'06年、UKで最も売れたアルバムとシングルのトップ10を紹介しよう。アルバム・チャートは日本の洋楽シーンからはちょっと想像しがたい結果かもしれない。

4枚目にして英国民バンドの地位を手に入れたスノウ・パトロールの『Eyes Open』がトップ、そしてUK史上最大のアイドル、テイク・ザットと続いた。最速セールスの記録を作ったアークティック・モンキーズのデビュー・アルバム『Whatever People Say I Am, Thats' What I'm Not』は、シザー・シスターズの2ndに破れた。

またリリース後チャートの1位を飾ることはなかったものの、オアシスのベスト盤『Stop The Clocks』、ピンクの『I'm Not Dead』は、総合売り上げが好調でトップ10に入った。

2006年英国で最も売れたアルバム・トップ10は以下の通り。

1.スノウ・パトロール『Eyes Open』 1,514,554枚
2.テイク・ザット『Beautiful World』 1,144,521枚
3.シザー・シスターズ『Ta-Dah』 1,127,332枚
4.アークティック・モンキーズ『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』 1,112,000枚
5.ザ・クークス『Inside In/ Inside Out』 1,102,000枚
6.レイザーライト『Razorlight』 1,076,968枚
7.オアシス『Stop The Clocks』 909,161枚
8.ウエストライフ『The Love Album』 901,643枚
9.ピンク『I'm Not Dead』 854,391枚
10.ジェームス・モリソン『Undiscovered』 847,135枚

続いてシングルは、ナールズ・バークレイのデビュー・シングル「Crazy」がぶっちぎりのNo.1。オーディション番組『X Factor』の優勝者リオナ・ルイスのデビュー・シングルは、暮れも押し迫った12月20日にリリースされたというものの、2位と大健闘した。

2006年英国で最も売れたシングル・トップ10は――

1.ナールズ・バークレイ「Crazy」 820,053枚
2.リオナ・ルイス「A Moment Like This」 700,069枚
3.シャキーラ「Hips Don't Lie」 495,000枚
4.シザー・シスターズ「I Don't Feel Like Dancin」 353,733枚
5.サンディ・トム「I Wish I Was A Punk Rocker」 325,600枚
6.インファーナル「From Paris To Berlin」 308,000枚
7.ネリー・ファータド「Maneater」 296,000枚
8.テイク・ザット「Patience」 282,423枚
9.リアーナ「SOS」 243,000枚
10.ジャスティン・ティンバーレイク「SexyBack」 241,250枚


確かに日本の洋楽シーンと実際に現地でヒットしている音楽はかなり違うみたいです。


アルバムの方で言えば、スノウ・パトロール、クークス、レイザーライトは日本とイギリスではかなり人気の差があるようで。

日本では大して売れなかったし、そもそもそこまでプロモーションもかけられていなかったと思います。

だから知らない人だって大勢いると思う。

この差は何なのでしょう。

レーベルでプロモーションに差があるとかなのかな。

アークティックシザーシスターズは日本でもかなりプロモーションがかけられれいて、だいぶ売れたと思います

アークティックとか普通にランキングに入ってたもんね。

何にしろ、アーティストによってイギリスと日本で温度差がかなりあるのはなんか寂しいですよね。

できれば現地の温度のまま日本に届いて欲しいと思います。


あと、気になったのが2位のテイク・ザットって方々。

UK史上最大のアイドルと聞いて興味をそそられないはずがありません。

調べてみました。


い
彼らです。アイドルって言っても男なのね…。

自分は全く知らなかったのですが、かつて90年代に「プレイ」「エヴリシング・チェンジズ」などのヒット曲を放った、イギリス出身の5人組スーパー・アイドル・グループなんだそうです。

96年に解散し、以降はメンバーそれぞれがソロ活動に取り組んでいたが、この度グループの再結成が決定し、新作アルバム『ビューティフル・ワールド』が制作されたんだとか(残念ながら1人は復活せず)。。

