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山口県のスギ花粉飛散開始宣言(2009年)

山口県医師会は、平成21年2月4日(水)をもって、山口県における今シーズンのスギ花粉飛散開始を宣言しました。これは、山口県医師会のなかにある花粉情報委員会が行っている花粉測定結果にもとづいて出されたものです。

花粉情報という言葉はご存知の方でも、そもそも、「花粉測定ってどうやってやるの?」  「誰が測定をやっているの?」  「どうなったら飛散開始となるの?」  「花粉が多い・少ないって、どうやって判断するの?」 等々をご存知の方は、少ないと思います。

今後、このブログのなかでも、この辺りを、少しずつご説明できればと思っています。花粉測定では、通常、ダーラム型花粉捕集器という器具を用いて花粉の数を調べます。かめやまクリニックでも、毎日、花粉を測定しています。

ひとつの測定地点で、1cm2あたり1個以上のスギ花粉が観測される日が2日間続いた場合、その最初の日を「飛散開始日」とするというルールがあります。山口県全体では、光地区、熊毛地区、宇部地区、下関地区、美祢地区、長門地区の6箇所で、2月4日、2月5日と2日続けて、上記の条件に当てはまる花粉が観測されましたので、2月4日をもって、飛散開始が宣言されました。

かめやまクリニックでの測定では、2月6日、2月7日の2日間が、それぞれ1.9個/cm2、3.7個/cm2と、はじめて2日連続して、1個を越えましたので、かめやまクリニック(山口市)においては、2月6日が飛散開始日となります。

今年の花粉飛散数は、全国的に多くなると予測されています。山口県の場合は、平年値の1.5倍強になるであろうという予測になっています。花粉症の方は、ご注意ください。花粉シーズンといえども、花粉を浴びさえしなければ症状はでません。なるべく基本的な予防法を意識されてください。

ちなみに、山口県の毎年の飛散予測も、山口県医師会花粉情報委員会が出しています。今シーズンの山口県の花粉飛散予測についての詳細は、山口県医師会のホームページ(http://www.yamaguchi.med.or.jp/)をご参照ください。
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