　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ紅葉が綺麗です。（携帯から）

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1１月28日　　大和路の旅「室生寺」

　毎年慣例の紅葉見物の旅、昨年は京都だったけど今回は奈良大和路へ

運転が大変なのでバスツアーに参加する事にする。

山深い山峡の地、奈良と三重の県境「室生の里」

女人禁制だった高野山に対し、女性にも門を開いた「女人高野　室生寺」

徳川綱吉の生母「桂昌院」の寄進に考慮して、女性にも門戸を開いたとか

写真家土門拳が逗留して雪の室生寺を撮ったのは有名な話

右手の太鼓橋の側に、彼が泊まった橋本屋旅館がある。

清流の室生川を太鼓橋を渡ると「女人高野室生寺」の石標がある

石標の上の家紋は桂昌院の実家の家紋だそうです。

ここが仁王門の前の石標、室生寺は当初興福寺の影響を受けた天台宗でしたが

江戸時代綱吉の時代に桂昌院の力添えで真言宗の寺院となりました。

現在は「真言宗室生寺派」の大本山です。

仁王門を振り返るとモミジの紅葉が綺麗です。

金堂に上る鎧坂の石段、武士の鎧を形どったものだそうです。

両側には石楠花の木が植えてあります。

この構図も土門拳が何回も撮影してますね。

金堂に映える紅葉、静かな雰囲気がたまりません

天神社の上の黄葉、赤の紅葉が多いので新鮮です。

金堂の横を通り、石段を本堂に向かいます。

本堂を前から撮りますが、特に此処の紅葉が素晴らしいです。

女人高野だけあって、女性が一人で参拝する姿が多くみれます。

これは、おまけのツーショットですが

何かあった時は此処に逃げ込むそうです・・・。

五重塔です、此の辺りから華やいだ色は無くなり

杉の木立が多くなります。

本堂を裏から撮りました。屋根の曲線が優雅です。

奥の院への石段、往復1時間以上かかると言ってましたが

時間が無くて、此処で引き返しました。

苔むした参道と樹齢300年と言われる杉並木が荘厳な雰囲気。

仁王門側の護摩堂です。石楠花に囲まれてます。

此処の名物は草もちです。

2人で草もちと抹茶で一休みします。

室生寺は天台宗・真言宗と変革する多難な歴史をもっていますが、

平安京の都からも遠く離れていたのと、僧兵を持たずにいたのが

幸いして焼き討ちや内乱に合わず、多くの密教美術が保存されている。

紅葉見物の人々が多いのにも関わらず、何故か静かな荘厳な雰囲気。

何時か橋本屋に泊まり、奥の院まで訪ねてみたいものです。

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この日は奈良駅前のホテルに泊まり、夕食後「猿沢池」と興福寺を散策

時おり、遠くでピーという鹿の物悲しい鳴き声が聞こえてました。

　　猿沢池からライトアップの興福寺（手持ちでこれが精一杯）

　　　紅葉の名所「談山神社」に続く

女人高野「室生寺」