先週より新シリーズです。運動による各種予防や改善を取り上げます。
今回は肩こり。
多いですよね。
肩こりとは、首や肩周辺の筋肉が硬くなって起こる状態です。筋肉に負担がかかりすぎると、緊張し、筋肉は疲れてしまいます。
筋肉周辺の血管が圧迫されて血液循環が悪くなります。
すると、代謝が悪くなり、老廃物や疲労物質がたまって肩がこるのです。
では、どうするか。
肩こり予防や改善の運動をする目的として、まとめてみると、
①首や肩の筋肉を鍛えて肩こりを予防する。負担に耐えられるようにするんですね。
②筋肉の緊張をほぐし、血行をよくする。血液循環をよくして老廃物を流すこと。
③柔軟性を高めること。緊張していた筋肉がほぐれて圧迫が解消されます。
④ストレス解消する。ストレスに起因するストレスの改善にも効果を発揮します。
それでは、これらのポイントをおさえた運動を紹介します
~筋肉の緊張をほぐして肩こりを解消する運動の紹介~
1、肩の上げ下げ~ア)腕を自然に下げて方の力を抜く
イ)両肩をギュッと上げる。
ウ)力を抜いて両肩をストンと落とす。
(両肩をおろした時の筋肉の弛緩した感じを意識します。)
2、肩をすぼめて開く~ア)肩をすぼめて、体の前で両手の平を合わせる
イ)胸を開いて腕を広げる。
ウ)肩甲骨を寄せる。
3、ひじを曲げて上半身を回す。~
ア)背筋を伸ばしてイスに腰かけ胸の前で片方の手首を握る。
イ)握った手を水平に保ったまま後ろに引き上半身をひねります。
ウ)手を変えて逆の方向も行なう。頭を動かさないことがポイント
4、肩をまわす~ひじを曲げて両腕を横に上げ前から後ろ、後ろから前へまわします。力を抜いて数回ずつ。
仕事の間、家事の空いた時間にカンタンにできる運動です。是非、試してみてくださいね。
次回は、筋肉を鍛えて肩こりを防ぐ方法をまとめます。
一週間まずは今回の方法で過ごしてみましょう。