こんにちは。海月餅です。たいあっぷに関してのブログを再度強化してお届けしたいと思います!
今回は五名の方にインタビューをしたのが大きな変化だと思います。
私だけの意見ではなく、いろんな方の意見も聞いてみて、たいあっぷってどういうサイトなのか考えていただく機会になればいいと思っています。
【目次】
1.たいあっぷとは?
2.たいあっぷをつかってみて
3.たいあっぷを使っている方のインタビュー
4.まとめ
【たいあっぷとは?】
絵師さんと物書きさんを繋ぐ小説投稿サイトとなっております。
九月にも新しいコンテストが開かれるそうですが、オープニングコンテストも無事終わり、書籍化に向けて動いているサイトになります。
★流れ
1.小説を書く
2.絵師さんに声をかける
3.マッチングしたら一緒に創作する
4.コンテストに出したい人は条件を満たす
5.コンテスト結果や続きを買いたい、レビュー数に応じて、二巻目を出せる
★注意点
一巻目は誰でも作ることが可能ですが、二巻目に関しては、続きを書いたいやレビュー数、コンテストで賞を取るなどの条件があります。
(コンテストで賞をとったら確実に二巻目を電子書籍として販売できますが、それ以外のことはたいあっぷの方では明示されておりません)
★一巻目発行に関しての条件
1.小説の文字数45000文字以上
2.あらすじ記入済み
3.表紙作成済み
4.口絵作成済み
5.挿絵最低三枚
以上の五点が必要となります。
【たいあっぷを使ってみて】
たいあっぷを使ってみての感想は、やっぱり絵師さんとタッグを組んでからの話し合いが本当に大変でした。
自分の中で明確なキャラクターのイメージがないと、絵師さんに全部丸投げになります。
そのため、自分の中である程度キャラクターデザインができていると、絵師さんとの話し合いの際にとても楽だと思います。
また、何日までに何を仕上げるといったこともあらかじめ決めておいた方がいいと思います。
たいあっぷにはチャット機能というものがありますが、たいあっぷのメンテナンスが入ると使えなくなります。
私は最終的に外部ツールを用いて、絵師さんと連絡をとっていました。
オープニングコンテストにも参加させていただきました。
オープニングコンテストでは、約200作品の中から、入賞できるのはほんの一握りといった状況で、私は落選しましたが、いい経験になったと思います。
コンテストに参加される場合は、宣伝がとても大事だと身をもって感じたので、コンテストに参加される方は宣伝を頑張ってください。
宣伝の際にPVを作ってみました。他にもPVを作って宣伝している人が多かったので、たいあっぷではPVを作って宣伝する方法が人気なのかもしれません。
【たいあっぷを使っている方のインタビュー】
今回、ブログを作成するにあたり、五名の方に取材をしました。
取材を受けてくださり、本当にありがとうございます。
この場を持ってお礼させてください。
★お名前一覧
・今岡英二さん(物書きさん)
・ちゅるぎさん(物書きさん)
・狗五彩さん(絵師さん)
・猫田宵弛さん(絵師さん)
・夜見ベルノさん(読者さん)
以上、五名の方に取材をしました。
以降はQ&A方式でお答えいただいたことを載せていきます。
是非、こちらを参考にして、今後たいあっぷを使おうかどうか、考えてみてください。
【今岡英二さん】
Qたいあっぷをはじめようと思ったきっかけは?
Aたいあっぷのことは以前から把握していましたが、当初はコンテスト期間が短いということもあって様子見でした。コンテスト期間が延長されたと知り合いから聞いて、この期間であれば参加しても問題ないと判断しての参加でした。
Qたいあっぷで絵師さんとどうやってコンタクトをとりましたか?
A多くの方と一緒で、たいあっぷに登録されているイラストレーターさんにこちら側からお声がけさせていただきました。当初は四月下旬でとある方と組み、一作品だけでいく予定でしたが、ゴールデンウィーク中にもう一作品いけるのでは?と考え、別のイラストレーターさんに打診しました。お相手も当初一作品だけの予定でしたが、その前後でもう一作品いけるかもと思い直して、受諾検討可能とされていたのでタイミングよく組めました。
Qたいあっぷと他の小説投稿サイトとの違いはなんですか?
A紙書籍に近いというのが大きな違いだと思います。ただ、現状、読者層がWEB小説よりになっているので、そこはたいあっぷの大きな課題かもしれません。既存のWEB小説よりになってしまうと、たいあっぷの良さがいかせないと思いますので。
Qたいあっぷは電子書籍で販売されるとされていますが、紙媒体に近いというのはどういうことでしょうか?
Aたいあっぷは二巻目以降が電子書籍販売になります。そのあたりがWEB小説よりなのか、紙書籍よりなのかは判断がわかれると思いますが、販売という点から紙書籍よりだと判断しました。
Qたいあっぷの良かった点と大変だった点を教えていただいてもいいですか?
