先日近所の耳鼻科に子どもを連れてったときのことです。
わが子の予約番号は46番。耳鼻科についたら、診察が45番にまでなっていたので
「おーぎりぎり! でもすぐ呼ばれてラッキーだ」
と、待合室で待っていました。
いつもは混んでるのですが、その日は私たち以外誰も待合室で待っておらず、貸し切り状態。
そのとき、20代前半らしき、ちょっとしゃれた青年が
「今日予約した者ですが…」
と、受付をしにやってきました。
医療事務の方が「予約番号は何番ですか?」とたずねると
青年はほそっと答えました。
そして。
知り合いかなーと、ちらっと顔見たけど、ちがう。
うーん、とそわそわしたら、いきなり青年がこっちに体を向けました。
無言でわが子をあやす青年……(たまに「ふふっ」と笑う)。
わが子は調子に乗り、よだれだらけの手で青年に抱きつこうとする始末。
「よだれは駄目っ」
と私が制止すると、青年はちょっと不満げでした。
…平気だったの? よだれの手は…。
「えっと…す、すみません…でした…?」
と、謝ってしまいましたw
なんだろう…。
きっと、すごくイイ子なんだと思うw
わが子が先に診察呼ばれると、さみしそうに見送ってくれました。
