この上なく美しい神様は天上界にいる。

それを視たのか視えなかったのか。

それを証明するのは起きた事実のみだ。

 

アメノミナカヌシは宇宙の最高神。

されど、この地上に降りてくるのはほんのひとかけら。

神社に現れることはほぼない。

 

力のある者が力に溺れる。

愛を語る愛に溺れる。

視えたとか視えなかったとか。

そんなこと関係ない。

誰にもわからない。

聴こえたという感覚。

それが神。

証明の域ではない。

 

信じること。

何を? 

信じ切れるかな?

自分を。

信じ切れるよ。今なら。

アメノミナカヌシはこう言った。

「 醜いと思う自分も自分だよ。

 どんな自分も聖人君主ではない自分も

 全部自分だよ 」

 

世の中は醜い世界を見せながら

美しい天上界を見せなさいと言っているのだから。

最高の宇宙神が。