感動するってこと、最近ありますか。もしくは、悔しくて、怒って、悲しくて・・・。様々な感情をうつしだす「涙」
それが、実は「血液」と同じ成分なのです。
涙には、ブドウ糖、アルブニン、ナトリウム、カリウム、ビタミンA、ビタミンCなど、血液と同じ成分が含まれているのです。
なにか、泣くのがもったいないなあって思いません?
しかし涙にも役割があって、体の中で唯一血管が通っていない角膜へ酸素や栄養素を運ぶ役割もしているのです。
涙は、上まぶた、外上方に位置する涙腺で作られ常に目の表面に送り込まれています。そして、約10%は蒸発し、残りの涙は目頭にある上下の涙点から涙小管を経て、鼻涙管を通って鼻腔へと流れてきます。
泣いたときは、涙の量が多くなり、鼻腔へ流れるだけでは追いつかないので目からあふれ出てしまうのです。