当初はツアーが終われば解散だったところが、連日超満員でアルバムもUKチャート1位を獲得したもんだから、完全復活したとかなんとか。

なるほど。


一応ね、イギリスとの温度差をなくすためにこんな情報を頭に入れておくのもいいんじゃないでしょうかって事で一応ね。



じゃ次はシングル~。

なんと聞いたのはナールズ・バークレイシザー・シスターズだけ。

あとは聞いたこと無いし、ジャンルが違うじゃない。

なんでシングルはこんなにR&BとかPOPばっかなのだろう。

一応、自分はCD屋でバイトしてるからジャンルが違くてもアーティスト名とか知っているんです。


でも、オーディション番組『X Factor』の優勝者リオナ・ルイスってのが気になるじゃない。

聞いた事ないもの。

だから調べてみました。


g
彼女です。

そもそも「X Factor」とは、鳴り物入りで始まったITVのオーディション番組で、世界中に飛び火したアイドル・オーディション番組の元祖、「POP IDOL」を作成した同局が再度世に放つ、「スター誕生」「ホリプロスカウトキャラバン」的な番組なんですって。

彼女は、誰もが納得するポテンシャルを持った歌姫で、デビューシングル、A Moment Like Thisは、イギリスでは約58万枚を売り上げて、1週間のセールスとしては歴代4位の記録を打ち立てかとか。UKのマライア・キャリー、アリシア・キーズとまで言われているとかなんとか。

日本デビューはまだみたいです。

そんなんどうだっていいか。


なんかイギリスのアイドル事情についてのブログみたいになっちゃったじゃない。

違うからね。あくまでイギリスとの温度差を埋めるための情報を紹介しただけであってね。一応なんです。


でも、こういうのもおもしろい。



bloc



新譜出ました。

「A Weekend In The City」1/24発売です。


結構楽しみでした。

1stが出た時は(あれは2005年でしょうか)、あ、これは来たな、と。

思いましたよね。

当時から人気を博していたポスト・パンクの音にもうそろそろ聞き飽きている時に、彼らの音は完全に抜きん出ていた。

大体、彼らはポストパンクにくくっちゃいけないよ。

なんかもう最近は腹が立つほどポストパンクって言われるバンドは同じ様な音しか出さないけど、彼らの音は完全にオリジナリティがある。

オケレケさんの歌い方や、ギターのリフや絡み方。そしてメロディ。

かっこいい音楽を教えてっていうロック初心者にブロックパーティーを勧めると必ず気に入る。

やっぱり、初めて聞いた時から、彼らの音楽って単純にかっこいいと思ってしまう。しかも万人にうける。

彼らはその「かっこよさ」ってかなり意識しているんだと思う。

だから、今回も必ずかっこいいのを届けてくれるのだろうと期待していました。


さて。

それで「A Weekend In The City」を聞きました。

うむ。かっこいいではないか。

1stよりもスマートなかっこよさになっていると思います。

1stの方がドンタカドンタカやっている印象(1,2,3曲目の印象が強いからかな)。

2ndはドンタカというよりはスマートに盛り上がるかっこよさって感じ。ドラムの手数が少なくなったのかな。

相変わらずギターのキレはあります。

ただ、1stの第一印象は全体的に音が薄いって事だったんだけど(自分はそういうの大好き)、2ndは結構音が厚い

とりあえず2,4曲目はかっこいいね。

まだ全部聞いてナイから後半にいいのがあるかも。

でもやっぱ、1stって初めて聞いた衝撃がプラスされるから、なかなか期待された2ndが1stを抜くって難しいいんだなあ。



彼らのライブにも行ったことがあります。

一昨年に来日した時に渋谷のどっかで見ました。

かっこよかったよ~。

ギターの髪型まねしたくなりました。終始ギターの音量は控えめでしたが。

ドラムは脱ぎだすし。

そいやバンプのギターの方が見に来てました。

なんかうれしいよね。

あ、こういうの聞くんだ…っていう。話しかけませんでしたが。

というか誰も気づいてなかった。



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strokes


映画「マリーアントワネット」にストロークスの「What Ever Happened?」が使われている事を記念して彼らの記事を書こうと思います。


今や、ストロークスはかなりの人気者ですよね。

06年のフジロックで彼らを見ましたが、もはやアイドルですよ。アイドル

オナゴ共がみんなしてキャーキャー前の方でうるさいからそれと反比例して自分のテンションが下がるのを感じていました。

そんで最後にジュリアンがなんて言ったかって「僕をスーパースターのような気分にさせてくれてありがとう。」だって!!

