新しい懐かしさ 今は昔。 まだレコード盤での出会いだった。ライブ映像はVHSのビデオテープだった。 何度聴いたか。旧帝大文学部出身ヴォーカルの書いた詩は何とも趣があった。いい佇まいだった。 スタイルこそパンクだったが、メッセージは和の心だった。当時のヴィジュアル系バンドが先頭を走っていたからこそ、自分たちの世界観を追求できていたことは想像に難くない。 「玉ねぎ畑」が好きだった。「STOP GIRL」は場違いな気がしていた。 孤高の天才、遠藤ミチロウ 若すぎる他界に、一昨日からザワザワが止まらない。