当時、私たちが務めていた会社は設備会社で

Fは工事部で、俗に言う【現場監督】だった

 

最近は働き方改革が進んできて

少しはマシになってるのかもしれないけど

やっぱり建築業界は労働環境が悪くて

私は内勤のCADオペレーターだったから普通だったけど

当時の彼は外勤で、まさにブラックな現場で働いていた

 

まだまだ若手だから先輩や職人さん達よりも

早く早朝から出社しなきゃいけないし

夜も職人さん達が帰った後にやる仕事とか

次の日の準備とか図面を作図したりとか

まあいろいろやることが沢山で深夜まで帰れなくて

かなり精神的にやられてたと思う

 

しかもたまたまこの現場で働いてた時に上についてた先輩が

とにかくきつい人だったみたいでモラハラまがいのことを

散々言われてたらしい(Fからの情報しか知らないので真偽は謎)

 

そんな感じでFとはあまり連絡が取れなかったし

会えることも少なくて、会う頻度が月に1回なんてときもあった

 

寂しかったし不安もあったけど

同じ会社だからこそFの仕事に対する理解も出来てたと思うし

私まで彼の負担になってしまわないように

無理に連絡を取ろうとしたり

我儘を言わないように気を付けて

Fの話は沢山聞いて認めてあげて

支えになれるように最善を尽くしたつもりだった

 

いつだかFが

「季節を感じられないことがつらい」と言っていた

 

まだ空が暗い時間に出社して帰りも深夜だから

桜とか紅葉とか景色で季節を感じることも出来ないし

ゆっくりテレビも見れないから

季節ごとに変わるCMも観れなくなって

そういうことで自分の中から四季が

無くなってしまったことがつらいと言ってて

私には全く感じたことの無い次元の感情だったから

びっくりしたし、少なからず人は四季を感じることで

生きてることを自然に実感してるんだなって思うと

そんな状況にまで追い詰められているFを

なんとかして笑顔にしてあげたかった

 

その言葉を聞いてから私は

なるべくFと会うときは少しでも季節を楽しめるような

提案をするようになった

 

今度の休日はお花見をしに行こう とか

月見バーガー食べない? とか、、、

 

まあそれも結構断られることが多かったから

私の気持ちは伝わってなかったかもだし

ありがた迷惑だったのかもしれないけど

あれから今も私はストレスを抱えてる人がそばにいたら

ちょっとでも季節を楽しめるように声を掛けるようにしてる

 

 

とは言え、私にも全く不満が無かったわけではない

 

もちろん私だって人間だから

毎日いろんなことが起きて嫌なこともあって

ストレスもあるし、話を聞いてほしいときもある

 

Fのそのブラックな現場が終わって

別の現場になって元気なFに戻ってきても

Fはすっと常に仕事や上司先輩後輩の文句ばかりで

たまに別の話をしたかと思えば

昔の自分の武勇伝だったり

過去の女性の話だったり

とにかく、自分 自分 自分 の話ばかりだった

 

私の話は全然聞いてくれなくて

会えばいつも最終的にホテルに連れていかれたり

一度、Fの実家に連れて行ってもらったときも

ご家族にちゃんと挨拶しなきゃ、、と緊張してたのに

FはFのお母さんに私を

「CADの子~。図面 手伝ってもらいに来た」と言った

 

一緒にいる時間が長くなるにつれて

私の存在は彼にとって一体何なのか

良く分からなくなっていった

 

 

 

【クレイジーな彼⑤】に続く

 

 

 

 

次の日になり、Fが私を迎えに来てくれて

私達はアウトレットモールに行った

 

その日は普通に楽しくて

アウトレットでは何故かFは私に

マフラーを買ってくれたりした

 

Fが発する言葉は私にとって衝撃的なものが多くて

私の人生において(悪い意味で)忘れられない言葉に

なってるものがわりと沢山ある

(それは後々更新していくが、、、)