きっと彼はなめているんですわ日本を。

極東の猿共がわめいているとでも思っていたのではないだろうか。


おう…かなり否定的な意見を言ってしまった…。

いやあね、自分は本当にひねくれ者で、なんかこう人気が出だすと嫌になるというか。おまえら調子に乗っているんじゃないかと…。

嫉妬しているんですかね。

なんかもう怒られそうですね、おまえは嫉妬できるような立場ではないと…。


しかしね、しかしだ。

そんな感情を抱きながらも、一度聞いてしまうと体が勝手にノリノリになってしまうのがストロークスなんです。

ほんと無理なく聞けるというか。

この感覚に陥るのが、ストロークスカサビアン

彼らは、どんなに人気が出て俺様の感情を逆なでしやがっても(おっと取り乱した…)、一度聞いてしまえば体が勝手に反応してしまうのだ。

それほどきっと自分の体にフィットしているんだと思う。


世の評価だと1stの「Is This It」が一番良いみたいですが、きっとそれは初めて聞いた衝撃とかがプラスされているだけで、自分はもっぱら2ndの「Room On Fire」が良いと思う。

だいたい1stはずるいもの。あの音の荒々しさとか荒削りな感じが確かにそそるのはわかるけど、アルバムの完成度で言ったら2ndであることは間違いなし。

特に2曲目の「Reptilia」はおそらく世界で3番目くらいにかっこいい曲だと思います。はい。

3rdは自分の中で残念な結果で終わったけど、それもかなり期待していたからであって、やっぱりふつうにかっこいいと思う。


おまえに言われなくてもわかってるわ!って言われそうだからこの辺にしておきます。    



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battles

バトルスが好きです。

たぶん自分が今一番アルバムを心待ちにしているバンドがこのバトルス。


彼らもポストロック というジャンルに位置づけされるバンドです。

しかし、彼らはポストプロダクションに傾倒せず、何より生音でとんでもない事をやらかすバンドだ。

そもそも、メンバー全員のキャリアが超一流。

ドン・キャバレロのIan Williamsをはじめとして、元ヘルメットで現トマホークのJohn Stanierなどで、つまり技術の面では全員が申し分ない。

それを、裏付けるのが彼らのライブである。

まず、ドラム。

ステージの真ん中に鎮座し、クラッシュシンバルが異様に高い位置にセッティングされている(吉川晃司がキックするくらいの高さ)。そのドラムセットで、複雑なリズムをこれでもかと言うくらいに延々と正確に刻み続ける姿は本当に強烈である。

かなりアタック感の強いドラムであり、スネアの音を聞いているだけでスカッとする。そして、クラッシュシンバルが叩かれるとやったぞ~と叫びたくなる。


そして、残り3人は何をしているかというと、一応パートは分担されているものの、エレクトロニクスやヒューマンビートボックスやベース、そしてギターを兼任し、絶えずせかせかと動いているのだ。

少しギターを弾いたかと思うと、そのギターを背負い込み、エレクトロニクスな機械をいじくりまわしている姿を見ると、もうぞくぞくする。


じゃあ具体的にどんな音楽かというと、「ミニマル×ハードコア」という表現がまさにピッタリだと思う。

徹底的にミニマルでメカニカルでありながら、うちに秘めたハードコアが爆発寸前というような音を出す。


とりあえずこれ を見てくれ。

絶対にかっこいいから。もう必ず。それはもう後悔させないから。



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good

デーモンアルバーンと聞いて、ピンと来る人はおそらくBlurを知っている人なんだと思う。

Gorillazは世界的な大ヒットを成し遂げたが、Blurを知らない人間はいくらGorillazを聞きこんでも、デーモンの名にピンとは来ないのだと思う。


そう、デーモンアルバーンとは、91年にデビューし当時のブリットポップの中心的存在であったBlurのヴォーカリストであり、また、2001年にデビューしたアニメキャラクターによる架空のユニットGorillazのプロデューサー(一応、ゲストミュージシャンという体裁をとっている)でもある。

