政治の深い闇 | 吹雪のつぶやき

吹雪のつぶやき

MMORPGなどの仮想世界で暮らす「吹雪」が、思わず口にしてしまった「つぶやき」を綴った日記帳です。

オイラの住む北陸の片田舎は、地域の繋がりが強いです。地区の年中行事がビッシリ決まっています。毎月何かある感じですね。そしてそんな地区の一大行事が例の秋祭り。今年はお神輿担ぐのツライから主に交通整理をして楽してたら、若いモンから「神輿担ぐ人員があつまりません。どうしたらいいでしょう?」と相談されてしまいました。オイラに担げということですねwそして秋祭りがやっと終わったと思ったら、今度は農業祭・・・。今年はオイラが所属する某クラブも出店しようとなって、その準備に追われています。


そんな忙しい状況でも、アリュさんの「思ったことは吐いておけ」でチクられている通り、ガンオンは続けています。スプレーとBZ格闘で主に遊んでいますね。どの戦場で遊んでいるかは秘密wガチ将官戦以外は、全ての戦場に居ると思います。暇な方は見つけてみてください。


さて、最近話題になっている女性閣僚二人の辞任ですが、オイラはこの辞任劇にものすごく違和感を覚えます。普通なら、「あー安倍さんももっと身体検査をちゃんとしてればよかったのに」と思う所ですが、ここが一番引っかかるんです。


第一次安倍内閣のこと覚えていますか?自殺者まで出て、何人も閣僚が辞任しましたよね。それが原因の一旦になって安倍さんも失意の内に総理を辞任しました。そんな悔しい経験を持つ安倍総理が、ちょっと叩けばホコリの出る議員を閣僚に付けますかね?ましてや、消費税8%増税が失敗と分かり、支持率が落ち気味になっているこのタイミングでですよ?


そして、第二次安倍内閣の最初の閣僚では、このような金の問題は全くありませんでした。それは、閣僚の身体検査とマスコミ対策を万全にしていたからです。では、何故、今回はこんなに杜撰だったんでしょうか?凄腕の内閣官房も居るのに、こんなミスする訳ないじゃないですか。


ここまで思考を進めると、安倍さんは、こういうことになることを想定済みだったんじゃないかと思いますね。そう、身体検査をしたら野党やマスコミからケチが付けられるレベルの議員であることは十分理解していた。でもあえて起用した。


では、そうまでして何故内閣改造しなくてはならなかったのでしょう?これは、党内の派閥から内閣改造への要求が強く、それに屈したというのが本当の所だと思います。だから、今回入れ替えた議員は派閥の言う通りにした。ただし、その議員が不祥事で辞任しても官邸側は知りませんよ。今回の安倍総理はこんな立ち位置だったんじゃないでしょうか?


そして、これは来年の秋の自民党総裁選への布石じゃないかと思いますね。某TV局でのニュース番組だと、安倍総理は今回の内閣改造に重きを置いていなかったそうで、本気の内閣改造は来年秋の総裁選以降の話だということです。要は、「前回の内閣改造人事では、派閥の意見を聞きました。でも閣僚辞任しちゃったでしょう。だから、今回の人事は官邸主導でやらせてもらいますね。」ということだと思います。


今回の辞任劇は、「財務省の陰謀」や「中韓の陰謀」、いや「安倍総理の中韓への逆工作」などなど、種々の陰謀論がネットに上がっています。しかしオイラが思うに、これは自民党内の官邸対派閥の内輪の争いだと思いますね。そして、派閥側が官邸に負けてしまったと。恐らく、官邸側では野党の動き、マスコミの動きを全て知っていたけど、それを潰す方向には動かなかった。それで本来なら問題にならない低レベルの金の問題が表面化してしまった。これが今回の辞任劇の裏側だと思いますね。もしこれがもっと高額の金の問題なら、安倍政権だけでなく自民党への打撃が大きいので、それを官邸側が良しとする訳ないですしね。


いや本当、政治の世界の闇は深いですね。