なかなかいいドラマじゃないか!!って思うわけです。
時代設定が大昔すぎて、ピンとこないところもあるらしいですが・・・。
人間の心は、昔も今も同じということでしょうか。
源義朝とライバル関係であることが描き続けられていて、今月、その終焉を迎えました。
ずっと、清盛のことばかり考えていたんだろうな。義朝。
あ~あの野郎!(言葉悪いけど。今風に)に勝ちたいィ~ってずっと思っていた
のでしょうか。
男の嫉妬って、シツコイ。
男に嫉妬ってあるの?という一般女性もいますが、それは男の心をしらなすぎるということ。
燃える魂はいつまでも、嫉妬し続ける生き物なのです。
職場でも、いい成績残した、同僚に祝福をしているような顔をしていてもどこか、
なんで自分は・・・・。なんて卑下していたりして、心から祝福しているのとほど遠いことがあります。ちょっとひねくれた見方かもしれませんが。
それほど、男は、弱い生き物。
あの時代劇で、急激に出世した清盛をみていた、義朝さんは、そりゃ~すごい妬みだったろうと想像つくのでありまして。
あのような愚かな行為に走ってしまったのかもしれません。
ちっちゃい生き物です。男は。
あの常盤御前をみてごらんなさい。あの強かさ。見習うべき対象が近くにいたのになあ。
嫉妬が結局クーデターみたいなことを起こすのであります。
それは、今の日本の政治も同じだろうと感じます。
俺が、俺が、世にでたいんじゃ~!!と誰も思っている大人の世界。
いや、実に怖いものであります。
しかし、清盛は、義朝には負けられないと思いながらも、それが優先ではなく、
「日本」をもっとよくしたいという思いが描かれています。
目的がこの2人違うのですね。
一方は、清盛ィ~~って感じで、一方は、日本をなんとかよくしたい、武士の世としたいというビジョンが違う。
それも今に通じること。
どこに重きをおくか。
それが「男」の役割ということか。