身近な人からみても、精神面の異常を判断することは容易ではありません。
しかしながら注意深く観察することで、表情、言葉、雰囲気などにサインがあらわれることがあります。
周囲の親しい人たちが普段と違う、不自然に見えると感じたり、なんとなく奇妙、異様な印象を受けるという時は注意が必要です。
ストレス状態にあるときに現われやすい兆候の例をまとめてみます。
①全身兆候～疲れやすい、体がだるい、気力がわかない。
②筋肉系症状～肩がこる。首がこる。手足がだるい。関節痛、偏頭痛がする。
③感覚系症状～目がつかれやすい。めまいがする。多汗になる。音に対して過敏になる。
④睡眠障害～寝つきが悪い。眠りが浅い。早く目覚め、再び寝付けない。夢ばかりみて寝た気がしない。
⑤循環器系症状～心臓がどきどきする。胸が痛くなる。脈がとぶ。
⑥消化器系症状～食欲不振、胃がもたれる。吐き気がする。よく下痢をする。便秘になりやすい。
などです。気になるところありませんでしたか。