東京杉並区、らぁ麺すぎ本さんに行ってきました。遠征三日目です。

こちらの店主は支那そばやの出身といことで期待していました。

 


気合の入りすぎと電車の時間読み間違いで開店1時間前に到着して

余裕のシャッター、メニューを見ますが食べたい物は決めてありました。

 


醤油特製らぁ麺、醤油らぁ麺の全部の乗せ的なメニューです。塩も

ありますが、やはり支那そばやと言えば醤油味、そしてワンタンや

味玉も食べてみたかったので欲張って特製にしてみました。

 


ベースはキレのある鶏の旨味、その上に昆布や節系、煮干しなどの

魚介の旨味が重なりまとまりのある重厚な出汁感。昔の修業先より

鶏が強めに出た今風な感じもします。キリッとして深みのある醤油感に

甘みとコクのある鶏油を合わせた感じ。全体的に見ても流行の手法と

支那そばやテイストのいいところを併せ持ったような感じがします。

 


麺は三河屋製麺、今回の遠征で三河屋さんは本当によく見かけます。

全粒粉入りで小麦の香りが良く加水高めの中細麺、つるっとした喉越し。

 


チャーシューは2種類、低温調理の肩ロース、柔らかくて甘味のある脂身

鶏チャーシューはしっとり食感で程よい味付けがスープの邪魔をしません。

 


ワンタンはちゅるんとした心地よい食感の皮で淡麗系のスープの中では

際立つしっかりした味付けと香味野菜の香りがしっかりする餡です。

トロトロで自然な甘みが強く濃厚な黄身の味玉はかなりの絶品です。


進化系佐野イズムな一杯