がん地域連携クリティカルパスの運用 | スタートアップ企業のための資金繰り・集客課題解決するBtoBワンスポットサービス‼️総合ビジネスプロデューサー「マーシークエスト」

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がん地域連携クリティカルパス の記事にて、地域医療のあり方と運用状況について記載しました。


さらに今回、どのような運用がされていき、今現在どんな課題が残されているのかまとめてみたいと思います。



2012年4月に診療報酬改定が行われました。



その中で、がん診療の連携に関して、これまで「がん治療連携計画策定料」の750点は、退院後すぐに、連携医療機関を紹介しなければ算定されなかったのですが、


今回の改定で手術後あるいは、退院後にがん診療拠点病院の外来で治療を行った後に紹介しても算定が可能になりました。


新たに、「外来緩和ケアチームの評価がされ、「外来緩和ケア管理料として、300点(月1回)が新設されています。


こうした診療報酬の背景のもと、地域連携はさらに加速するものと思われます。


一方では、がん地域連携クリティカルパス の実際の運用にあたって課題もでています。


そもそも、この連携パスは、かん患者会から、「再発がんや終末期がんでがん難民」をださないでほしいとの要望で生まれたものでした。しかし、実際のがん連携パスは、初回治療のがんを対象にしたものになっています。



今後の課題として、再発がんや終末期がんの連携パスの開発が待たれるところであります。



この連携パスは、医療機関同士の情報共有であるとともに、患者と医療機関との情報共有でもあります。


診療計画だけでなく、がん診療連携拠点病院連携先がどこにあるのか、さらにどの病院がどんな手術が得意か情報も重要です。

近い将来、患者も自分もパソコンや携帯で、このような情報をみられる時代となっていくことが望まれることであります。