おはようございます。

今日は株でもなく、マンションでもなく、、

表記タイトルの話です。

 

少し前に郵便局が高齢者に保険の押し売りをしている、ということがかなり問題になりました。

記事のリンクを参照ください。

 

郵便局が保険を“押し売り”!? ~郵便局員たちの告白~ - NHK クローズアップ現代+

 

私の母も郵便局の保険には大変お世話になっていたようで、、

その当時は「お母さん大丈夫よね。。。」と軽く声をかけてはいたのですが、、、

 

今年1月、 実家に戻って、

父親の確定申告の書類を作成しているときに、

母親の書類も確認してみました。

公務員で共働きだった母にも

それなりの収入があったけれど、

確定申告や保険契約確認など

「面倒、わからん」 と 封も開けていない状態でした。 

まあ、夫婦ともども90歳近くだから、当然といえば当然。。。

 

で、その時に発見したのが、 

母 89歳母が 60歳娘に かけている 「終身保険」 ! 

え~!! あまりのことに(+_+)です。 

契約したのは 17年前、 母71歳、  娘の私43歳。 

で契約内容は 娘の私が死亡したら、 

300万? 死亡保険金が高齢の母におりる、っていうもの。  

終身、、ですよ。。 

 

保険料は、契約時に一括で約300万支払い済み。

健康祝い金とか、医療特約とか、満期返戻金とか 一切なし!!1

私が死んだら、終身なので何歳で亡くなっても、

母に300万!って 。。。    

ありえないですよね。。 

私は100歳まで生きるつもり。 、天国の母にどうやって払うんですかねえ!!

 

母は 「満期金があるんじゃないの?? 何も もらえないってことはないでしょう?」

なんてのんきな、、、

はい、はい、、私が死んだら  お母さん300万もらえるよ。

 

絶句、、です。。

 

ちょうど、その時満期になって300万もどってくる保険があって、

(以前は利回りのいい貯蓄型の保険がたくさんあった)

その満期に合わせて、自宅にやってきた郵便局の営業マン Nさん。

当時は郵便局からは満期の保険や貯金があると、

営業マンはいろんなひとがやってきて、

とにかく契約をしなければ帰らない。

 

特にエリアで 担当が決まっているわけでもなく、

満期になって現金がありそうな「獲物」を早く見つけてやってくる、

なんでも言うとおりに契約してくれる「獲物」早い者勝ち! 

だったんじゃないでしょうか。

これまで、もお世話になっている、

郵便局員さんがよくないものを進めるはずがない、

郵便局だから間違いない、はず、

そんな思いもきっとあったと思います。

 

契約当時から、 母はリウマチと糖尿を患い、通院や入院も繰り返してたし、

いまは肺疾患も患っています。 

私は、当時は上場企業の管理職になったころ、バリバリ働いていて

保険や貯金はちゃんと自分でしてました。

 

気づいてから、 どうしようか、と考えました。

17年も前の契約の無効、どうしたら、訴えを認めてもらえるか、、

う~ん

ちゃんと書類にまとめて、しかるべきところに持っていかねば、、で、どこに??

 

と思い悩んで1月あまり、

たまたま郵便局に貯金の満期の受け取りで母が行く、というので、

同行、、。

個室で払い出しをうけたあとに

 

「実は、こんな保険があって~^」と相談しました。書類は手元になかったけれど、

契約内容を調べてくださって、 

「確かに、これは、、、、」 

局員さん曰く、

 「契約内容を本人が知らなかったというのがまずアウトですね。  契約内容も おかしいです、、。これをどうされたいですか」

私の要望は

「契約そのものを無効、なかったことに」

 

その後は、その窓口で、  「無効・取り消しの申出書」というのを書いて、 郵便局から

 

「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」

 

というところに 申し立てをして

その後、 簡保生命から 調査員から来て聞き取り調査をするそうです。

簡保側の担当者からも聞き取りをして、 双方の言い分を審査することになると。

時間はかなりかかるかもしれませんとのこと。

 

簡保の不正を簡保が審査するって?   なんだか、不利だと思いません??

そこで出た判断に不服があれば、 

さらに外部に訴えるということになるそうです。

 

身内の恥をさらすようですが、

高齢の方の中には 被害にあっても、母のように 

「面倒」「もういいや、、」「恥ずかしい、、」と 訴えをしていない人も多いのでは。

 

ちょっと面倒ですが、これがどんな顛末になるか、また報告します。 

#郵貯不正

#郵便局の押し売り

#不合理な保険契約

#高齢者狙い

#簡保押し売り被害者救済

 

#保険押し売り被害者どうなった