A良かった点は、多くの作家さんやイラストレーターさんと知り合えたのが一番の収穫でした。とりわけ、狗五彩さんや、非公式たいあっぷ漫画で組んだ猫田宵弛さん、Vtuber夜見ベルノさんと知り合えたことは大きな収穫だったといえるでしょう。
大変だった点は宣伝です。たいあっぷそのものをもっと広く知ってもらう必要性を感じたので、それが非公式たいあっぷ漫画をやった理由となります。
【ちゅるぎさん】
Qたいあっぷをはじめようと思ったきっかけは?
Aたいあっぷをはじめようと思ったきっかけは四点あります。
1.自分以外の人が描いた自分の作品のイラストを見てみたいと思ったから。
2.コンテストに挑戦してみたかったから。
3.〆切を絵師さんと体験してみるという経験をつみたかったから。
4.誰かと作品を作ってみたかったから。
Qちゅるぎさんは現在三つの作品をたいあっぷしていると存じておりますが、大変なことはなんですか?
A大変だったことは三点あります。
1.コンテストの期間が短かった(のちに伸びましたけど)。
2.創作時間の確保が難しい。
3.サイト内のチャットだけだと時間がかかり、サイト外のやり取りが必要だった。
Qたいあっぷで楽しかったことはなんですか?
A絵師さんとのやり取りですね。一緒にキャラデザを考えたり、どこに挿絵を入れるのか考えたり、色々な意見を聞くことができてよかったです。何よりもよかったのは、イラストを一番に見れることですね!それがすごく楽しみでした。また、たいあっぷ自体が新しいサイトでしたので、他の作品を作った方々と交流できたことがよかったです。今後のためにもなったかなぁと思っています。
【狗五彩さん】
Qどうしてたいあっぷに登録しようと思ったのですか?
A新しい繋がりを求めて気まぐれで登録しました。しばらく絵の依頼をストップしていたのですが、じょじょに復帰しつつ、活動の幅を広げていこうと考えていた頃にtwitterの広告でたいあっぷの存在を知りまして。次の仕事のきっかけになればいいなという気持ちです。
Qたいあっぷを実際に使ってみてどうでしたか?
A大変なことも多かったですが、楽しく充実した時間を過ごすことができました。たくさんのクリエイターの方との出会いにも恵まれ、その点はたいあっぷに参加して本当に良かったと思いました。私個人としては、絵を仕事にすることやイラストレーターの役目、今後の活動など根本から考え直すきっかけとなりました。
Qいろいろなことを見直すきっかけになったのはどうしてですか?
Aたいあっぷを通じて、他のクリエイターさんたちの様々な考え方に触れることができたからです。複数の作家さんの話を聞いていると本当に様々な考え方があり、作家さんがイラストレーターに何を求めているかが人によって想像以上に違っていました。ただイメージを絵にしてほしいというよりは、作品について一緒に考え能動的に作っていくことを求められる傾向が強いとたいあっぷでは感じます。指示書や設定資料がない点も多く、イラストレーターが小説について深く理解する必要があります。創作の原点に立ち返るようで楽しいですが、コンテストとなると期限もある中で無償の範囲におさめることは難しく、その線引きなど今後の活動の見直しにつながりました。
Q確かにたいあっぷの場合は有償依頼ではなく、無償依頼でするものですね。今後もたいあっぷを使っていきたいですか?
Aラノベ特化の作家とイラストレーターのマッチングサイトとてしては機能すると思います。ただ個人的には現状新たな出会い以外にたいあっぷに大きなメリットがあるとは言いづらく、今のところ積極的に使いたいとは思いません。さらにコンテストとなると宣伝のためのイラストや特典画像の提供など、(必須ではないものの)イラストレーターには応募要項以上のことが求められているので、コンテストで今後参加される方は事前によく話し合い、余裕をもって慎重に判断されることをオススメします。
システム面が改善されれば活動の場の一つとして使うのはアリかな?と思います。読みやすくなる・ユーザーの登録がしやすくなるなど読者側のシステム改善で読者を増やす。さらに、挿絵の表示方法(一枚表示後強制的に背景透過という現状の表示方法だけでなく、背景透過なしや連続表示、スクロールによる見開きなど)表現の幅がもっと広がれば面白くなっていくかもしれません。
【猫田宵弛さん】
Qたいあっぷをしようと思ったきっかけは?
A作家さんと絵師さん、双方のクリエイターが協力して一つの作品をつくりあげるというコンテンツにとても魅力を感じたからです。既存のWEB小説サイトで類を見ない、革命的なサイトだと思います。
Q今まで何人の方とたいあっぷしましたか?
A私の場合、まだ作品が完成していないので今も組んでおりまして、現在二名ですね。
Q大変な点とか楽しい点とかありますか?
A大変な点はタッグ相手の作家さんがつづった作品の流れや世界観やキャラクターの方針をくみ取ること、ですね。作品のイラストを担う分、表紙や挿絵を通してできるだけ、一目瞭然と言いますか。読者を魅力ある世界観に誘えるように取り入れていきたいと考えておりますので。口頭よりもプロットにまとめてもらえると情報共有の点でトラブルなが少なくてありがたいです。
楽しい点は二点あります。
1.自分一人では創造しえなかったものを制作できる点。
2.同じたいあっぷで制作している作家さんや絵師さんの交流が深まったこと。
非常に楽しく携わらせていただいてます。
Qたいあっぷの宣伝面はどうお考えですか?