 

でもこのときにFに言われた言葉で

珍しく良い意味で印象に残ってる言葉がある

 

私は貧乏性というか

良く言えば物を大事にする倹約家なのだが

自他ともに認める節約家(俗にいうケチ)で

服も靴もバッグもボロボロになるまで使い続けてしまうので

よく親や友達には呆れられてしまうのだが

この日も何の気なしに履いていた靴が少しボロボロだった

 

それを見たFが私を諭すようにこう言った

 

「あき、靴はね 良いものを履かないとだめだよ?」

「良い靴はその人を素敵な場所へ連れて行ってくれるんだから」

 

今の私がもしこれを言われたら

ああ、どっかの映画かなんかの受け売りだろうな

と少し冷めた気持ちになってしまうが

まだ若かった当時の私はそれを言われて感動した

 

素敵な考え方だなあ、私もそういう考え方を取り入れて

ちょっとずつ生き方を変えていこうかな、なんて思ったり。

 

まあ結局今も貧乏性は治らず

私はボロボロの靴ばかり履いてますが、、、

 

 

そんなこんなで1日があっという間に過ぎていき

夜になってFが家まで送ってくれた

 

家の近くに着いて

やっぱり昨日の出来事は一時の気の迷いだったんだ、

これからも同期の一人として普通に接していこう、と思い

お礼を言って帰ろうとしたときに

またしてもキスをされた

 

私は抵抗して彼を離して

 

なんでこんなことをするのか

私のことをどう思ってて私とどうなりたいのか

私は中途半端な関係は嫌だ

 

と言うとFは私に

 

「じゃあ、付き合おっか」

 

と言った

 

「じゃあ」っていう言葉にイラっとして怒ると

Fは「ごめんごめん」と笑いながら私を抱きしめて

もう一度「付き合お?」と言った

 

Fは私がFのことを気になり始めていることに

きっと気づいてたのだろう

惚れたもん負け とはまさにこのことで

Fの言動にぐるぐる振り回されてる私を見て

ニコニコ楽しそうに笑うF

その顔が憎めなくて、断れるはずもなくて

私はFの彼女となった

 

 

彼女になった瞬間から

今後Fに振り回される想像しかできなくて不安ばっかだったけど

その予想は見事に的中されるし

なんなら予想の遥か斜め上を行くことになることを

このときの私はまだ知らない、、、

 

 

【クレイジーな彼④】に続く

 

 

 

 

にぎわってる夜の街中を

1人泣きながら通り抜けて歩いていると

FからLINEがきた

 

「今どこにいる?」

 

返事を返す気力も無くて、どうしようか迷っていたら

すぐに今度は電話が掛かってきて どこにいるか聞かれた

 

もうバスが無いから家に向かって歩いてることを伝えると

そこから動かないでと言われ

少しの間 待っていたら Fと、Fと仲いい同期2人が

車で私を迎えに来てくれた

(運転してた人は車で帰る為お酒を飲んでなかったらしい)

 

1人で帰れると言い張る私を無理やり車に乗せて

何故か4人でドライブへ

 

私が1人で泣いてたことも気づかれていたのか

3人は話を聞いてくれて励ましてくれた

結局私もあのA子と同じことをしてるんじゃないかと

凄く嫌になったけど、3人はそれを否定してくれて

私の考えは間違ってないと認めてくれた

 

確かにこの3人は飲み会の最中

あの泣いてる女集団を遠めに見てた

数少ない男性達だった

 

理解してくれる人がいて

心配して追いかけてきてくれて

あのときは本当にこの3人に救われたと思う

 

このことがキッカケで私はFと少しずつ仲良くなっていた

 

Fは典型的なAB型で変わり者で掴みどころがないタイプで

いつも気分でLINEしてきたり

急に電話をかけてきたりしていた

 

