今日はロザリオの祈り
光の神秘
第二の黙想 カナの婚礼より
イエズス様とマリア様はカナの結婚式に参加されました。
もっとも楽しい食事の途中でぶどう酒が不足しはじめたとき、マリア様はこの状態を助けてあげたいと思い、イエズス様に願いが聞き届けられることを確信して、
「息子よ、彼等には、もうぶどう酒がありません」と言いました。
イエズス様は
「奇跡を行うためには、まだ私のときは来ていません」と答えましたが、
マリア様はイエズス様がご自分が願ったことを拒否なさらないとご存じだったので、食卓に仕えていた人たちに
「息子があなたたちに言う通りにしてください。そうすれば願うことを得るでしょう。むしろそれよりも、もっと豊かに得るでしょう」
と声をかけました。
宴会係の人たちはイエズス様が言ったことをそのまま行い、かめを水で満たして、それをテーブルに持って行きました。
イエズス様がそれを祝福されると、それは美味しいぶどう酒に変化しました。
この出来事により、イエズス様はマリア様を最初の奇跡の女王になされました。イエズス様は最初の奇跡において、マリア様の祈りをお望みになられたのです。
イエズス様はこの事実を通して、「もし恵みや奇跡を望むなら、私の母のところに行きなさい。私は、私の母が願うことなら、決して何も拒否することはないでしょう」とおっしゃっりたかったのです。
マリア様に身を寄せてマリア様にイエズス様にお願いしてくださいと願うことは、イエズス様のお心を動かす近道だと思います。
私達が良い人間になりたいなら、イエズス様のお望みをおこないましょう。イエズス様のみ言葉から遠ざからないなら、私達はイエズス様に似た者になり、イエズス様の聖性が私達の力のうちに存在できるようになるでしょう。
度々聖書を読み返して反省しましょう。
祈りながらも、イエズス様のみ言葉を行わない人は神様の恵みを頂くことが出来ません。
マリア様は私達の母、また女王様として私達に必要なすべての恵み、助け、聖性を私達のために準備してくださっています。
マリア様が私達のために抱いておられる大きな愛について、感謝しましょう。
神聖なる母マリア様、イエズス様とあなたのお言葉が私の心の中に下り、神のみ旨によって生きるというお恵みを与えてください。
アーメン