”想えるなら、そこに広がるのはもう悲しいだけの世界じゃない” ~別れからの気づき その2~ | 私の周りは全員味方! DEENの歌が好きな、ゆきのブログ

私の周りは全員味方! DEENの歌が好きな、ゆきのブログ

家族だけでどうにかする時代は終わった!
元ひきこもり&ニートでも大丈夫♪

「私、ほんまは昔から変わってなかった」
マイペースがいいペースな、ゆきのブログ

つづき・・・

 

 

 

 

 

 

「怖かった」

 

 

 

 

私は、祖父が変わり果てていく姿を見るのが怖かったのです。

 

 

 

 

 

どんどん、どんどん

日に日にやせていく。

 

 

 

 

口からものを食べれなくなってしまう。

 

 

 

 

顔つきも変わっていく。

 

 

 

話しかけても応えなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな祖父と向き合うことが、どうしてもできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の両親は、何度も着替えを持って行ったりしていた。

 

 

 

 

おば(父の妹さん)も、いとこの姉も

よく見舞いに行ってくれていた。

 

 

 

 

一時危篤状態になった時は、

兄夫婦も駆けつけていた。

 

 

 

私はその日、

はじめての職場3日目。

 

 

 

定時に帰ればいいのに、なぜか

10分ほど遅く残っていた。

(なにか感じていたのかもしれない)

 

 

 

 

 

 

 

 

私だけ、祖父に向き合えてない。

 

 

 

どこかで他人事のように見ている自分がいる。

 

 

 

あんなにちいさい頃、面倒見てもらったというのに。

 

 

 

 

 

 

 

冷たい、薄情な孫・・・

 

 

 

 

ここにきて、痛いほど感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

時は1日、1日と過ぎていくというのに

私の一部分だけがとどまって進んでいない。

 

 

 

本当は前を向いて、現実を見て生きていかないといけない。

 

 

 

 

そんな当たり前のことは、分かっている。

 

分かっているはずなのに。

 

 

 

 

 

「じいちゃんが亡くなった」という事実を受けとめきれていない。

 

 

 

 

また帰ってくるんじゃないか、錯覚すら生じる。

 

 

 

 

いつかテレビで見た

 

 

亡くなったことを信じられず、

何度も入院していた病院を訪れる方。

 

 

 

今はその方の気持ちが痛いほどよく分かる。

 

 

 

 

 

 

 

私は、こんな感情を抱えながらどんよりとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祖父の入院中、

母はほぼ一方的に、仏間を片付けていた。

 

 

 

淡々とすすめるその姿に、少し腹が立った。

 

 

 

祖父がいつ亡くなってもいいように

準備しているように思えて、

感情のない行動に感じたから。

 

 

 

 

 

 

 

家族は何事もなく、日常を過ごす。

 

 

 

 

「なんでなんとも思わへんねん!冷たいなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

自分の中にも「冷たい部分」があると知っていて、

他人の冷たさに触れると強く反応してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方

 

 

「もうだいぶ日にち経ってるのに、なんでまだウジウジしとるん?」

 

 

 

と責められているようにも感じる。

 

いや、これは自分が責めているだけ。

 

 

 

 

 

 

 

今の私には、現実感がない。

 

 

 

人と人との間に、距離があるような、

 

 

自分だけ違う世界にいるような、取り残された気分。

 

 

 

 

 

どうにもならない無力さ。

 

 

 

ひしひしと感じて、私は動けなくなった。涙があふれた。

 

 

 

 

引きずっている自分がイヤで、

 

 

そんな自分が情けない

 

 

 

 

 

 

あぁ、なんでこんな状態なんやろう

 

 

 

 

グルグルが止まらない

 

 

 

 

 

これまで「問題だー」と思っていたことが、

どうでもよくなっていた。

 

 

 

 

今回のこのグルグルは、なんか今までと

種類が違うような

自分の器をはるかに超えるもののように思えて、

どうしようもなかった。

 

 

 

 

 

 

そんな時、勇気を出して

マスターの同期に気持ちを打ち明けてみた!

 

 

 

みんなの言葉が優しかった!

 

 

 

 

 

内、かなちゃんから紹介してもらった

はしのんさんのブログ↓

 

 


 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

お別れしたことは悲しいけれど

 

でもあの人を想えるなら

 

あたたかい心は同時に感じられる。

 

 

そしたらもう

 

そこに広がっているのは悲しいだけの世界じゃない。

 

そんな世界があるんだってことを知ってほしい。

 

どちらもある世界。

 

 

もちろん人によってはそこに気づくまでの時間は違うと思う。

 

 

(ブログより抜粋)

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

こちらの言葉を見た瞬間、

ぶわーっと涙があふれた。

 

 

 

 

 

 

今は悲しい気持ちばかりだけど、

その裏側にはやさしさもある。

 

 

 

両方を感じられる時がくるかもしれない。

 

 

 

 

 

どっちもある。

 

 

 

 

 

そして、今回経験したからこそ

分かることもある(と思う

 

 

 

 

 

また思い出して、泣くこともあるかもしれないけど

その時は自分の感情を大事にしてあげたい

 

 

 

 

 

 

自分を大事にできてこそ、

人にやさしくなれると思うからクローバー

 

 

 

 

 

はしのんさん、あたたかい言葉をありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日歩いてたら、きれいな花が咲いてた!

 

 

 

 

2記事にわたって、大変ネガティブな内容を書きました。

 

 

記事にするべきか?迷いもありましたが、

これが今の私の感じていたこと。

 

 

 

 

 

いろんなことが起こる、

 

 

いろんな感情を感じる、

 

それらをすべて含めて「幸せ」

 

 

 

 

 

いつか仁さんも言っていたような・・・

 

 

 

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございましたm(_  _)m

 

 

 

これからも、ぼちぼち書いていきますね!

 

 

 

ゆきカメ