Fからの電話は仕事の愚痴と恋愛絡みの話が多くて

元カノの話とか過去の話とか延々と聞かされて

Fとの電話はいつも3時間とかそのくらい長時間で

電話が掛かってくる日は大体寝不足になってた

 

そんな日々がしばらく続いて年が明けて

1月に同期で新年会をやることになった

 

会は楽しく終わり、帰るときに

その日は車で来ていたFが帰りに家まで送ってくれた

次の日は日曜日でお互いに暇だったことから

遊びに行くことが決まる

 

家についてお礼を言い、車から降りようとしたときに

キスされて下半身を触られた

びっくりしたけど何とか抑えて、車を降りて解散

 

実はこの頃、少し前までは毎日のようにLINEなり電話が

きていたものが何故か急にぱったりと来なくなっていて

どうしたんだろうとずっとFのことが気になっていた

きっとこれもFの策略にまんまとはまっていたんだろうなあと

今になってみればと分かる

だからそういうことをされても少なからず

ありえない!気持ち悪い!とはならなかった

 

だけどさすがに都合のいい女にはされたくないし

中途半端な関係は嫌だから

明日、もしまた何かされたら はっきり言おう、、と心に決め

その日は眠りについた

 

 

【クレイジーな彼③】に続く

 

 

 

 

次の彼は私が今まで付き合ってきた人の中で

最もヤバいやつで

頭のネジがぶっとんでて

長年に渡って私が振り回され続けた人だ

 

長くなるかもしれないけど

出会いから振り返ってみる

 

 

2014年4月に高校を卒業して社会人になった私に

初めて同期というものが出来た

(全部で30人弱くらいいた気がする)

 

その中にFがいた

こいつが今回のクレイジーな彼

 

Fは大卒入社だから当時22歳で

私より4歳年上だった

 

出会ったとはいっても所属部署も支店も違うし

まずそもそも、私は今まで同年代の年上男性と関わる機会が

ほぼ皆無で接し方が分からず

Fに限らず同期の男性達と最初の頃は

なかなか仲良くなれなかった

 

Fに対する印象も記憶にないくらい

関わりは無かったけど

時間が経つにつれて少しずつ

同期仲が良くなっていき

Fとも多少会話はできる程度になっていった

 

とはいえ、私にはJがいたし (前話:笑いのツボな彼)

社内恋愛はなるべく避けていきたいと思ってたから

Fとどうこうなることもなく1年が過ぎた

 

そんな私達に転機が起きたのが

2015年4月末のこと

 

会社の行事で何故か毎年4月は

運動会が開催されて全社員が集まるので

この日の夜は同期会が開かれた

 

同期仲は良くなっていたものの

1年も過ごすと女性特有の仲良しグループ

みたいなものが出来てきたり

生理的に合う合わないが分かってきて

女性陣の中で少し亀裂ができていた

 

そんな中で同期会が開かれて

とりあえず参加したはいいものの

そこで事件は起きる

 

みんなで楽しくわいわい飲んでる中で

一人の女が泣きだしたのだ(この女をA子とする)

(泣いてた理由は良く覚えてないけど確か個人的な理由)

 

A子は俗にいう かまってちゃんで

自分が輪の中心にいたい

女といるより男といるほうが楽とか言う

典型的な【女に嫌われるタイプの女】だ

 

私はこのA子のことが苦手で

この日も、なんでせっかくみんなが集まってるときに

場の空気を乱すようなことをのか

せっかく遠くから来てくれてる人もいるのに…

と全く理解できなかった

 

しかし男性陣はやはり放っておけないのか

慰める人もいたり話を聞いてあげてる人もいた

女性陣の中にも、このときはまだこのA子の

本性に気づいてない人はA子を励ましてあげたり

何を感化されたのか

自分も中心に入りたくなったのか

一緒に泣きだす子も2・3人いた

 

