赤ん坊の時の、ねんねこの衿の肌触りを憶えているルミナです。
おんぶしてくれていたのは、母ではありませんでした。
ブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
私の母は、母親である前に美容師でした。
私も同じようなものですが、
母が過ごした高度経済成長期よりは、
人間らしい時代を過ごせているのかな、なんて思っています。
さて、そんなどうでも良いこと(実は重要な事)は置いといて、
本題に入ります。
皆さま、テレビなどで
「今日の占い」なんてご覧になりますか?
「今日一番ラッキーなのは、○○座生まれのあなた!」ってヤツ。
「今日一番アンラッキーなのは・・・
ごめんなさ~い、○○座生まれのあなた!」
って・・・
ごめんって、謝るくらいなら言うなよ!って突っ込むのは私だけ??
だけど大丈夫、ちゃんとフォローがあるからね。
「でも大丈夫、△△を食べれば、あなたを不幸から守ってくれます!」
みたいなね。
△△・・・食べれませんから・・・・・
って突っ込むのも、私だけ??
だって、根拠が分らないんだもん。
そんな占いと同じような感覚で書かれている、カラーセラピーの本があるのですね。
けっこう有名な(?)先生が書かれているみたいです。
「男性にモテたいなら、色の洋服」
とか
「金運アップには色のインテリア」とか。
色の洋服が、全く似合わなくても・・?
色のインテリアのサロンにしたら、客数倍増するかな・・?
・・・・・・
もちろん、そのアドバイスには色彩心理から見た根拠はあります。
でも、それって、
カラーセラピーではないんですよ、本当はね。
「あなたのラッキーカラーは□□色」というのも、
カラーセラピーではありません。
でも、「私のラッキーカラーは■■色!」というのは、
カラーセラピーだったりします。
その■■色が、過去の快な記憶や潜在意識と結びついていて、
さらに色彩心理的にも
自分の「こうありたい姿」や「心地良い状態」
つまり快な今や未来に結びついていれば、
あなたにとって、無敵のラッキーカラーになるわけです。
カラーセラピストだけに限らず、色々な知識を持っていると、
どうしても説明したくなるんですよね。
「このカラーを選ぶ人の性格はね・・・」とか
「このカラーは、こんな心理状態が表れていて・・・」とか。
いやー、記憶力には、脱帽ですわ。
だけどね、それをやって「すごい!」って言われて、
一番癒されて、
良い気分になっているのはセラピストである自分ですから。
「ジャッジするのもされるのも嫌い」なんて言いながら、
「すごい!」というジャッジを欲しがっていたりするのね。
知識をご披露するタイプのセラピストであっても、
説明タイムの前に、
せめて一言、
「どうしてこのカラーに目が行ったのでしょうね・・・」くらいは囁こう。
そして
「今日のラッキーカラー」「ラッキーアイテム」は
マスコミから与えられるものではなく、
自分で選ぶもの。
ああ、だけど、与えられたものを信じて選ぶなら、
それは「自分で選んだもの」だから、OKですよ
私のラッキーカラーのひとつは「黒・ブラック」ですが、
それは
冒頭でお話した、ねんねこの衿の色でもあったりします。