龍が龍の如く 風が風のように 胸が開く瞬間がある。

窓に映る景色を見つめて、モノクロの世界を演じて

道は未知ならぬ世界の構築を創〈はじ)める。

好きは好きなんだよね。

嫌いは嫌いなんだよね。

だから世界は安定する。

無理強いをしなくてもちゃんと動いていく。

世界の約束として。

 

龍は龍なんだ。

それが約束。

龍は瞳なんだ。

それが真実。

大きな谷が大きな海を越える。

大きな渦が大きな山を超える。

超えることに夢中になってなんと!惨めなこと。

我を忘れてしまう。

我流因水 《 がりゅういんすい 》

水はさ、高いところから流れて低いところに降っていく。

そう、それが今の地球。

天の赦しを乞う地球の姿。

我は我を全うし、全身の血を遡らせ

一滴の水さえも奪う血龍の姿。

『 これから生まれてくる子供は新しい地球に移行しているよ 』

この地球は課題満載のクレバーコールド。

永遠なる魂の限界。

超えて今、この地球を守る ‥ 。

 

モーニングムーン。

終わる三日月。

始まる満月。

全身全霊で新しい地球に移行する今、

戦果も偽りも偽善も殺戮も開眼して開花する。

終わりなんだよ、そんなもの。

騙されちゃいけない。

よくわかって、この世の仕組を。

よく理解して、魂の偽りを。

老現なる魂の想像を。

 

龍が道を築いた世界から。