大正メビウスライン、全エンド終わりました。

以下ネタバレ満載です。

BLゲームです。

買ったの自体は結構前で、時雨√だけやってずっと放置していたのですがここ一週間で一気に残りも終わらせました。

面白かったです。

元々がR18だからかセックスばっかりしていたような気がします。

男はちんちんで語れということでしょうか。

キャラも特に嫌いとか気に食わないやつとかもいなかったですし、操作もひじょーーーに楽でストレスなし快適に最後までプレイできました。

 

どんなお話なのかといいますと、主人公京一郎が他の男との性交渉を通じて自分の生き方を探す物語といった感じです。

最初に処女をささげた男によって京一郎の人生は大きく分岐します。

 

和風伝奇っていうんですかね?

独特な世界設定で専門用語がぞろぞろ出てきます。

百合ゲーのアカイイトをちょいちょい思い出すような世界観です。

まあでも私のように何も考えてない人間でも楽しめましたので問題はないです。

 

私の攻略順は時雨→館林→千家→ミサキです。

CPとして好きなのは時雨×京一郎ですが話として好きなのは千家√です。

 

 

主人公、京一郎くん。

性格はクソ真面目です。

日本万歳!天皇様は絶対!日本は神の国!国のためなら命も捧げる!といった典型的な国の奴隷です。

帝国大学に通うため上京しましたが、国のためにしっかり学んでこの命を国に捧げるのだーみたいな感じです。

やばいですね。

さぞやお堅い信念を持ち合わせているのだろうと思いきや、簡単にちんちんに屈します。

めっちゃメスメスしており、男を誘惑しています。

基本的には敬語口調で敬称で相手を呼びますが、仲良くなると崩れてくるのが可愛いです。

一人称は”私”ですが、時雨に対してだけは”僕”になるんですよ、破壊力やっばいですね。

結構な頑固者で、それが原因で彼氏とちょいちょい衝突するところはめんどくさいです。

 

彼自身かなりのイケメンですが、なんとめっちゃ可愛い妹が存在します。

京一郎をガチお慕いしていてめっちゃ可愛いです。

まあ彼女は京一郎と違い田舎の実家で暮らしているので本編にはほとんど絡んできませんが。

残念。

 

京一郎のビジュアルは好きなんですけどね...。

性格がメスメスしいのもう少し何とかしてほしかったです。

私はあまりBLゲームをやらないのでわからないのですが、こんなもんなんでしょうか。

せっかく高スペックなイケメン男子な設定の京一郎ですし、メスメスしてるより雄みが強い受けのほうがよくないですか?

 

そして京一郎の最大の特徴は”死霊が見える力”を持つことです。

まあでも見えるだけで他にどうこうできる特殊能力は持っていないのですが。

ただ、京一郎の持つ刀がなんか特別らしいんですよね。

 

 

共通√はキャラと舞台紹介なので特に語ることはないですね。

時雨率いる「五本刀」という謎の集団と政府の軍隊との争いに京一郎が不幸にも巻き込まれてしまうくらいです。

そんな理由で軍隊に喧嘩売っちゃう京一郎...。

もっともすぎる時雨のつっこみ。

ここだけではなく時雨はちょいちょい天然な京一郎に冷静なツッコミかましてくるので面白いです。

 

あとはミサキって人が京一郎にやたら絡んでくるくらいです。

下宿先めっちゃ豪華でさすが金持ちーーーって感じですね。

京一郎は醤油煎餅が大好きだそうです。

 

個別ルート感想です。

まずは時雨。

はい、時雨です。

京一郎と歳が近く、京一郎とは親友みたいな関係になります。

京一郎もそうですが時雨もだいぶ意地っ張りなので頻繁に喧嘩してはセックスして仲直りの繰り返しです。

そうゆうのが好きな私としては大変好みのCPでした。

 

しかし私、時雨ルートをクリアしたのはもう一年以上前のことなので記憶がかなり薄れています。

 

このルートでは時雨の所属する五本刀という集団の視点から物語を見ていきます。

シナリオ自体も比較的わかりやすくそれなりに幸せなエンドを迎えています。

大正メビウスラインというゲーム全体で見るとまだまだ謎は多く残されており、一番最初にプレイするためのルートだなぁという印象でした。

素直にホモを楽しむなら最適なルートです。

五本刀の目的。

ふーんって感じですね。

私は難しいこと言われると思考が停止する体質なのでこの辺の話は適当に流してました。

 

