異動や転勤の季節。
出会いと別れの季節。なにか切ない時期でもあります。
こんにちは。
コミュニケーション円滑化アドバイザーhiroです。
新しい職場でなじめるかどうか、若い人ほど心配になるのではないでしょうか。
転勤して、新たな取引先や職場との関係。
委縮して、こちらからアプローチできないことはありませんか。
懇意にしている保険会社でも異動の度に新しい営業担当がきます。
いわゆる間接営業、代理店営業という職種です。
だれでも緊張するのは当たり前。でも委縮して、あまり話さない、アプローチをしないと地場の代理店から、
「なんだ!あいつは!!(怒)」ということも多々あるようです。
なんとか、気に入ってもらいたい、それも早くに。そう願うものかもしれません。
でも、何もアプローチできないと「営業」ってつとまりません。
そこで、どこでも通用するカンタンな方法をご紹介。
「相手の真似」をすること!!
簡単ですよね。
でも、人に会えなければできません。たまに人に会えない、雑談ができない営業がいるので困ったものんですが。
脱線しました。
相手の行動やしぐさ、言葉をさりげなく「真似」していくのです。
心理学では「マッチング」「ミラーリング」と呼ばれているテクニック。
相手を真似していくと「お、気が合うな」と高い確率で思ってくれる方法の一つです。
言葉の使い方としても
ただオームのように繰り返すだけでなく、相手の言葉を引用するのです。
相手が、「昨日の映画がおもしろくってね。」「え~昨日映画見にいかれたんですね。おもしろそう、どんな映画だったんですか。今度デートで映画見に行こうかなって思ってて。どんな映画だったんですか。」
こんな会話を繰り返すうちに、相手は真剣にこちらのことを聞いてくれていると思ってくれます。
バックトラッキングといわれる方法です。
さらに、相手の持ち物も真似てみるのもいいかもしれません。相手がもっている小物をチェックしておいて、次に合うときにさりげなくもっていくとか。
ミラーリングって呼ばれる方法です。
ペンであれば、相手から「あら~、私と同じペンですね」って具合になります。
相手は「自分と好みが合う人だ」と思い込みます。
ここで注意すべきは、こちらから言わないこと。絶対。
相手に言わせるのです。こっちから言えば、いやらしくなります。(笑)気が付くまで待つのです。
相手が気が付いて「同じですね」と言わせることに狙った効果があります。
長年の営業経験で努力した結果で使用したことですが、心理学に裏付けされていたんだなあっていまさら思います。