私たちの時代は、塾と言えば一斉指導がほとんどだったが、

今は個別指導が流行っている。

鴨居周辺だけでも

森塾

スクールIE

代々木個別

臨海セレクト

CGパーソナル

ザイン?

スタディナビ

Z-net

名学館(なくなったかも)

これだけある

ららぽーとにいけば、ヴィサヴィという個別もある

こんだけあったら迷うわな。

全て個別指導なら何を基準に選べばいいのか?

全く分からない。

そこで、ある個別塾に電話をかけてみた。

私「うちの子は成績がオール1なのですが成績は伸びますか?」

塾「はい。大丈夫ですよ。個別指導は家庭教師的に・・・(5分ほど説明)うんちゃらかんちゃら」

私「本当に成績が上がるんですか?」

塾「はい。成績保証というものが当塾にはございまして・・・・(またさらに5分)」

私「じゃあ、成績が伸びることを保証していただけるんですね」

塾「いえ。そういうことではなく、万が一、成績が伸びなかったら返金するシステムでして・・・」

ってなやりとり。


今は関わっていないのだが、昔、教育系のコンサルの方と話したとき

最近、塾業界では「無料」と「返金」が流行していると聞いた。

たとえば、「4月授業料 全額無料」や「入塾金 無料」

また、先ほどの成績保証からの「全額返金」「授業料返金」などだ

うちに入っていた新聞の折り込みチラシで見ても、たしかに成績保証や無料授業などの謳いが多い




このご時世、確かに無料や返金という言葉は嬉しいものだ。

しかし教育の中にあって無料や返金という言葉のオンパレードはいかがなものかと思う



私は元教育者として、成績向上の難しさを取り上げたい。

成績はそんな簡単にのびるものではない。

塾という場がきっかけになり、伸びることを体感できる人もいることだろう。

しかし、塾に依存しきる今のこどもたちの姿は、自ら学ぼうとする姿ではなく、

言われたことをただ進めて結果を伸ばしているにすぎないロボットのようなものと感じてしまう。


先ほど電話をかけた塾にも言いたい。

なぜ、子どもを見ずして成績を伸ばすことに「大丈夫ですよ」と言えるのか?

私は疑問でならない。



私の生まれ育った町、鴨居に、本当の教育に燃えた学習塾が存在することを祈るばかりだ。


わたしは鴨居に生まれ、鴨居に育った

いま、うちの姪っ子が中学生になり、塾を探し始めた

むかし、塾講師そして教師をしていた経験があるので、姪に

「おじさんが教えてあげようか?」って尋ねると

即答で

「ううん。塾にいくからいい。」

と断られた。

なんだか寂しくつらかった。

そして、それと同時に、塾への嫉妬が生まれた

本当に今の塾はいいのだろうか?

私は疑問だ。

きっと子を持つ親も、どの塾をえらんだらいいか分からないこと多いのではないか?

私は客観的にこの鴨居の地の塾を徹底的にしらべてみたいと思う。