから、ELLEGARDENのライブが見れるかも?!ってドキドキできたことだけでも、あり得なかったこと。
一瞬でも夢を見させてくれてありがとう、って、エルレ復活は私の妄想だったと思うことにしよう、って自分に言い聞かせていました。
…のに!!!ある日突然神があらわれました!
ボランティア活動をしていた時の友達から、重複当選したから一緒に行きませんか?と。
えええええええ行く行く行きます!ということで、ZOZOマリンスタジアムの中に入ることができました。
ライブ当日、海浜幕張の駅からZOZOマリンスタジアムまでの道に、スタジアムの周りに、ものすごくたくさんの人が「同行させてください!」のボードを掲げていました。
あんなにたくさんのボードを見たのは初めてです。
私もちょっと前までは音漏れを聴きに行くつもりだったから、ボードを掲げていた人たちの気持ちはすごく分かるから、そんな中スタジアムに入る時のなんとも言えない気持ち、忘れることができません。
ライブの内容については、すでにたくさんのプロのライターさんがレポってくれてるし、セトリもあがってるし、細美さんはMCをSNSに書かれるの嫌いだし、今回はライブのレポではなくて、ここに至る私の気持ちを残しておこうと思います。
今でこそthe HIATUSは私の中でも1,2を争うくらい大好きなバンドだけど、初めてHIATUSを見た時の第一印象は「なんかよく分かんないけど小難しい音楽だな」でした。
そんな小難しい音楽をやっているバンドのボーカルの人が、MCではお客さんに向かって「うっせーブス!」って暴言を吐いていたのが忘れられません笑
それから、ARABAKI ROCK FESでHIATUSを見ました。
超絶歌の上手い「細美さん」が、サウンドチェックの時間にLet it beとか涙そうそうとかいい歌を弾き語りしている、という話はよく聞いていたので、本番の小難しいHIATUSの曲より、サウンドチェックが楽しみでした。
サウンドチェックで聴いた『Let it be』は、それはそれは素晴らしくて、細美さんの歌声が本当に素敵で、心が洗われるようでした。
その後の本番は、やっぱり小難しい曲もあったけど、『Silver Birch』のキラキラした音と、ぴょんぴょん跳ねながら子供のように楽しそうな顔をして歌う細美さんを見て、こんなに楽しそうに歌を歌う人っているんだ!とビックリしました。
その後の『Tales of sorrow street』で、「東北のために作ったこの曲を、初めて東北で歌えたことがうれしい」と涙する細美さんを見て一気に好きになり、震災以降、被災地のために常に先頭切って行動している人なんだということが分かってますます好きになり、その頃には、小難しいと思っていたHIATUSの曲も大好きになっていました。
私がELLEGARDENを知ったのはその後です。
信じられないことに、あれだけ人気があったはずなのに、私はエルレの曲はおろか、エルレの名前すらも、この時まで全く知らなかったのです。
細美さんがラジオかなんかで「エルレの時にはチェリーパイみたいな曲ばっかり書いてたからな」って言っていた通り、本当にチェリーパイみたいにきゅんとして甘酸っぱくて、切なかったり、ワクワクするような疾走感があったり、とにかくいい曲だらけ!
