スローなブギーにしてくれ -2ページ目
先日、約10日前の11月11日渋谷LUSHで行った自身の新バンド " B a i l o " の1st Live、

オレが想像してた以上の盛況の中、無事に幕を開ける事が出来ました!!クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー

LUSHのスタッフの皆さん、そしてイベントに参加してくれたdarioとXenophobiaのメンバー、

最後に会場に集まってくれた皆様方、心の底から感謝してます!本当にありがとうございました!!


前回のブログにも書いたけど、オレ自身何年振りにロックバンドってやつを演るので、正直、

そのブランクの戸惑いとあの頃の勘を取り戻せるかホントに蓋を開けてみなければ分からなかった。


Liveの一週間前なんてステージの事考えるだけで嗚咽が出るし、体重も3,4kg落ちるしヤバかった。

だけどある日、滅多に来ない親から一通のメールが届いてね「頑張れ!私たちも応援してます!」

って携帯に入っていて、それを見たら何だか凄いぐっと来て気持ちを入れ替える事が出来たんです。


そして当日、ベッドから起きると不思議と気分は穏やかだった。こんな気持ちは初めてかも知れない。

Liveの当日はいつも不安の塊と化し誰もオレに近付くなオーラが出てしまう傾向があったんですが、

あの日は今のメンバー達のお陰か、自然と笑顔になれていたんだ。いつも喉通らない食事も出来たしw


いよいよ開演、一気に気持ちが引き締まる。オレ達の出番はラスト、それまで緊張と戯れる事にした。

トップバッターを飾ってくれたdarioのLiveが終わり、続いてXenophobiaのステージが始まった!!


オレ達は各々衣装に着替え始めステージの準備を始める。すると何だか懐かしい気持ちに包まれた・・

普段は単なる平凡な男も今宵はある時間だけスターになれる。シンデレラみたいな瞬間がやって来る。

このゾクゾク感、いつか感じたあの頃に似ていた。一つ一つ衣装を身に付ける度に表情も変わってく。

オレがステージ衣装を着替え終わりるとメンバー達が「ヒュ~!カッケ~!」と士気を上げてくれた。


さて、いよいよオレ達 Bailo の出番が来た!SEが流れ始める。メンバー達の顔つき目つきが変わった。

1曲目はインストで始まる曲なのでオレは暫しステージ袖で待機。ステージに出てゆくメンバーと握手。

オ「オレの出番までにしっかりステージ温っめといてくれよぉ!」メ「あったぼ~よ!」熱くなった。


その時に今までの全ての何かが頭の中でパーンと弾け、真っ白な頭のままオレはステージへ向かった。

それからは正直まったく覚えてない。気付いたら汗だくになり楽屋でニコニコしているオレ達がいた。

成功だったか不成功だったか、正解だったか不正解だったかは分からないが5人が笑えたならいいんだ。


何でもあの日の『11111111』とゾロ目が並ぶ暦は後に100年後にしか来ないんだと聞いた。ならば、

なんて素敵な幕開けだろう・・もぅ音楽から一切足を洗おうと思ってた男には最高のスタートである。


今更恥ずかしい話ですが、音楽、そしてバンドって幾つになってもやっぱり楽しいもんなんですね!!

別れた女性のもと(=音楽)には二度と戻らないと決めていたのに、また戻って来ちまった感じですw

そんなオレはあの日気分が良く打ち上げで朝?いや昼?いや夕方くらいまで飲んでしまい死亡・・・


さ、これからだ!やっと山の梺が遠くに見えたくらいだ。ならば後はこの道を進みあの山を登るのみ!





           昼に死亡してたところをパシャリされてたwカメラ


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