A宣伝面はたいあっぷで作品をすでに公開されている先駆者のクリエイターさんたちがPVを作ったり、作品専用のアカウントを設けてたりするので、自分たちも公開に向けて話し合って取り組んでいます。たいあっぷ自体、できたばかりのサイトですので一般的な認知度というとまだまだこれからである、というのが現状であると思います。それがHowToたいあっぷとなる、たいあっぷって漫画を作るきっかけにもなりましたね。宣伝しているクリエイターさんたちにエールを送りたいという思いも相まって作りました。たいあっぷは縦読みであり、イラストもたくさん挿し込まれている、WEB小説サイトというよりは紙媒体の小説に近しいので、先駆者のクリエイターさんたちはなおさら大変だったと思います。
Qたいあっぷのシステム面的にはどうお考えですか?
A私個人ではなく、元仕事仲間の同僚何名かに薦めて多かった言葉が以下の二つになります。
1.次のページをめくるときについスライドしてしまう。
2.タップをすると何回か前のページに戻るバグがあった。
以上の二点があったので、システム面で改善されるといいな、と個人的に思いました。
【夜見ベルノさん】(PCでたいあっぷを閲覧していた方のご意見です)
Qたいあっぷを知ったきっかけを教えていただいても?
Aフォロワーの作家さん(たいあっぷ参加勢)から「新しいWEB小説サイトが立ち上がる」というお話を伺いました。時期としては、たいあっぷのティーザーサイトができたくらいだったかと。
Q実際に作品を読み始めてみて、どんな感想をいだきましたか?システム面も含めて。
A私の読んだ作品はフォロワーさんからの自推数作ですが、作品そのものの平均レベルは高いと感じました。イラストを背景表示できるという機能も他の小説投稿サイトにはないもので、これを効果的に使えている作品は面白いです。
一方で、プラットホームであるたいあっぷ自体は読んでいて大変だと思う場面が大きく二点ありました。
1.登録済みの情報が何度も飛び、ログインごとに再要求されることが多発。
2.1ページの最後の文章が頻繁に切れる。(文字の大きさを何度も変えて読んでいました)
特に1として挙げた点では、同じ情報をいれても「入力済み」と表示されるため、実質的なアカウントリセットを要求されるため、登録した本棚機能が十全に使えなかったです。
Qたいあっぷと他の小説投稿サイトとの違いを伺ってもいいですか?
A「作家とイラストレーターのマッチングによる恊作という意欲的なサービスの提供」「電子書籍という選択肢を広く提示した」などが挙げられます。しかし「作品を普通に読むことに支障がある」という点が現状最大の問題点であろうと思っています。ただ、この問題は私の閲覧環境依存である可能性も否定できません。基本的に私はPC読みをするので、スマホ等で読めばもう少し快適に閲覧できるかもしれません。
以上です。
皆さん、色々と質問にこたえてくださりありがとうございました。
本当に「たいあっぷ」に関する意見はそれぞれです。
こういう点がよかった!こういう点は改善してほしい!などたくさんありましたね。
【まとめ】
私が今回、インタビューをしたのは自分だけの感想だと偏った意見になるのでは?と思ったからです。
総合的にたいあっぷというサイトがどのようなサイトなのか見極めるためにも五名の方にインタビューをさせていただきました。
結論から言いますと、作品を作り上げている人達との交流の場としてはとてもいいサイトなのだと思います。
また、絵師さんと物書きが繋がりやすいという点でもいいサイトなのだと思います。
問題点を言うと、たいあっぷ自体の認知度が低いために宣伝に力をいれなくてはならない、そもそもとして読みづらいなどがあります。
問題点の方はたいあっぷ運営さんに頑張っていただくしかないのかな?と個人的には思います。
たいあっぷというサイトがもっと多くの人に知られて、登録もしやくなったら、よりよいサイトになるのかな?と思いました。
不具合修正大変だと思いますが、そちらの方にも是非力をいれていただきましょう(私も何度かお願いベースで改善してもらえないかとメッセージ送ってます。じょじょにですが、その部分は解消されてきている感じがします)
現在、オープニングコンテストが終わり、九月に新しいコンテストが控えている「たいあっぷ」ですが、参加されている皆さん、是非頑張って下さい。私は応援という形をとりたいと思います。
この度はインタビューに答えてくださった五名の皆さま、本当にありがとうございます。皆さまの意見があったからこそ、自分の偏った視点だけでない、色々な視点から「たいあっぷ」とは?と考える機会が得られました。この場を借りて、もう一度お礼を。
本当にありがとうございました。
そしてコンテストに今後も挑む方々。
頑張ってください!
たいあっぷの今後をゆったりと見守りつつ、これにてブログを終わりにします。
ここまで見てくださり、ありがとうございました。
(追記等あれば、書いていきます)