私はいったいこの時代は何をしてたんだ!なんでこんないいバンドを知らなかったんだろう!今さらどんなにいいと思っても、もうこの曲たちは生で聴けることはないんだ…と、猛烈に過去に戻りたくなりました。
当時、細美さんの弾き語りではエルレの曲をたくさんやっていたので、それが聴きたくて細美さんの弾き語りに行ったりしました。
でも、弾き語りもすごく良かったけど、やっぱりそれは細美武士の弾き語りであってELLEGARDENではなくて。
気仙沼でやっているサンマフェスでだけは、地元の高校生バンドをバックに細美さんがエルレの曲を歌うと聞きました。
だから、サンマフェスに行けばバンドセットでエルレの曲を聴ける、っていうのは分かっていたけど、そのためだけにサンマフェスに行こうという気にはなれなかった。
やっぱりそれは、「バンドセットで細美さんがエルレの曲を歌っている」だけであって、エルレではないんだよね。
毎年9月7日には、細美さんがブログでエルレについての記事をあげていました。
ほとんど更新されないブログですが、9月7日は、必ず更新されていた。
ある年のブログに「Supernovaで始まるライブで約束果たす日」っていう言葉が書かれていて、弾き語りなんかでも細美さんが『Supernova』を歌っているのは見たことがなかった。
何年か前にあったYOSHI ROCK FESTIVALで、COWCOWの善しが、突然サプライズでエルレのコピーバンドみたいなのをやり出して、その場で細美さんに『Supernova』を歌ってくれ、と頼んだことがありました。
細美さんと善しとの関係性があったからなのか、その日細美さんは善しに「COWCOWのネタで笑ったらなんでも言うこときく」って約束していたからか、もしかしたらこの頃にはエルレ復活の話が固まりつつあったからなのか、その真相は分からないけど、「この曲はエルレが復活する時に最初に歌うって決めてんのにー!」とか「あーもう!今日のことはみんな忘れて!」とかひとしきりゴネながらも、細美さんは『Supernova』を歌ってくれた。
思いがけないエルレに喜んでダイブしている人もいたけど、泣きだす子もたくさんいた。
私も、どちらかというと後者の心境だった。
もう二度と聴けないものならば、こうして聴ける機会があっただけでもうれしいと思うべきなのかもしれないけど、復活する可能性は限りなく低いとは思っていても、それでも、『Supernova』は、いつの日か、ELLEGARDENが復活するその時に聴きたかった、こんな形では聴きたくなかった、というのが正直な気持ちでした。
その後、善しがブログで「たまたま一番好きな曲がSupernovaで、そういう曲だっていうことを知らなかったから、気を悪くした人がいたらごめんなさい」的なことを書いていたけど、ポッと出の私でさえも、『Supernova』がどういう意味を持つ曲かっていうことくらい分かるし、それは投稿記事がおそろしく少ない細美武士ブログをちょっと覗けばすぐに分かることなのに、そんなことも知らないで軽々しくエルレを語らないでほしいわ!プンプンヽ( )`ε´( )ノなんて、ポッと出の私のくせに、ちょっぴりイラついたりしたものです笑
だから、1曲目の『Supernova』が始まった瞬間、みんながずっと待ち続けていた「Supernovaで始まるライブ」が本当に実現したということがとにかくうれしくて、その時のみんなの歓声が地響きみたいで、私が待った年月は10年よりは短いけれど、それでもやっぱり涙が止まりませんでした。
「ただいま!」っていう細美さんの言葉に、泣き崩れる人多数。
会場の外には、音漏れを聴きにきていた人たちが、一説には1万人いたとか??
Twitterにあがっていた写真を見ると、たしかにそれくらい集まっていたかもしれないと思えるくらいの人、人、人…。
細美さんは、口に指を当ててシーッてやって「子供以外はちょっと黙ってて」って言ってから
「外にいるやつら!聞こえるかー!ケガすんなよー!」って。
その途端、外からも大歓声が聞こえてきました。
外にいた人たちも少しは聞こえてるんだ、って本当にうれしくなりました。
細美さんは「10年経っても全然MC上手くなってねえ」って言ったけど、全然そんなことなくて、相変わらず、グッとくることばっかり言うのよ。
ところどころにええ話を挟みながら、これが聴きたかったー!って曲を挟んでくるから、泣いてばっかりで断片的な記憶しかありません。
当日、割としっかりしたカメラが入ってたから、DVDになるもんだとばっかり思ってたけど、DVDにはしないそう。
中に入りたくても入れなかった人もたくさんいるs、中に入っていた人だって、まるで夢みたいでそれどころじゃなかった人もたくさんいるし、DVDにしてほしいなあ。