時雨は京一郎と二人の時はほんっとガキだなって感じなんですが、五本刀の頭領モードの時はビシッと決めてくるのがいいですよね。

なかなかのリーダーシップに京一郎もキュンキュンです。

でもやっぱり責任重大なので時雨も疲労がやばいんですよね。

そんな時雨も京一郎にだけは弱音を見せてくれて、京一郎も時雨を甘やかすところがうわーーーーってなります。

基本的に敬語なのでつい使っちゃうと怒られる京一郎可愛い。

時雨に対しては一人称僕でタメ語なのでね。

京一郎が千家にぶっ刺された時の時雨のブチギレ具合、好きです。

受けが殺されかけて、感情に飲み込まれちゃうくらい気が動転する攻め、いいですね...。

 

 

一緒に寝る時雨と京一郎ですが...。

京一郎チャレンジャーやな。

草。

こいつら、この時点では付き合っていないんだよなぁ。

でもやはりすぐ横で好きな男が発情してたら手を出したくなるんでしょうね。

 

ケンカップルだからしゃーないね!

このへんドッキドキしたな、こうゆうの大好きなシチュすぎて...。

京一郎も時雨もめっちゃうぶい...かわ......。

お互いの弱音を吐きだすしぐきょ大好き...。

やはり男同士の恋愛は話が早くて良いですね。

お互いが両想いならまずはセッですよ。

そりゃセッのあとに飲むサイダァは美味いだろうよ。

このスチルも大好きです。

 

 

一個目のエンド。

軍部との争いで色々あった五本刀と京一郎。

こっちのエンドでは五本刀は秘術を失って居場所がなくなってしまうのですが・・・

母親に言い訳する京一郎。

かなり無理があって草が生えますね。

京一郎ママ、なにやら察してくれた様子。

対応力凄すぎでは。

なんやかんやで時雨たち五本刀はみんな京一郎の地元で暮らすことになるんですね。

五本刀という重責から解放されて田舎でただ京一郎と穏やかに過ごすことになる。

大好きなエンドです、というかむしろ時雨トゥルーより好きかもしれない。

何気に京一郎が地元に帰るのはこのエンドだけなんですよね。

このあとの二人といちゃいちゃ生活想像するとやばいですよね。

京一郎は大学に通うわけですが、帝都から村に頻繁にラブレター送りまくるんでしょうね。

一生いちゃついててほしいです。

 

 

もう一個のエンド。

こっちは五本刀の地位を取り戻すエンドですね。

こっちのも時雨も京一郎もかっこいいので好きです。

決戦前夜にまじないのキッス。

ここの京一郎のモノローグが凄く切なくてやばいです、好き。

なんだかんだ時雨も不安で、それをがっつり受け止める京一郎よ。

ここのシーン激熱だった。

大事なスチルは微妙に動いてるところがおい大正メビウスラインこの野郎って感じですよね。

 

京一郎って基本的には守られてばっかしなんですが、時雨に対しては一緒に頑張る感が強くてやっぱり私はこのCPが大好きなんだなぁという気持ちです。

感想書くにあたって軽く読み直したんですが、千家ルートとかやった後だとゲロ甘すぎてびっくりしました。

しぐきょ大好き。

 

 

次は館林√です。

こいつに関しては特に語ることはないです。

最初から最後まで好きでも嫌いでもないどうでもいいなぁという感じだったので。

館林好きな人がこれ読んでたらごめんなさい。

嫌いではないんですが...。

病んでんなぁという印象しかなかったです。

 

このルートでは館林よりも伊勢兄弟が良かったです。

時雨√では完全に敵側だったのであんまりよいイメージはなかったのですが、この√ではバリバリ味方。

京一郎とも仲良くなります。

かっわいいんですよね。

特に弟の方。

時雨√やってるときはなんだこいつうぜえなとしか思っていなかったのですがまあ...手のひら返しましたよね。

ただ、弟の方はすでに死んでいて死霊として現界してるだけなのがお先真っ暗でつらいですね。

 

薫と京一郎、兄弟みたいで可愛い。

仲良しみんなでお揃いにしようとするんですか。

なんという可愛さ。

もう館林なんかやめてこいつ攻略しようぜ。

京一郎もしっかり輪の中に入れているんだあぁと嬉しくなりますね。

かっわ。

 

しかしこんなかわいい薫くんですが、所詮は死者が動いている歪な存在。

やがて・・・

そんなこと言わんといてや...。

いやああぁ.............。。

そして京一郎に介錯お願いするところ、薫の京一郎への信頼が見えてて余計つらい。

京一郎からしてみればやっと仲良くなれたところでこれですからね。

あんな子供っぽかった薫がちゃんと悟ってるのがなぁ...。

たしかに客観的に見れば薫の存在は歪で、この世に存在してはならないものなんですよ。

でも当の本人からしてみればそんなこと知ったもんじゃないですよね。

それでもここにいたいって、自分はおかしくないんだって思うもんですよ。

そんな思いを内に押し込めてちゃんとみんなを前に進ませる薫の強さ...。

かくいう私も薫の好感度がぐんぐん上がってきたところでのこの展開だったのでめっちゃ泣いた。

つらあ。

 