もう意味が分からなかった

誕生日が近い人もいてお祝いをしたり

普段の仕事の愚痴を聞きあって息抜きしたり

そうやって楽しくみんなで盛り上がってたのに

泣き出す女達のせいで会はめちゃくちゃだし

変な空気になっちゃったし

明日も仕事なのに遠くから来てくれた人達が

可哀想で申し訳なくて

私は苛立ちしかなかった

 

けれどあの空気の中では

そんな私の存在が逆に浮いてしまった

泣いてる女たちの取り巻きは

何も声をかけない私を冷たい薄情な人間だとでも

言いたいかのような目でみてくるし

一人の男性からは

「あきさんは強いですね」 なんて言われてしまう始末

 

場面関係なく人前で泣く女が

弱くて素直で周りから受け入れられて

人前では泣かずに本音を我慢する女が

邪険にされて強い人だと思われて

なんて皮肉なんだろうと思った

 

現に私はこの日の3日前に

彼氏(J)と別れていた

私が振ったとはいえ、それなりに傷は負ってて

誰かに話を聞いてほしいし泣きたいし

でも場の空気を壊さないようにと思って

何もないようにふるまって笑ってたのに

泣きたいのは私なのに

なんでこうなってしまうのか

私がおかしいのか

 

なんとか会が終わるまで耐えて

1次会が終わるのを見届けて一人で帰った

 

田舎でバスの本数は少ないから

終電もとっくに終わってる

親を呼ぶのも申し訳ない

ちょうど泣きたい気分だし

歩いて帰ることにした

(歩きだと家まで2時間は掛かる)

 

 

同期の誰もそんな私に気付きはしない

一人で泣きながら歩いてたけど

たった一人、私の存在に気付いて

連絡をくれたのがFだった

 

 

【クレイジーな彼②】に続く

 

 

 

 

 

毎日Jと連絡を取り合って

遠距離ながらもたまに会えて

全て順調なはずだった

 

でも私の中で少しずついろんな違和感が生まれてきた

 

まず一つ、1番に気になり始めたのが

学生と社会人という社会的立場の差だった

 

私は高卒で就職して

社会人歴2年目に突入するくらいの時期で

自分でお金を稼いで貯金することの大変さもわかってきたし

親を頼らないことも、仕事で自由な時間が減ることも学んだ

 

Jは東京の大学に進学して

特に入りたいサークルは無かったらしいけど

活動頻度が少ない旅行サークルに入って

バイトもせず、全て親の仕送りで生活していた

 

頭の良い大学だったから

もちろん勉強は大変だっただろうし

凄く頑張ってたんだと思う

他にも大学に通ったことが無い私が知らないだけで

大学生にも何か大変なこともあるんだろうな、とも思う

 

だけど、なんていえばいいのか、なんか

親に対する甘えというか

働くこととか生活することに対する無気力さというか

お金に対する有難みというか

そういうものが2人の間ですごくズレてきている

と思うことが増えた

 

しばらく経つと何かを感じ取ったのか

映画館のバイトを始めたみたいだったけど

それに対しても後ろ向きで

よくマイナスな言葉を発してた気がする

 

確かに働くことって大変だし

めんどくさいしだるいし

やらなくていいなら私だって働きたくない

 

だけど、私はお金は凄く大事なものだと思うし

お金のために働いて

自分の生活を守るために働いて

それでもたまに自分の成果を認めてもらえて

誰かに 「ありがとう」 って言ってもらえるから

仕事ってそんなに悪いものじゃないなあ とも思う

 

学生にそれを分かれっていうのも無理な話だし

仕方ないんだけど、あのときの私は

Jのそういう社会に対する甘い考え方に

少なからずイライラしてしまっていた

 

あと、これは完全に私が一方的に悪いんだけど

長い間もともと友達だったから

何を話してもJのそれに対する返答が先に読めてしまって

こう言ったらこう言われるだろうなとか分かってきちゃって

つまらなくなってきてしまった

 

