マクロリングライト
今回は撮影道具を紹介します。
ニッシンのマクロリングライトMF18です。
光が回ってる屋外はレフ板があればソコソコ綺麗に撮れますが暗い室内、たとえば蛍光灯下ではカメラ本体のみでは綺麗に写せません。
そうなるとフラッシュ光らしたりするのですが明るくなるけどイマイチな仕上がりにガッガリすることが
あります。室内でもっと簡単に綺麗に撮りたいなぁ~とお悩みの方にはマクロリングライトがオススメです。
今回使うリングライトです。名前のとおりリングのような形をしたライトです。
比較に外付けストロボで撮影したものも載せます。
まずは、普通に撮ったものを見てみましょう。
撮影サンプルは撮ってそのままです。ホワイトバランスはオート
カメラは5DmarkⅢ。レンズはEF100F2.8ISマクロです。
蛍光灯下で撮影したものです。上からの蛍光灯の光で影が出来ています。
ドールのアイの光も入ってなく、生き生きしていません。
高い機材をつかっても光がよくない場所では携帯のカメラで撮ったものと大して変わりませんね(^^;
それでは外付けのストロボを使ってみましょう。
600EXというものを使用。
発光面をドールに向けて撮っています。蛍光灯の影はなくなりましたが、そのかわりストロボによる強い影
が出来ています。
ドール自体にはアイに光が当たりいい感じです。モードはETTLⅡ(自動)でとってますがうまく調光してます。影がなかったら文句ないですね。ちなみに影対策は壁からドールを離したりストロボとドールの角度を
調整して影を見えなくするなどあります。
おつぎは天井バウンス。
影がほとんど目立たなくなりました。光もやわらかく自然です。ただドールのアイに光が入っていません
ので生き生きしていません。また全体に茶色がかっています。
対策は、レフ板でドールのアイに光を入れてやり、RAWで撮影し現像でホワイトバランスを修正してやる事です。
二つパターンを載せましたがどれもそのままでは微妙な仕上がりです。
そのせいか外付けストロボ買ったけど上手く撮れないということで使わない方が結構います。
それでは、いよいよリングライトを使ってみましょう。
装着するとレンズの周りに発光面が・・これは期待できそうです。
リングライト側の設定はオートです。
蛍光灯の影がほとんど消えています。ドールのアイにも光が入っていますね。
当たってる光も外付けストロボよりやわらかく良い感じです。ただよくみると縁取りみたいな
影がうっすらと見えます。これはドールを壁から少し離してやればよいでしょう。
撮って出しですと今まで一番良い結果ですね。
蛍光灯の影も・・・
消しちゃって、明るく色も綺麗に撮れちゃいます♪
どんな状況下でも簡単綺麗に撮れるマクロリングライト。
MF18のお値段は約4万円でミドルクラスの外付けストロボよりやや高いですが
ドール撮りがメインの方は普通のストロボ買うよりこちらのほうが断然良いです。
日中シンクロなどにもいいので野外撮影派の方にもオススメです。
ニッシンさんはレンタルサービスもしているのでお試しに借りてみるのも手です。
個人的に、これは買いかもしれませんね。
おわり
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