東海道線で帰宅途中です。

雪予報が出てますね、かなりがっつりと。

ただ今、車内アナウンスで、

明日の午前中の湘南新宿ラインは運休決定だそうです。

東海道線と横須賀線も通常の70%に間引きして運行するらしいです。

さすが、首都圏のJRは用意のいいことで、こうじゃないと回せないんだろうなあ、大量の客の流れを。



昼までお休みになるの希望♪o(^-^)o
3日ぶりのログインです。

今朝はちょっとかなり寒かった。

家を出たとたんにまだらグレーの空がず~ん、

ボトムスを突き抜ける風がヒュー。

風上にビジネスバッグを立てて通勤しました。


こういう日にはホットワインかなあ。
久しく放置しているからアクセスがほとんどない(^_^;)。

書かなきゃ。

でも今日は飲みながら選挙みるの。

わくわく。
ノロウイルス、秋までの観測データからすると来月末ごろから爆発する可能性が高そうですね。

あれ、しんどいよねえ、2回やられました。

4年前の年末と、1年前の正月に。


そうなんですよね、3年ぐらいで免疫が消えるので、何度でも感染しちゃうんです。

でも、今年はたぶん大丈夫。(V)o¥o(V)


いや、わざわざ汚染されているものを食べたいとは思いませんけど。

だってあれ、きついもんねえ。

胃がわしづかみにされてる感じの痛みと吐き気が一日続きました。


あ、でも、2回目は少し楽だったな。

じゃあ、3回目は大したことないかな♪

↑ ↑
一応、医者です。
今夜は徹夜・・・は無理だから細切れ睡眠。

なかなかスケジュール厳しいです。
無用の用


人は目に見えるもの、形のあるもの、中身の詰まっているものを、大事にするけれど、

本当に大事なものは、目に見えない空っぽの方なんだよ。

空だって、空気だって、人の心だって、みんなそう。

目に見えない。

これを「無用の用」というのだよ。


「超訳」老子 心が安らぐ150の言葉 から



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中野東禅という方が書かれた「心が大きくなる座禅のすすめ」という本があります。

その中に湯船に浸かって座禅をするという方法が紹介されていました。

図解入りで紹介されているのはお風呂用の椅子を湯船に沈めてその上に座って半身浴状態で、というものでしたが、あの椅子を湯船に沈めるのにはなんか抵抗があって(洗えよ毎日^^;)、それはパス。

でも、湯船で正座するというのも書いてありました。

身体が軽いから足も痺れないそうです。


・・・やってみれば確かに悪くはない。

それで、丹田呼吸をしてみました。


丹田とは下腹のことで、おへそから自分の指4本ぐらい下のあたりになります。

ここに意識を集中します。

背筋を伸ばして、まずは腹筋をリラックスさせます。

(背骨と背筋で支える、天井から頭がつられているような感じ、と言いますね)


そしたら、10秒かけて下腹をへこませるようにして息を吐き出します。

これは10秒かけてゆっくり吐き切ることが大事です。

(時計じゃなくて口に出してゆっくり、あるいは心の中で10数えるのでいいですから)

吐き切ったら、2,3秒で息を吸います。


大体1分間に4回程度の呼吸になります。

この時には最初は丹田に意識を集中しますが、慣れてくると無意識に呼吸法を繰り返すようになれるそうます。


呼吸をゆっくり繰り返していると、頭の中にいろんなことが浮かんできますが、それには意識を集中しないで、電車の中から風景を眺めるように流してください。

その思いにとらわれないことが大事です。

(これはお風呂座禅ではない普通の座禅をしているときと同じ、ということです。)


まあ、だまされたと思ってやってみてください、なんかすっきりしますよ。



産婦人科医師のかもされ日記-SN3S0205.jpg

今年は残暑が長かったせいか、コスモスは例年より花の数が少なかったけど、花びらは大きい気がします。

秋の冷たい空気を楽しむように、電車の風圧にもゆったりと揺れてます。

大器晩成?


あと二週間もすれば
例年なら散り始める頃ですが、今年は長く持ちそうな感じがします。期待しつつ歩いてます。


薄紅の会釈かの日の秋の色

パニック障害について「パニック障害と妊娠」と題して前の記事で書いたら、アクセスが多かったので補足事項を書いてみることにします。

特に前の記事の三番目、パニック障害を改善するのに、薬ではなくて食事がこれを改善するという情報についてですね。

どうして食事で治るのか?

それについて考えてみます。



パニック障害の症状はどんなものでしょうか?

急に動悸がして、冷たい汗がたくさんではないけれども止まることなく出て、不安感や不快感が訪れて、冷静ではいられなくなります。

ときには気分が攻撃的になったり、興奮したりします(あるいはそれを避けるためにものすごく他人に逢いたくなくなります)。

そういう状態が電車の中や街中の雑踏を歩いているとき、職場で仕事しているとき、あるいはレストランで友達としゃべっているときに訪れると、どうしたらいいかわかりませんよね。

少なくとも、その場から逃げだしたくてしょうがなくなりますよね。

そうしているうちにさらに動悸が増してきて、ますます感情がコントロールできなくなり、過呼吸に至ることもあるし、そうならなくても逆にしんどくて朦朧としてくることもあります。

それと同時に、自分はどうなってしまうのだろうという恐怖が渦巻き、死を考えることもあります。



実はこのようなパニック障害の症状と非常によく似た症状を呈する病気があります。

血糖調節機能障害の人や、1型糖尿病の人に訪れることのある低血糖症状です。

脳は適切に機能するために適切な量の糖質を必要とします。

インスリンやグルカゴンという血糖値を調節するホルモンの作用が乱れたり、糖尿病の人が間違ってインスリンを打ちすぎたりすると、血糖値が必要とされている数値よりも低くなります。

このときに現れる低血糖症状はどんなものでしょうか?