私の笑いのツボで

一緒にいるのが誰より楽しいと思ってたはずのJを

つまらないと思ってしまうなんて

私の中では凄く大きい事件だった

 

直接会って話をすれば表情とか仕草とか行動によって

また違う面白さがあるんだろうけど

遠距離じゃそれも出来ないし

LINEのみの会話で、話の先が読めちゃって

プラスさっき話した社会を甘く見た発言をされたりして

私の気持ちはどんどん下がっていった

 

こんな感じの期間がしばらくあって

私からお別れした

 

別れたことは後悔してないけど

友達として、人として、本当に好きで

今でも仲の良い友達に戻れるなら本気で戻りたい

って思えるくらい私の中で縁が切れてしまったのが悲しい人

 

自分勝手でごめんね

傷つけてごめんね

 

背中を撫でてくれる大きな手が好きでした

優しい低い声が好きでした

たくさん笑わせてくれるとこが好きでした

私の言葉でたくさん笑ってくれるとこが好きでした

 

別れてからも私のことを大事に想ってくれてたこと

すごく嬉しかった

 

公認会計士になる夢、叶うといいね

今の彼女のこと、大切に幸せにしてあげてね

 

いつかまた会えたら

またたっくさん笑いあえるといいなあ

 

 

【笑いのツボな彼】~完~

 

 

次の彼は、、、【クレイジーな彼】

 

 

 

 

Jと付き合い始めて私の毎日はすごく変わった

 

まず今まで付き合った人たちとは

恋人らしいことをあまりしてこなかったし

友達の延長線上って感じで

Jも友達から彼氏になったパターンだけど

今までとは比べ物にならないほど

毎日が充実してた

 

連絡は毎日とりあうし

電話もするし

遠距離だけどちゃんと会う時間を作って

いろんなとこにデートして

いつも本当に沢山笑わせてくれて

しっかり気持ちも伝えてくれる

 

語彙力が達者だから

LINEしてるだけでも楽しかったなあ

 

私の誕生日のときなんかは

私の高校時代の親友とこっそり連絡を取りあって

サプライズしてくれたり

人前ではだらしないところを見せない主義の私を

だらけさせたいとか言って

カレー作って食べさせてくれたり(笑)

Jのご家族にも会わせてくれたり

今まで1度も書いたことない手紙を書いてくれたり、、

 

本当に本当に幸せだった

 

私は、心から幸せだと感じることがそもそも少なくて

幸せだと思っても

それがいつか終わってしまうこと

いつか失ってしまうことを自然に想像しちゃって怖くなって

幸せだって口にすることはなかなか出来なかった

 

だけど、Jと付き合ってるときは

怖さももちろんあったけど

それ以上に幸せを感じることが出来て

自然と口に出すことが出来た

 

私の周りの友達もそれをすごく喜んでくれた

あんなに気が合うのはきっと今後も含めて

Jだけなんじゃないかと本気で思う

 

 

そんなJとなんで別れることになったのか

今 思い返してみても

圧倒的に一方的に私が悪いような気がする

 

関係性を1番失いたくなかった人を

私の意志で自ら手離してしまった

 

 

すれ違い、社会的立場、金銭感覚

 

こいつらと初めて戦うことになる19歳の冬

あのときの私も必死だったんだよなあ

 

 

【笑いのツボな彼③】に続く

 

 

 

 

私の高校生活は “彼氏” とあまり縁がなかった

 

【友達止まりな彼】のOや

【トラウマな彼】の I とは付き合ったけど

どっちも数ヶ月で終わってしまったし

 

それなりに好きな人や憧れの先輩はいたけど

どれも叶わず終いだった

 

私の高校は商業高校で

進学よりも就職する人の方が多く

県内では割りと名の知れた高校だった

 

大学に行ってまで特にやりたいことも

夢も希望もなかった私は

就職してお金を稼いで

好きなことに自由にお金を使おうと決めた

 

特に問題なく就職先が決まって

私は19歳で社会人となった

 

