就業者数は、3位のドイツよりも、日本の方が1.6倍多い。にも関わらず、GDPは日本の方が低い。

これはひとえに日本の生産性がいかに低いかを表している。

ドイツでは、残業をしている人間は、時間内に仕事を終える事ができなかった“仕事の出来ない人間“だと思われる。他方、日本では残業をしていると、遅くまで仕事をして偉い、早く帰っている人をやる気が無い、と見做す。

賃上げを目指すには、当然の事だが、その原資がいる。賃上げを言う前に、賃上げをするには、どれほどの利益を上げる必要があるのか、あるいはコストカットをする必要があるのか、

どうすれば利益が上がるのかを示す必要がある。

口を開けて餌を待つ雛ではダメである。