整形外科で働く看護師は、他の科の看護師と違うことがいろいろあり、専門性が求められます。
他の科の看護師は病気の方を看護しますが、整形外科は主に怪我をしている方を看護します。
事故などに遭って病院に入院している患者の中には、仕事ができなくなって心配している患者もいます。
そんな患者の悩みに耳を傾け、早く怪我をしたところを治す意欲を持たせることが、看護師の大切な仕事です。
また、仕事に復帰したくて治っていないのに無理して退院しようとする患者に、しっかり治るまで入院することを納得してもらうのも大切な役割です。
怪我を負った方には、程度によってはリハビリテーションが必要な場合があります。
リハビリテーションによって怪我の回復の程度が違ってきますので、早く治したいと思ったら、意欲的にリハビリテーションをがんばってもらうようにしなければなりません。
リハビリテーションによっては患者には辛いものがありますが、今、この辛さを乗り越えたらきっと怪我は良くなると希望を持たせ、意欲を持たせることも大事な仕事です。
それとともに、リハビリテーションで進歩したこと、例えば少し足が動くようになったことなど、患者のより良い変化を見逃さずに認めてあげると、リハビリテーションにも意欲を持つことになるでしょう。
また、整形外科は、怪我を負った方が救急搬送される場合があります。
いついかなる時に重症の患者が搬送されるかわからないので、隙間時間を上手に活かして自分の仕事を進めておくことが大切です。
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