社会人になっても

私の部署は女性しかいなかったし

地元を離れたわけでもないから

そんなに出会いがあるわけでもなく

ただただ、先輩に嫌われないように

同期と仲良くやっていけるように

必死に毎日働いてた

 

そんな中で私が唯一連絡を取り合っていた男がJである

 

Jは高校3年間 同じクラスで出席番号も前後だったから

必然的に仲良くなった

控えめで穏やかで一見 地味に見えるタイプだけど

話せば話すほど面白さが溢れてきて

シュールな笑いがたまらない

まさにタイトル通り、私の笑いのツボを押さえてる人だった

(そういえば少しOと似てるかも、、、)

 

超頭がいいJは中央大学に入学し

地元を出て東京に行ってしまった

 

でも、私たちの仲の良さは変わらずで

お互いに仕事や勉強が忙しいながらも

たまに連絡を取って励ましあったり

タイミングが合えば飲みに行ったり

ドラえもんの映画も観に行ったりした(笑)

(2人の思い出の曲は“ひまわりの約束”だと勝手に思ってる笑)

 

そんなこんなで私たちに転機が訪れたのは

暑さも引いてきた秋のことだった

 

私がJと遊ぶために東京に行って

プラネタリウムを観たり

東京ドームシティで遊んだり

Jの誠実さに安心しきっていた私は

Jの住む家にもお邪魔した

 

もうこの段階で正直言うと

Jが私を好いてくれていることは

なんとなく感じてはいたが確証が持てなかったし

私の予想通り、Jは何もしてこなかった

 

そのあと、どういう流れで

どんな風に言われたかは思い出せないんだけど

Jがちゃんと告白してくれて

私達は付き合うことになった

 

Jが高校のときに長く付き合ってた子は

すごくふんわりしてて女の子らしい子だったから

それとは正反対の私を

女として見てくれていたことが単純に嬉しかった

 

 

仲の良い男友達と付き合うことは

過去の彼氏達で懲りてるはずなんだけど

またしてもやってしまった私、、、

 

このJともいずれお別れしてしまうんだけど

Jとの縁が切れてしまったこと

Jともう無関係な立場になってしまったことが

本当に悲しいし、私にとって大きな損失だったと思う

 

あんなに笑わせてくれたのに

あんなに楽しい時間を与えてくれたのに

その手を離してしまった自分が憎い

決断に後悔はないけど、もっと他に

上手くいく道があったんじゃないかって思ってしまう

 

 

今でも悔しいなあ、、、

 

 

【笑いのツボな彼②】に続く

 

 

 

 

I となかなか会えなくなり

不安や不満がどんどん募ってきたころ

私は、ちゃんと I と話をしなきゃ、、

と覚悟を決めていた

 

彼氏という存在と喧嘩をしたことが無かったし

むしろそういう真面目な話し合いみたいなのを

今までしたことがなかったから

私にとってはすごく怖かった

 

でも

きっと I なら分かってくれる

ちゃんと私の気持ちを伝えて I の気持ちも聞ければ

今よりももっと深い関係になれる

そう思って話をすることに決めた

 

その当時はLINEなんて無くて

無料通話なんて出来ないし

会って話したくても まず会ってくれなかったから

メールで伝えることになった

 

自分がどういうふうに伝えたのか

はっきり詳細には覚えてないけど確か

 

・最近全然会えてない

・寂しい

・毎回、先輩が~とかツレが~とかって言うけど

 それって本当なの?

・信じたいけど疑っちゃう

 

みたいなことを伝えたと思う

 

返事を待つ時間がすごく長く感じて怖くてしょうがなかった

 

しばらくすると I から返事が来て

中身を確認した私は目を疑った

 

 

 

“お前がそんな奴だとは思わなかった”

 

 

 

は?

 

理解が出来なかった

 

一生懸命伝えたのに

話し合いがしたかったのに

2人の関係を良くしたかっただけなのに

 

なんでそんなにばっさり切り捨てるような言い方するの?

