鬼でも妖怪でも神でも・・・何にでもなれるもう一つの顔、お面。他者に化けるため、自己を隠すため・・・やがてその仮の面は、日本の風土とともに各地で信仰となり、芸となり、暮らしに根付いてきた。縄文時代の鼻曲がり土面から、怠けものを戒めに来る異形の神ナマハゲのお面、見る角度で表情を変える能面、参拝者が来賓に化ける狐の嫁入りの狐面。先祖の顔を写すお面が東北に、見ると祟るという仮面は九州に、魔法の顔を探して北へ、南へ。

【8K】3/18(水)午前3:00~3:59 ※火曜深夜

【4K】4/27(月)午後9:00-9:59

【2K】4/28(火)午後8:00-8:59 *レギュラーのBSでの放送

以上はNHKのホームページから転載。

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私どもの「九州民俗仮面美術館」も取材いただいています。番組は、「縄文の仮面文化」「翁面と初期の能面」「九州の王」という三部構成で、最後の「九州の王」のコーナーで当館所蔵の仮面などとともに紹介いただけるそうです。番組は、縄文から現代に至る古層の神々の物語<脈流>が俯瞰できる構成となっていると聞いています。この企画は、「由布院空想の森美術館」「九州民俗仮面美術館」と仲間たちが、仮面の収集から展示・調査・研究へとおよそ半世紀にわたって取り組んできたテーマと重複する内容と思われます。

放送日が楽しみです。(高見乾司)