薫の兄、馨(漢字難しいね)もつらみで精神がやばくなっております。

でも後追いしないのは偉い。

館林も見習ってくれ。

 

しかし薫くん、決戦の時に助けてくれるんですよね。

つらいけど熱い展開。

 

決戦を終えて・・・

ああん泣く...。

薫が良い子すぎてつらい...。

 

不意打ち食らいました、なんやこの和風美少女!

京一郎の妹か!

ここで初めてビジュアルが明かされたのですが美少女すぎてびっくり。

 

ビリヤード。

京一郎は薫とビリヤードする約束してたんですよね...。

つらい。

でもあれから何年も経って思い出話ができるくらいには回復してるので亡き薫の話をしてもなかなか和やかです。

薫と馨兄弟はかなりのいたずらっ子だったようでやっぱり可愛いなぁと。

 

以上で館林√感想終わり。

 

次は千家です。

 

時雨√でも館林√でも敵側だった千家。

明らかにやばいやつです。

京一郎の機嫌を取るために、京一郎の悪口を言っていた部下の腕を切り落とすところとかやばさがにじみ出ていて好きです。

まあでも彼もほぼ操られていたようなもんで、人生を狂わされてこうするしかもう選択肢が残っていないみたいなところがあるんですが。

悪人ではあるんですけどね。

あのよくわからん契約がなければ館林と共にまっとうな軍人になれてたかと思うとつらいですね。

でもやはり彼も国を護りたい一心ではあるんですよ、だから京一郎も従ったわけです。

 

このルート楽しみにしてましたが期待以上にやばくて大満足です。

京一郎の浸食のされ具合たまらんですね。

四つもエンドがあるのにすべてメリバという徹底ぶりですよ。

千家が死亡するバッドエンドがハッピーエンドですからねこのルート。

 

このルートでの京一郎は、国際社会において日本が現在置かれている立場を正しく理解し、憂いてしまったところからどんどん千家に浸食されていきます。

あとレイプされて肉体的にも精神的にも依存していっちゃいます。

弱味も握られちゃいましたしね。

序盤から京一郎は千家に軟禁されている状態です。

そしてどんどん千家に引き込まれていきます。

 

千家に連れられて五本刀を滅ぼしにいく京一郎。

時雨あっさり死んだな。

ここ、京一郎的には千家が死ぬのはだめだと咄嗟にかばっちゃっただけで別に時雨を殺す意図はなかったところがつらいですね。

出会い方が違っていれば恋人や気の合う友人になってたような存在ですよ時雨。

五本刀、全滅w

完全勝利に千家も楽しそうですね。

 

 

最初に見たのは天命の旗エンド。

館林隊、全滅w

千家はどうやら皇后陛下の操り人形であったことが判明しちゃうんですね。

千家は自分が操られていると知って、それでもそれが天命ならばと、それを貫くことを決意します。

 

千家の力と京一郎の力は合体すると最強になるらしいです。

よくわかりませんがそうらしいです。

ほんっと凄い関係ですよねこの二人。

無糖ホモってやつですか。

ここのスチル、初見時の鳥肌やばかったな。

ここだけ切り取ると甘いのですがね...。

死霊兵を用いて快進撃を続ける千家軍隊。

やべえよこいつら・・・

 

千家ルートはED曲も悪役感溢れてて好きです。

 

 

次にやったのはさだめられたものエンド。

千家は自分を操っていた皇后陛下(死霊)に真っ向から立ち向かい、矛盾を正します。

これもまたやべえな...。

呪い以上の契約、というかもはや半身ですからね千家と京一郎は。

千家自身も歪みですからね...。

ちゃんと正すには千家も死ぬしかないと。

というか京一郎サラッと下の名前呼び捨てにしとるやんけ。

「終わらないよ、伊織」ってセリフ、切なくて好きです。

ちょっと、なにしてんの京一郎。

そんな可愛い顔して何を言ってはりますのん。

と思ったら千家も京一郎もちゃんと目的があって自害したわけね。

京一郎、ちょっとノリノリなのが凄いですね。

というか千家、京一郎が来ることなんとなく予想してただろ。

でもひたすら戦い続けるしかないんですよねこの先...。

なんだかんだ楽しそうなのでいいのかな。

もう死んでるので未来もクソもないエンドですけどね。

 

三つめ。血の呼び声エンド。

館林隊に追い詰められ、伊勢兄弟に喉を撃たれて殺される京一郎。

反魂ですか...。

 

京一郎が死霊になろうとも、千家は京一郎を離さない。

そして動揺する館林隊をぶっ殺します。

千家、ちょっと哀しんでんの...?

