レフ板VSストロボ
こんばんは!今日はプチ実験です。
レフ板とストロボ、どっちを使う方が綺麗に撮れるかな?
というものです。
撮影場所、立ち位置など環境が変わると結果も違って来ると思いますので、だいたいこんな感じなのかぁと参考程度に見て頂けると幸いです。
撮影場所はごく普通の蛍光灯の部屋です。天井は白です。
使うストロボはキヤノンの430EXです。現在は430EXⅡですので一つ前のモデルですね。キヤノンでは中型のストロボです。この上には600EX-RTがありますが結構大きいです。キヤノンのカメラをお持ちの方は大半、初めて買うストロボにこの430EX(Ⅱ)を選ぶのではないでしょうか。
今回使用するレフ板はラストライトのトライグリップです。
開くとこんな感じです。結構大きいですね。おむすび型をしたグリップ付きのレフ板です。グリップがあると片手でカメラ、もう片方レフ板という撮り事が簡単にできます。三角形なので立てかけても転がらないのでオススメです。
それでは実験してみましょう(^-^)/ちなみに画像はJPEG撮って出しです。
ますは、部屋の蛍光のみで撮影したものです。ホワイトバランスはオートです。
上からの蛍光灯の光のみの状態です。上から光が射しているので首まわり、スカートの下、太ももあたりに影ができます。奥まってるアイには光が入らないので暗いです。ただ後ろの背景は影が柔らかく自然でいいですね。
それでは、レフ板を使ってみましょう。
大きく変わったところはレフ板のおかげでアイに光が入りました。ドールが生き生きして見えますね。他に首のあたりの影がなくなりお顔が明るくなりました。
室内でもレフ板効果は絶大です。しかしスカートの下の影は相変わらずです。
レフの角度や位置を変えてあげると消えるかも知れませんね。ちなみにレフ板は大きなものほど効果が高いです。
お次はストロボの出番です。まずは直焚きで撮ってみます。
わ!かなり明るく写ってしまいました。正面から全身に光が当たっているのでスカートの下の影もなくなりました。しかし背景に強い影が・・・
これはPモード補正無しで撮っています。そのままだと上手くいかないものですね。ちなみにストロボは光量調節ができるので下げることも上げることも自由自在です。
お次は天井バウンスで撮ってみましょう。
ちなみに天井バウンスとは・・・
このようにストロボの発光部を上に向けて、天井の反射で照らすことです。
さて、どうなるかな?
先ほどの直接光を当てるのとはだいぶ変わりました。天井から反射してるので光が上から当たってます。最初の何も無い状態に近いですが、ストロボの光で全体的に明るくなっています。アイも明るくなっていますね。スカートの下の影は上から光が射しているので当然影ができます。また色味が変わりましたね。オレンジっぽい色になりました。これは天井の色や他の光源などの干渉によってかわります。RAWで撮れば後でホワイトバランスをいじれるので今はほっときましょう。
とストロボ一つではこんな感じです。
これでも悪くは無いですがもっと綺麗に撮りたいなぁと思ったら、レフ板とストロボの合わせ技です。
やはりスカートの影を消したいですよね。ということで下からレフ板を当てて上げます。
すると・・気になる太もも影が消えました。ちょっと残ってますが突き詰めればほぼ消すことが可能です。更にアイにも光が届いたようで明るくなりましたね。
ここまで来たら、ホワイトバランスも撮影時に合わせてRAW現像をしないで済むようにしましょう。
ここで登場するのが・・
CBLレンズです。これを使ってマニュアルでホワイトバランスを合わせます。
他にもグレーカードとかで合わすこともできます。
で赤みが減って。良い感じに仕上がりました(^-^)/
という感じで暗い室内もレフ板やストロボがあると綺麗に撮る事ができます。
最初に全部揃えるのは難しいと思いますので一個一個集めて行くのが良いです。また効果が段々分かっていくのでそちらの方が面白いかもしれません。
レフ板は1000円からありますし、ストロボも1万からありますので予算に合わせてお求めするのが良いですね。
タイトルでは「レフ板VSストロボ」でしたがこの二つがタッグを組むと心強いですね(^-^)/
おわり