不安にさせてごめん とか

俺も会いたいと思ってるよ とか

それくらいだけでも言ってくれれば

私は安心できたのに

 

私は相手に本音を伝えちゃいけないのか

寂しいと思ったり不安になっちゃいけないのか

いつも理解のある心の広い彼女でいなきゃいけないのか

 

失望しただろうか

がっかりしたのかな

重いと思われたかな

嫌われちゃったのか

 

いろんな気持ちでぐしゃぐしゃになって

好きだし別れるつもりなんてなかったけど

そんな風に言われちゃったらもう

お別れする決断しかなかった

 

この経験が私のトラウマになって

もとから本音がなかなか言えないタイプだったけど

今まで以上に相手から失望されることへの恐怖が強くなった

 

何を言っても何をしても

自分の感じ方・捉え方がおかしくて

人に理解してもらえないのではないか

表面的には受け止めてくれてても

本当は内心、めんどくさいやつだと思われてるんだろうな

って考え始めちゃって何も話せなくなるようになった

 

 

 

I は、私のいろんな初めての人だった

 

いつもヘラヘラしてて

生意気で

変態で

キザで

目つきも悪いし

約束も守れない

 

そんなやつだったけど

ちゃんと、好き同士 だと思ってた

でもそれも私の思い違いだったのかな

 

I とはそれからというもの

全く関わりが無くなって

地元の集まりとか自動車学校とかで会っても

他人みたいな対応になってしまった

 

時間が経って成人式を迎えて

I は相変わらずヘラヘラしてて

あのときのことなんてもう何も覚えてなさそうな感じで

周りの悪ノリで写真を撮ったりして

表面的には喋れるようになったけど

私にとっては今も心に傷が残ってる

 

 

去年、I は結婚した

できちゃった婚らしい

幸せそうにしてた

 

結婚式の3次会くらいに地元の友達に呼ばれて

しぶしぶ参加したけど、もうさすがに憎しみとか

妬みとかはほんとに全然無くて

ただ、I も大人になったんだなって

何よりも大事に想うものを見つけたんだなって

素直に受け止めることが出来た

 

傷は残ってるけど、いい思い出。

あんなやつに初めてを奪われて悔しいけど、若気の至り。

トラウマは出来たけど、こんな男もいるんだって勉強になった。

 

いつか、もし、I とお酒でも飲みながら話せるときがあるなら

そのときはあのとき言えなかった分

ボロクソにあのときのことを責めて沢山謝らせて

でも今は私こんなに成長したんだよ

あんた以外にもいろんな人と付き合っていろんな経験したんだよ

逃した魚は大きかったねって笑って冗談言ってやりたいなあ

 

まあ、妻子持ちのあいつと私が

お酒を酌み交わすときなんて

絶対に来ないことを願うばかりですが、、。

 

 

【トラウマな彼】~完~

 

 

次の彼は、、、【笑いのツボな彼】

 

 

 

私は基本的に彼氏と喧嘩別れをしたり

お互いのことを嫌いになって別れることはない

 

毎回、私が今 思ってること悩んでることを話して

お互いに納得してお別れするパターンが通常である

 

だがしかし、今回の彼 I だけは例外だった

 

時系列がちょっとおかしくなるけど

I とは中学3年の秋から冬にかけて付き合ってた

 

もともと小学校のときから友達で

I がふざけて私を怒らせて

怒った私が I を追いかけてボコボコにするような

そんな感じの仲だった(小学生のときは暴力女と呼ばれてた笑)

 

それがなんでこいつと付き合うようになったのか

実はあまり覚えてない

前回の記事で話した通り、元彼に関することは

大体覚えてるはずなんだけど

なぜかこいつとの記憶だけはうっすらしか覚えてない。

 

 I と中学3年のときに付き合ってたのは確か

3ヶ月程度で、クリスマス前後に別れたと思う

 

