広告代理店業界を席巻中のさとなおさんの『明日の広告』。
ちょっと前になりますが、私もかなり楽しんで一日でよんじゃいました。
人によっては、当たりまえのことばっかり書いているじゃん、という人も
いましたが、今一度広告を「恋愛」トークに落とし込んで説明しているところなどは、
非常にわかりやすくなっとくです。
広告代理店業界、特にメディアニュートラル思考や既成の枠に閉じらない
これからの代理店ビジネスをこれからも仕掛けていきたい、と強く思いました。
自分の備忘録がわりの気になった箇所一覧(あくまで自分用、あしからず)です。
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・消費者が変わったことを素直に理解すること
・広告は消費者へのラブレター
・いまや、ラブレターを受け取ってさえくれない
・もっと相手をよく知り、しっかり手渡しする
・コミュニケーションを志す人にとっては、可能性と発見に満ちた時代
・ネット出現後のブランドとは、「消費者の中に長く維持される愛」のことを呼ぶ
・「買ってくれた人へのおもてなし」が今後ますます重要になる
・長くつきあうために、イイトコロだけでなきく欠点も公平に見せていくこと
・「ひっかけナンパ」=飲料・トイレタリーなど数分間で消費してしまう商品へのタイプ。
→認知を重視したコミュニケーション
・「結婚を前提としたおつきあい」=車、家電などの高関与商品へのタイプ。
→自分のすべてをさらけ出す覚悟が必要
・キャンペーン全体が見えないままに「部品(たとえばCM)」をつくることのジレンマ
・「ネットの出現」「情報洪水」「成熟市場」が、疑い深い消費者を登場させた
・「私たちは、消費者をターゲットとは呼ばない。
パートナーと呼ぶ」(ネイキッド)
・変化した消費者を待ち伏せる方法
①消費者のコンタクトポイントで待ち伏せる
②新しいメディアを創って待ち伏せる
③口コミを利用して待ち伏せる
④CGMで待ち伏せる
⑤エンターテイメントの中で待ち伏せる
⑥検索結果で待ち伏せる
⑦メディアをニュートラルに考えてクロスに待ち伏せる
・「相手のことを知らずにどうやってラブレターを書くというのか」(金城一紀)
・消費者のほうが商品よりも偉い時代
・「相手のこころを動かすこと」これは、単なるインフォメーションではなく、
広告でないとできないこと
・「商品的にも市場的にも圧倒的な不利な二番手を、
広告の力で押し上げることこそ、広告・広告代理店マンの醍醐味である」
・ネットも動画の時代に入り、テレビの力が再認識される
・新しい茶の間「ネオ茶の間=巨大なバーチャル茶の間」の出現によって、
テレビが再び人気者になる
・広告は社会のインフラである
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