認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

薬の管理は、1週間ずつ、入れられる袋のような薬入れがあるんです。

これが一番使いやすかったです。

箱のものも使っていましたが、こちらは、どこかにおいてしまうとどこに行ったのかわからなくなることが。

袋のようなお薬カレンダーは、壁にかけておくことができるのでそれで管理ができて。

そして、毎日、朝、電話をして飲んだかの確認をするにもとても便利でした。

これをセットをするのは、私の役目。

1週間ずつ入れるのですが、何かあって来られない時があるとと思い、2週間分ずつセットしていました。

父は、電話連絡やヘルパーさん、看護婦さんに促されると飲めるのですが、これでも飲めない時がある母。

母の薬嫌いには、困りました。

まあ、以前よりも飲めるようになったことは、確かなのですが。

以前は、お医者さんからもらってきた薬は、あちこちの引き出しに入れておくだけの母でした。

薬なんか飲む必要がないと言って。

だから、血圧の薬をもらっていても飲んだことがなかったようです。

これを知ってびっくりでした。

何しろ大量の薬の袋が掃除をしていたら出てきたんです。

しかし、こんなに薬があるのなら、これを飲んでから次にもらえばいいんだよと説明しても母は、くれるものは、もらわなければいけないと言って。

一度、内科の先生にその話をしたら、私は、相当怒られました。

薬が余っているので今回は、いりませんと言ったら、怒り出した母。

なぜ、もらわないんだとなるんです。薬手帳も何冊も何冊も出てきて。

診察券もしかり。

私と一緒に病院へ行くようになってからは、これは無くなったのですが。

大量に余っている薬も母は、その後どこかへ。たぶん、処分したのか??

わかりませんが。

変なところに気が回る母でした。

 

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