そして先日、デーモンによる新プロジェクトであるThe Good,The Bad and The Queenというバンドのデビューアルバムが発売された。


自分は、Blurをリアルタイムで聞いていたわけではないので(わたくしは22歳です)、その頃の人気ぶりをよく知っているわけではないけど、オアシスと比較され、というかオアシスと対立関係にあったみたいですね。

オアシスは、ポップかロックかって言ったらまあロックなんだと思うんだけど、ブラーはほんとポップ(特に初期)。

自分はポップな音楽をつくる人間には、天才的な才能は備わっていないと勝手に決め付けてしまうところがありまして、Blurもしかりだと。というか、Blurなんてたいして聞いた事ありませんでした。


そこに、Gorillazが登場する。

デーモンはどこにこんな才能を秘めていたのだろう。

そもそも、Gorillazってジャンルで分けると何?

ヒップホップだと言う人もいれば、ロックだとか、ブレイクビーツだとか。つまり、よくわからんのです。

Blurの頃はあんなにもわかりやすい音を出していたのに、ジャンルでは分けられないような才能に満ちた音を引っさげて帰って来た。自分の中のデーモン株は一気に上昇し、ストップ高状態です。


そして今回のThe Good,The Bad and The Queen。

まず、メンバーがすごい。クラッシュのポール・シムノンを迎え、その他にも元the verveのギタリスト=サイモン・トン、そしてFela Kuti & Afrika '70のドラマー=トニー・アレン(この辺はよく知らん)!

音も、ダブやらレゲエやらパンク、ブリットポップ、60年代ぽい音など、なんかもう宝庫です。宝石箱です。

またもや、有り余る才能を見せ付けてくれたデーモン・アルバート。


今後も彼の活動に目が離せないでしょう。



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cooper The Cooper Temple Clause


クーパーの3rdアルバムが出ました。


彼らの知名度ってどうなんですか?

あんまりないような気がします。もっと売れていいんじゃないかと思うんですが。

私の思い違いでしょうか。


まあ、記事を書いたもののまだ新譜は聞いていないので、聞いたら追って報告したいと思います。

でも、ライブでやってた新曲は相当カッコよかったから期待していいと思う。

そうそう、私は、06年のフジロックでクーパーを初めて見ました。

彼らは前夜祭にも出演したんですが、見た人いますか?

それはそれはすごい盛り上がりを見せました。前夜祭のクーパーをベストアクトに選ぶ人もいるくらいです。

Panzer Attackをこれぞライブバージョンと言わんばかりのアレンジで楽しませてくれたのです。


そして一日目のクーパーの本番のライブも見させていただきました。

前夜祭は暗かったし、後ろの方だったのであまり見えなかったのですが、今度はよく見える!

いやあかっこいいんだわ彼ら。イケメンよ。イケてるメンズのバンドなんだわ。

それはそれはテンション上がりました。イエ~イクーパー最高!クーパー!!

しかし、その時……。

ん…?

あれ…、ヴォーカルのイケメン…。

腹がポッコリ出てる…。

ぴっちりとしたそれはかっこいい赤いシャツを着ていらっしゃるのに…ポッコリおなかじゃないかあ!!