 

死霊となった京一郎は千家の家で穏やかに暮らします。

京一郎は死霊となったことに不満や疑問を抱いていないところがやばいですね。

ここの千家の声ちょっと明るくてなぁ...。

京一郎の身体はいつまで持つのでしょうか。

やがて朽ち果てたとき、千家はどうするのでしょうか。

お先真っ暗ですね。

 

 

四つ目、最後に見たのは雄図を継ぐものエンドです。

館林隊に追い詰められます。

崖に落ちる千家。

ここの千家の声、くっそ優しくてうわあ...ってなる。

だって千家お前、今までこんな優しい声出したことなかったじゃん...。

千家、自分の腕を切り落として京一郎が道連れになることを防ぎます。

千家......。

なんだかんだ千家って最後の最後でこうゆう姿見せてくるからズルいんですよ。

右手とマントだけが京一郎の手に残された。

どうせなら何も残さないほうがよかったですよ、変に形見を残しちゃうとこの√の京一郎は暴走しちゃうぞ...。

こんなことになってもまだ京一郎を気遣ってくれるミサキ...。

そして唐突に自分の腕を切り落とす京一郎。

なにしてんの・・・

やばいやばいやばいやばい。

ほんと千家ルートの京一郎は思考回路がやばすぎる。

これって一つになったとか千家と合体したって言えるか微妙なラインな気がしますが。

千家の力と京一郎の力を合わせれば完全となって最強になるって千家も言ってましたもんね。

ここのスチルの京一郎、最強にかっこいいですけどつらいですよね。

そりゃ千家の顔つきも混ざっちゃってるからかっこいいに決まってるわけです。

そして京一郎の声ももうほんとやばいことになってるし。

 

 

数年後・・・

 

やばい。

ここでこうゆうスチル用意してくるかーーーって感じです。

共通ルートの千家初登場シーンのスチルがこれと酷似してるんですよね...。

しかもお前、千家京一郎って...。

籍を入れたとかじゃなく文字通り意志を継ぐって意味の名乗りですからね...。

しかもここでエンドロール流れるんですよね...。

やばいわ。

「でも、私は千家だ」のところでいつもの千家BGMが流れるのが最高にぞわって来ます。

 

千家ルートは京一郎が本当にやばいことになっていくのが好きです。

やばいわって感想しか出てきませんがまじでやばいですからね。

鬱ではないんですけどね、なんていうんでしょうかああゆうの。

共依存が一番しっくりくるかなぁ、それともまた違う気がする。

独特の空気があるCPでした。

あと京一郎って館林にはがっつり敬語使うのに千家には呼び捨てだしほぼタメ語になるところも好きです。しかも単にタメ語呼び捨てなわけではなく終盤まで千家少将呼びかつ敬語で、最後の最後で砕けた口調になるところがたまらないですね。

 

どのエンドが一番とかはなく、どれもわかるなぁとなってしまいます。

でもやっぱりエンドロール流れるあの二つのエンドが最高に千京感溢れてて好きかもしれない。

何が言いたいかというと千家ルートの京一郎のやばさ大好きです。

 

ラスト、メインかつ真相ルートのミサキ。

ミサキに関してはグランドルート入るまでは正直あんまり記憶がないです。

ミサキめんどくせっとは思いました。

あとミサキに対する京一郎もクソガキなのでめんどくさいです。

なんかすごい遠回りな距離の詰め方でしたね、二人ともめんどくさかったので。

好きですけどねこうゆうの。

 

京一郎、すっごいミサキに甘えますよね。

ミサキも神様ということでアカイイトのお姉ちゃんルート思い出しますね。

ミサキルートの京一郎は時雨の時よりも砕けてる気がします。

まあ安心感ありますよねミサキ。

 

グランドエンドは本当に綺麗な終わり方でした。

時雨も館林も千家も、それぞれ対立してて和解とかありえないんですが、その中でよくここまで綺麗にまとめたなぁと。

最後ミサキがミニチュアサイズになってたのびっくりしたけど微笑ましくて、これもまた上手いなぁと。

大正メビウスライン終わったー!という達成感と余韻が凄かったです。

 

あとエンディング曲が!OP曲なんです!

激熱ですよ。

 

以上メビウスライン感想終わり!楽しかったです!

ファンディスクもそのうち買います。