夫が時計代わりにテレビをかけてないといけない人なので、今朝も不本意ながら、「NHKおはよう日本」を流し見してた。

 そしたら、最近帝王切開での出産が増えているということで、帝王切開による出産を経験したために心の疵を負った人がいるという。しかも、そういう女性のインタビューまで。


 「帝王切開で心の疵」というところでまず、ぶっ飛んでしまった。

 私なんぞ、自身が帝王切開で生まれて、3人の子供のうち2人までが帝王切開(1人は予定の帝王切開で、もう1人は緊急帝王切開)なんですが…。(;´▽`A``私はどんだけ心の疵を受けてるんでしょ?


 そのインタビュー女性は予定日の20日前に検診で子供の心拍数が落ちているということで、緊急帝王切開になり、夫にも知らせられないまま手術になったそうだ。

 家族に囲まれた温かい出産を夢見ていたのに…。思い通りの出産が出来なかったことで心の疵。


 なめとんのか!

 子供の心拍数低下ってそのままにしてたら、死産だったんでしょうに。よくって脳に障害が残って寝たきり。あんただって命がなかったかもしれないんだよ!

 太古の昔からどんだけ出産で女性や子供が死んで来たことか…。

 なんせ、産道を通るときが一番危険だからね。へその緒からは酸素を貰えず、外界に出てないから酸素は吸えず。

 今は医療技術の発達で、本来なら死んでいた人達が普通に助かっているので、出産は安全な物と勘違いしている人が多い。

 まるで、結婚式や葬式のように自分でプロデュースした通りの出産ができると思い込んでいる人が増えているだよね。そういう風潮が一番の罪。


 私の場合、帝王切開じゃなかったら、私も子供たちも死んでいただろうから、大きくなった子供たちを見るにつけ感謝の気持ちしか沸いて来ないけど…。まあ、安全に生まれる出産が当たり前と思っていたら仕方ないのかもね。


 帝王切開のない異常事態の出産がいかに悲惨か…以下のサイトを紹介します。


助産院は安全?



 無事に3人生んだ私の出産の話はこの方には出産自慢としか取られないと思うので、ほとんど書き込みをしたことはありませんが…。