なんかそれは、ずっと憧れ続けていたクラスのアイドルの子の前歯に青のりがついているのを目撃してしまった時の気持ちによく似ていると思う。

残念な気持ちになりました。


まあいいかそんな事。

音はかっこいいからさ。



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uu

最近、ここにきてマッシヴアタックにはまりだした。

そこそこには聞いていたけど、まあ「ネクラなダンスミュージック」ぐらいにしか思ってなかった。


しかしね、やつらはちがうよ。

ネクラじゃない。

アダルトだね。


彼らの音楽は、とても低空飛行なのだ。

飛び立っても、かなり低い高度を保ったまま、延々と飛び続けるセスナ機ってところです。

美しい高層ビルの夜景を掻い潜りながら、静かに、しかしアクロバットに飛び続けるセスナ機。

そんなアダルトな雰囲気を醸し出している。



特にアルバム「MEZZANINE」なんてもはや捨て曲なしの勢い。

特に、2曲目「Risingson」、9曲目「Mezzanine」なんて3日連続で聞き続けて、やっと聞き飽きるくらいにいい(わかりにくい表現かもしれない)。


アルバム「Blue Lines」も91年の作品とは思えない。

最近の作品と比べても、全然聞き劣りしない。


06年のサマソニが私の初生マッシヴでしたが、彼らは私をどこまでもトランスフォームド状態に突き上げてくれました。

また、彼らはポリティカルなメッセージとかを含んでいるようですね。

どんな歌詞なのかよく知りませんが、政治的なメッセージを映し出したスクリーンによるライブパフォーマンスが有名です。たぶん。自分が見た時はそうでした。

彼らのアダルトな感じは、曲調にも現れていますが、そのインテリジェンスな雰囲気からも感じることができるのだと思います。


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u Tortoise

トータスというバンドをご存知だろうか。

近年注目されているポストロックというジャンルを代表するバンドである。


ポストロックというジャンルを定義づけるのは大変難しいが(どんなジャンルであれ定義づけるのは難しい…)、

①インストが一般的であり、

②難解なコードや構成が多く、

③ポストプロダクション(録音後の様々な編集)に重点を置く(従ってエレクトニクス色が強くなる傾向がある)

ものがポストロックである(と思う…)。

ポストロックの代表的なバンドとしては、彼らの他に、Battles、65daysofstatics、Mogwai、Hellaなど。


このポストロックという言葉に最もふさわしい音楽を奏でているのがトータスというバンドである。

むしろ彼らがポストロックの生みの親と言っても過言ではないらしい。


ぜひ、一度聞いてみてほしい(YouTube )。


トータスのサウンドは、パンク、ジャズ、プログレッシヴ・ロック、ミニマル音楽、電子音楽、ハウス、テクノ、映画のサウンドトラック等々といった音楽的要素が複雑な形で混交している。しかし彼らに一番深く根ざしているものは、明らかに「ロック」と「パンク」のものであり、そのことが多様な音楽スタイルの折衷に、おおらかさと過激さを与えることになっている。(一部引用


何が言いたいかって、様々なジャンルの音楽を聞かれる方々から愛されるバンドであると思う。


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steve Steve Reich (1936~)

スティーブ・ライヒという人物をご存知だろうか?

彼は、ミニマルミュージックという音楽のジャンルを代表するアメリカの作曲家である。


ミニマルミュージックとは、単純で短い音楽のフレーズを延々と反復して展開する音楽であり、しかも曲として成り立つ最低限度に近いほど展開は少ない。単純なフレーズの微細な変化を聞き取るのが目的であり、その微細な変化によって徐々に展開していく曲を楽しむ音楽のジャンルである。

単純なフレーズの反復と、その徐々な展開は、圧倒的な存在感でそこに佇み、しかしゆっくりと時間を感じながら刻々と変化する雄大な自然を思わせる事がある。

このジャンルの代表的な作曲家は、彼の他に、テリー・ライリー(米)、ブライアン・イーノ(英)、日本では久石譲があげられることもある。


さて、スティーブ・ライヒという人物はそんなミニマルミュージックシーンの中で1960年代から活躍し、数多くの作品を生み出してきた。サンプリングや、微妙なテンポのズレ、素人にはなかなか理解できないコードやリズムの音楽理論を用いた技法など、新しいアイディアを組み込んだ楽曲によって支持されている。

しかし、彼の音楽の素晴らしい点は、そのように複雑に構成されていても、壮大で緩やかな変化が自然と体の中に染み込み、癒しに近い感覚を与えてくれるところである。


このような音楽を聞いた事のない方であっても、数秒か数分の間集中して聞いてみればふと彼の音楽に入り込んでしまうのではないだろうか。




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