というのも、このとき私はちゃんと I に

クリスマスプレゼントを買ってあって

メッセージカードも用意してあったのだ

 

プレゼントはカエルのキャラクターのぬいぐるみで

(カエルにしたのもちょっとした理由がある)

でも、このカエルは今も私の部屋に住んでいる

 

つまり、 I の為にちゃんと用意してあったのに

渡せないまま別れてしまったのだ、切なす

 

野球部で受験も控えてた彼に

手作りミサンガをあげたり

毎日メールしたり

そんな思い出もあるんだけど

このときどうして別れちゃったのか

どんな風に別れたのか、よく覚えていない

 

でもそんな I と高校2年生の冬に

復縁することになる

 

ぶっちゃけ、何がきっかけで

復縁することになったのかも

正直思い出せない(笑)

 

I と復縁してから

お互い高校が別々ということと

相変わらず私の習い事のせいで

なかなか会えなかった

 

会うのは私の習い事が休みの日の夜

お互いの家の中間地点らへんの

土手で待ち合わせてた

 

I は夜空とか月が好きで

寒い中でよく一緒に眺めてた

 

会う約束をしてなかったときとか

別れたあととか

この土手を通るときは

いつもあいつが居た辺りの地面を見て

煙草の吸殻が落ちてない確認して

偶然にでも会えないかなんて

そんなことをよくやってたなあ

 

I は頭が悪くて

ちょっとガラの悪い高校に通ってた

付き合い始めて日が経ってくると

ツレが~とか先輩が~とか

そんなことばっか言って

I は前以上に会ってくれなくなっていった

 

 

 

私が恋愛下手でダメ男製造機で

カメレオン女になる大きな起因は

このあと I との間に起こる喧嘩と

I から言われた言葉によるものがでかいと思ってる

 

もちろん人のせいにしちゃいけないし

こいつだけのせいではない

もともとの私の性格も

生まれ育った環境も

全部ひっくるめてこうなってしまったわけだけど

 

私の中でこの I との出来事は

大袈裟かもしれないけど

確実に私の人生史に残るもので

後の私の恋愛に大きく響いた

 

I はきっとそんなこと

少しもわかってないだろうし

覚えてもいないんだろうなあ、、

 

 

【トラウマな彼②】に続く

 

 

 

 

私は記憶力が悪い。

 

もちろん大事なことはそれなりに覚えてるんだけど

友達とか家族の共通の話題にたまに

全然ついていけないときがある

 

でもそれでも何故か

元彼たちのプロフィールやデータは

びっくりするほど全部記憶している

 

キモイと思われるかもしれないけど

元彼たちのデータをExcelで表にして

客観的に分析したりするのが好きだ(笑)

 

具体的に何をデータ化してるかというと

 

・名前

・付き合ってた当時の彼の年齢(年齢差)

・誕生日

・星座

・血液型

・身長

・兄弟構成

・やってたスポーツ

・現職業

・お互いの呼び方

・付き合ってた期間(記念日・復縁期間)

・好きだったアーティスト

・性格(その人を一言で表すと)

 

、、、などなど(笑)

 

こうやって聞くとほんと気持ち悪いと思うけど

でも意外と自分の恋愛傾向とか

元彼の共通点とか、いろいろ見えてきて

楽しいし参考になるのです。

 

私の場合、発見したことといえば

 

・冬生まれの人が1人もいない

・圧倒的にB型が多くてO型が1人もいない

・徐々に付き合う人の身長が高くなってきてる気がする

・兄弟に姉がいる人はやっぱり他の人と比べると優しかった

・年齢と精神年齢は全く比例しない

・大体付き合って半年前後で別れの波が来る

 

って感じかなあ、、、

 

 

意外と忘れてたことも入力していくうちに

思い出してきたりして面白いので

みなさんも気が向いたらぜひやってみてください(笑)