亀の卵を土から掘り出して、その時は気付かないが
日数が経ってからヒビ割れ、穴を見つけることがある。
(写真はかなりのヒビ?割れ?だが・・・)
昔は簡単に強力なテープ等を張り付けて凌いでいたが
今は鶏卵の卵膜を用いることが多い。
ゆで卵から、慎重に殻を剥いで卵膜を取り出す。
炭酸カルシウムと滅菌水を混ぜてペースト状に。
取り出した卵膜はすぐに乾くのでアルコール浸漬し
任意の大きさに切る。
※使用器具は、煮沸滅菌、アルコール消毒などを必ず行う。
切りにくい時は、薄いプラ板、ビニールなどに卵膜を張り付けて
プラ板(ビニール)ごと切っても良い。
亀の卵の表面を軽くアルコールなどで拭く。
卵膜を空気が入らないように注意しながら
亀の卵に張り付ける。
※炭酸カルシウムを塗らずにこのままでもイケます。
15分ほど乾かした後、ペースト状の炭酸カルシウムを
内側から外に向けて塗り付けてゆく。
(卵の下部はわざと一度に多く塗ってみました)
塗る→乾かす・・この操作を5回ほど繰り返して
表面を奇麗に塗り上げてゆく。
肉眼ではわかりにくいため、拡大(ルーペ付きスタンドライト使用)
しながら表面をなだらかに。
炭酸カルシウムが塗りにくく、定着もしにくいので
今まで、つなぎとして色々混ぜて実験した。
ゼラチン、ミツロウ、アラビアゴム他などを、それぞれ加えたが
カビの原因になってしまい、良い結果は得られなかった。
今回紹介させて頂いた方法も勿論、完璧ではなく
無事に孵化するかどうかは半々の確率程度です。
どうしても、発生が進み、内圧が高まってしまうと
補修した部分から割れてしまい成功に至らないことが多い。
でも、生まれるか、生まれないかは大きな差なので
こちらで出来るだけのことは精一杯したい。
こちらの責任であることが多いし・・・。
気休めだが、5割程度が助かるなら
意味のある、やっても良い気休めだとも思う。
※使用した卵はミツユビハコガメ。





