看護師さんに車椅子で
リハビリ室に連れていってもらった。
たくさんの方がリハビリ中だった。
「またリハビリか」
これが俺の本音だった。
過去に大きな怪我を2回もし、
そのためのリハビリを経験していたのだ。
だから自分の中では、
リハビリを頑張れば元に戻る！
先生を信じれば元に戻る。
と、知っていた。
だから信じることにした。
これって大切だと思う。
信じる。
地味なリハビリも信じる。
それができたのは事実だ。
そして担当の先生が決まり、
挨拶と体をチェックしてくれた。
「○○さん、がんばれば歩けるようになるよ！」
若くて元気な先生の言葉は
嬉しかった。
恥ずかしい話だけど、
大号泣してしまった。
倒れてから1週間、悔しさだけしかない状況から
初めて前向きな声をもらったので、
嬉しかった。
本当に変だと思うけど、
リハビリ室で大号泣でした。
リハビリの先生の言うことを
とことん信じてみよう。
これだけの気持ちでスタートした
リハビリでした。