1.空腹感を感じることが多いです。なにか不安感を伴う空腹感で甘いものが食べたくなります、食べるととりあえず落ち着きます。

2.ものごとに反応するスピードが遅くなります。
 たとえば、バッグから財布を落としそうになって、いつもであれば落ちる途中で止めることができるのに、それを拾おうとする反射がとろくて間に合わなかったりします。

3.興奮しやすくなります。気分が不快で、なんてことないことに腹が立ちます。他人ががやがやしゃべっているところにいるのがいやでたまらなくなります。

4.動悸と眼のかすみを自覚します。(自覚していてもそれが異常な状態だと認識できないこともあります)ドキドキして、目の前の光景が暗くなったり、良く見えなくなったりします。

5.疲労感、不安、混乱、怒り、そしてパニックをおこします。

また、女性の糖尿病患者の場合、生理直前から生理の始まるころにかけてしばしば低血糖症状を起こしやすいことも知られています。



どうでしょうか、パニック障害とよく似ていませんか?

あなたのパニック障害が上述の低血糖症状とよく似ていると思われる場合、食事内容を考えなおすことで、薬を飲まなくても改善する可能性があります。

どんな食事がお勧めなのかと言えば、糖質を食べない食事です。

おやつでも甘いものを食べない食事です。


なんだか書いてることが逆行するみたいですが、実は糖質の摂りすぎが低血糖とパニック障害を引き起こしている可能性があるのです。

詳しいことはこの本をお勧めします。


【送料無料】脳から「うつ」が消える食事 [ 溝口徹 ]


内容についてはまた別の記事で書いてみますが、自分で一読されることをお勧めします。
パニック障害をお持ちの方から9月末にご相談をいただいていました。

現在治療のために服薬中であり、その状態で二人目の子供を作ることに躊躇している。
どうしたらいいだろうか、ということでした。
服薬されているのはデパスとワイパックスということです。

メッセージが来るとは思っていなくて、気づきませんでした、すみません。


最終的にどうするかは自分で決めるしかないのですが、いくつかの情報を提示します。


1.副作用の出る確率はかなり低い

何も薬を服用されていない場合でも、口蓋裂や口唇裂はある程度の頻度で発生します。
胎児は発生過程で左右対称に平べったく育ったものが筒のように丸くなってつながって形ができます。
口元は何種類かの細胞が移動してきて組み合わさって形成されるのですが、その一部は神経細胞の一種の神経堤細胞に由来します。
その神経堤細胞の増殖・あるいは移動が不足すると口蓋裂や口唇裂が発生します。

ワイパックスなどのジアゼパム系の副作用として報告されている口蓋裂や口唇裂が増えるという現象は、ワイパックスなどが神経堤細胞の増殖と移動に影響することによるものでしょう。

デパス、あるいはワイパックス系の薬剤を飲んでいて妊娠して、出産まで進まれた方を何人も知っています。
私が知っている範囲では赤ちゃんの成長に問題があったケースはありませんでした。
報告されている、口蓋裂や口唇裂が増えるという頻度も大きなものではありません。

おそらく、ですが、もともと神経堤細胞の数がぎりぎり足りる程度であるような遺伝的素因を持っていた赤ちゃんがジアゼパムなどにさらされると、足りなくなり、そのケースが増えるのだと思います。
もしも血縁関係者に生まれつき何らかの奇形をお持ちの方や、口蓋裂や口唇裂の方がいらっしゃれば危険度は高くなります。
また、神経堤細胞は口元以外にも心臓の弁膜部分や脊椎の椎間板や消化管の神経細胞、表皮の色素細胞など複数の器官になる細胞でもあるので、そのような機関に生まれつき問題をお持ちの方が血縁関係者にいらっしゃる場合にも危険度は高くなるでしょう。

ですが、血縁関係にそのような素因が見当たらなければ、ほとんどの赤ちゃんでは副作用は出にくいと思います。
(薬を飲んだ飲まないに関係なく、ある確率で奇形は発生しますから、それは避けられません。)


2.口蓋裂や口唇裂の影響が出る期間は短期間

妊娠4週0日から妊娠14週0日にかけての妊娠初期、特に妊娠6週日から12週0日にかけては赤ちゃんの身体がどんどん形作られる時期なので、この時期に服用を避ければ、薬剤による奇形の心配はないと考えていただいて大丈夫です。
(薬を飲んだ飲まないに関係なく、ある確率で奇形は発生しますから、それは避けられません。)(期間訂正しました。)


3.薬をやめる治療スタイルもある

パニック障害の治療方法としてアメリカでは糖質制限も選択肢のひとつです。
糖質摂取を極力控えると、食餌の前後で血糖値の変動がなくなります。
食後血糖の乱高下がなくなると、パニック障害が非常に起こりにくくなるそうです。

糖質制限食を試してみて、徐々に服薬を減らしていくということを試してみられてはいかがでしょうか?

詳しい話は溝口徹先生の本や、サイトなどご覧になってみてください。
http://orthomolecule.jugem.jp/
溝口先生の本を読むと、糖質制限だけでなく、いくつかのサプリメントの補給も効果がある可能性が示されています。


ということで、私からの提案は、食事内容とサプリメントの工夫で、内服治療をやめることができないか試してみてはどうか、というものです。

ただし、私は個人的にはそういう方の治療にかかわった経験がありません。

ですから、溝口先生の本やサイトを読み、そういう食事療法を実践されているクリニックに相談することをお勧めします。