年代別の栄養~2乳児栄養 | スタートアップ企業のための資金繰り・集客課題解決するBtoBワンスポットサービス‼️総合ビジネスプロデューサー「マーシークエスト」

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おはようございます。毎朝凍える寒さ。出勤時の冷たさは私にとって厳しすぎます。

先日から連載をはじめた、年代別の栄養、今日は乳児期です。


乳児期による発育は生後3~4ヶ月ごろまでがもっとも急速な体重の増加を示します。出生時を約3キロとすると約2倍、満1年では約3倍になります。


そのため、この時期の栄養は大切で充実した授乳栄養、離乳栄養が必要になってきます。


母親による授乳は、母と子の関係のはじまりであり、母乳が十分に分泌されそれを乳児がしっかりと飲むことによって母としての自信や自覚が生まれます。



(1)母乳栄養


・乳児の疾病、死亡率が低い。(免疫体が含まれているため)


・乳児の必要とする栄養素をすべて含んでいる。


・乳児の消化、吸収、代謝の負担が少ない。


・細菌など含まず衛生的である。


・アレルギーの心配がない。


・母子間の接触が情緒発達によい。


・子宮の収縮を促し、母体の回復を早める。


・手間がかからず経済的である。


子供がうまれるとよく初乳がいいといいます。初乳とは、出生後5日間分泌される母乳のことをいいます。6~10日は移行乳、10日以後は成熟乳といいます。


初乳は、分泌量は少ないが、免疫物質を多く含み、タンパク質、ミネラルが豊富に含まれているので、新生児に必要な栄養が与えれアレルギーを防止します。



(2)人工栄養


母乳が与えれない場合には、母乳以外の栄養材料のみで乳児を育てることになります。



人工栄養には、次のようなものがあります。


①牛乳~市販牛乳を用いる場合には、乳児の月数に応じて希釈し、炭水化物、ビタミン、鉄の添加や完全殺菌が必要です。そのため、実際用いるのは離乳後の10ヶ月後になります。


②乳児用粉乳~育児用乳製品の主材料となっており、母乳に近づけるよう調整が行われたものです。


③治療乳~かって、栄養障害に対するものであったが、最近では代謝異常、牛乳アレルギー、未熟児のための治療乳などさまざまな目的をもった治療乳が開発されています。



(3)混合栄養


母乳不足、授乳時間に制限があるなど、授乳の一部を人工乳で栄養を補うことです。


方法として、母乳を与えたあと、不足分を人工乳で補う方法と、母乳とミルクを別々に与える場合に、授乳時間が取れる朝夕にだけ母乳を与え他は人工栄養で補う方法があります。


(4)離乳~乳汁栄養から固形食に移行する過程です。


①離乳の必要性とは。


・乳汁のみではエネルギー、各栄養素が不足し、正常な発育や健康が保てなくなる。


・離乳食を与えることによって唾液の分泌も旺盛となり消化機能の発達とともに固形食に対する欲求もでてくる。そして乳歯の生歯を促します。



・各種の食品の味やにおい、舌触りに慣れさせ味覚の発達を助長し偏食しない習慣に導く。


・精神の発達を促進させる。


ことがあげれれます。


離乳が遅れると、①体重増加が停止し、発育不良となる。②病気に対する抵抗力が減退する。③貧血になって顔面、皮膚の色が悪くなり、筋肉の弾力性がなくなる。


ことがあります。


②離乳の時期。そのことを踏まえ、離乳食は生後5ヶ月ごろからはじめて、12~15ヶ月ごろ、遅くとも18ヶ月ごろまでに完了することが推奨されています。


しかし個人差があるのでこどもの様子を見ながら少しずつ離乳を進めていくことが望ましいです。



③離乳の要点


・1日1品、1回1さじからはじめ、徐々に量、種類を増やしていく。


・流動食、軟食、固形食へ移行していく。


・味付けは薄味にし偏食しないようにできるだけ多くの食品を与える。


・卵黄は、必ず加熱してから与え、卵白はアレルギーを起こすため心配があるため注意が必要です。


・空腹で機嫌がいいときに与える。


・はちみつはポツリヌス症予防のため、満1歳までは避ける。


ということがポイントとなります。