そもそもカメラなんて入ってなかったっていうなら物理的に不可能だけど、記録用にしては豪華すぎるカメラが入っていたのだから、なんとかDVDを発売してほしいものですo(;△;)o
10年経ってるんだから当たり前だけど、初めて生で見るELLEGARDENは、これまでにDVDで何十回も見ていたELLEGARDENとは違って、なんだか不思議な感じがしました。
DVDで見ていた、茶髪で線が細くてラグラン着て大学生みたいな顔した細美さんじゃなくて、Tシャツの袖からあふれるくらい筋肉パンパンでタトゥーがっつりの腕と、少し年を重ねた顔をした、見慣れた細美さんがそこにいて、でも、いつもみたいなカーゴパンツに安全靴じゃなくて、短パンとVANSなんて履いちゃったりして。
いつも以上に少年みたいに楽しそうな顔して歌っちゃって。
その横にはウブさんがいて。
中津川SOLAR BUDOKANの時、一瞬だけウブさんのギターで細美さんが歌ったことがあったけど、本当に一瞬だったし、あれはあくまでもほんのちょっとしたサービスだと思っていたし、あの時はエルレが復活するなんて夢にも思っていなかった(2年くらい前から復活に向けて動いていたっていうから、今にして思えば、あの中津川の時にはエルレ復活はもう決まっていたのですね)。
ウブさんの逆側には全く変わっていない笑 高田メタルがいて、細美さんの後ろには当時より断然カッコよくなった高橋さんがいて。
活動休止に至るまでに何があったのか、何がなかったのか、そして、復活までにどんなストーリーがあったのか、知る由もないけれど、「今までで一番幸せな日」って笑う細美さんがいて、メンバーみんな楽しそうで、お客さんもみんな泣き笑いで、これ以上のことはないと思いました。
どの曲も、10年以上前の曲とは思えないくらいに、全く色褪せずにキラキラと輝いていて。
本当に、夢のようでした。
『Lonesome』は、当時エルレを知っていてもたぶん好きにならなかった曲。
ただウェイウェイ騒げればいい、っていうような音楽の聴き方をしなくなった今だからこそ好きになった曲だと思っています。
これ聴いた時、あ、HIATUSっぽいな、って思ったんだよね。
そういえば、MONOEYESが生まれた時、エルレっぽいエルレっぽいって言われてたな。
他人が作ったって、この曲って○○っぽいな、って思うことはあるのだから、ましてや、全く同じ人間が作ってるんだから、多少なりとも「○○っぽさ」っていうのはあると思う。
でもMONOEYESはMONOEYSだし、HIATUSはHIATUSだし、ELLEGARDENはELLEGARDENなんだよな、っていうことを改めて感じたし、どのバンドにもそれぞれの良さがあって、それぞれ大好きだなって思いました(←なんだかんだでただの細美信者!笑)。
『月』の、みんなでしゃがんでからの~ジャンプ!なんて、HIATUSでもMONOEYESでもやったことがなかったこと。
いつだったか、TOSHI-LOWさんが細美さんに「今の若いバンドはすーぐ座って座ってー、はいジャーンプ!とかやりやがって…」って、チャラチャラすんじゃねー的な話をした時に、細美さんが「…オレ昔やってた(●´ω`●)照」とか言ったのに対して、「ウソー!みーちゃんそういうことやっちゃうタイプなのー?(ニヤニヤ)ってTOSHI-LOWさんに茶化されていたことを思い出して、満面の笑顔でジャンプしてしまいました。
ダブルアンコールの『BBQ Riot Song』も、いつも聴いていた弾き語りバージョンよりももっとワクワクして、ワクワクする分切なくて、全然違う良さがありました。
潮風が気持ち良くて、その中に響き渡るSee you sometime on the beach~♪っていう細美さんの歌声が、まさにいまこの状況、この気持ちを表しているようでした。
曲が終わったら、空には大きな花火が何発も!!!
この日は天気も良くてほどほどに風があったからか、澄み切った綺麗な夜空で、そこに花火がとても映えていて、花火に見とれていたら、いつの間にかステージには誰もいなくなっていました。
なんだか本当に夢を見ていたみたいでした。
私が年を取って、記憶が危うくなったら、この日を思い出して、わしゃエレレを見たんかね?って何回も聞くおばあちゃんになりそうだ笑(TOSHI-LOWさんは、エルレのことを、愛を込めて「エレレ」って言うんです)
そのたびに、おばあちゃん、見たでしょ?ほら、これ、その時のリストバンドでしょ?なんて言われたりしてね。
大好きなバンドマンたちの背中を見て、私もあんな風に生きていきたいって思ってボランティアを始めただけなのに、そこで友達ができて、一緒にエルレを見られる日が来るなんて、思ってもみなかったな。
私自身も、私を取り巻く環境も、10年前とは違って、10年前だったら考えてもみなかったような問題にぶち当たっているけれど、もう少しふんばってみるかな。



