レイヤーさんは写真を撮られに来てもらっています。
カメコは撮ります。

でもそれだけじゃないようです。

レイヤーさんは
上手く、きれいに、モデルのように、特別扱いをされながら撮られたい。
で、なおかつ撮った写真はもらいたい。
肖像権を主張できないレイヤーのコは多いです。
CDかDVDに焼いてあげると喜びますし、安心してくれます。
ネット上でやりとりするより印象がいいようです。
コスプレイヤーにとって、コスプレ活動も写真も作品ですからね。
権利はレイヤーさんです。
それと
失敗した写真もあげると良いです。
レイヤーさんにとって写真写りの研究にもなります。

そういう、レイヤーさんにとって利益になること。
写真写りやコス衣装の研究になること。
相手にとってためになることを心がけるといいです。
自然と喜ばれます。

理由はそういうスタンスで動いてくれるカメコは少ないからです。

あなたのために親身に撮ってますよ、という姿勢。

レイヤーと仲良くなる依然にこっちの姿勢です。
こっちの姿勢次第で、自然と交流が深まります。
1、上手くきれいに撮る。

一見当たり前のことですが、
たとえば写真写りのいい角度。

それを見極めてくれるカメコはあまり居ません。
足とか胸ばかり撮るからだそうです。

レイヤーさんが自我撮り主体だったりすると、
思わぬ角度からのベストアングルに気づかないです。
そこをカメコが押さえる。
それとレフ版も使いこなせてるカメコは少ないようです。
基本は顔に当てます。笑いじわも照らすと消えます。
レイヤー側からすると、
いつも写る笑いじわが消えてる!と思うわけで。

この人にとってもらうと違う!と思わせることが、レイヤーと仲良くなる第一歩です。
2、モデルのように、特別扱いしながら撮る。

簡単にいうと、ほめながら撮るということです。
というか気づいてますか?
コスプレが如何に労力を使うかを。
金もかかるし時間もかかる。
女の子があのでかいキャリーバックを引っ張りながら来る。
朝何時起きなんろうか?ウィッグをとかすのに何十分掛けたのだろうか?
そういうとこに気づいてあげる、ということです。

僕の経験上、ほめるといいのは爪です。
乾く時間なにもできないのにわざわざ塗って。
そしてあくまでサブ要素だから写るかわからない
そんななか声を掛けるわけですよ。
「ネイル可愛いから、手を前に出すポーズお願いできますか?」
そういった細かいところに気づいて、褒めてポーズをとってもらう。


足を主体で撮る時も
「足がきれいなんで、足を強調するポーズとってもらえませんか?」
と、褒めた上でお願いする。
そういう流れを作ると、写真写りもいいし見栄えもします。
レイヤーさんにとっても
足を撮るカメコから、足を褒めてくれたカメコになります。


ささいな差ですが。
撮られた、と褒められてポーズをとったでは印象がまるで違うようです。
3、ちゃんと写真を渡す。

2の事を守った上で。写真を渡すのが理想的です。
レイヤーさんの恐怖として、
写真がどこにUPされるかわかったもんじゃない。
というのがあります。

データだから解決にはならないのだけれども、
なるべく早く焼いて全写真を渡す。
それだけで、安心感を得れるようです。


特に、足やら胸やらとった写真など。
レイヤーさんにとっては不安でしかないわけそうで。
それもちゃんと渡す。
同時にそれは、撮ったけどあくまであなたのものですよ、という意味もあります。


なおかつミスショットも渡します。
写真写りの研究にもなるし。
ミスショットも渡すことで全部の写真を渡した、という誠実な印象があるとか。

そういうことの積み重ねで信頼関係を築くことができます。


自分はこれを自然にやってたようで
今は、衣装合わせの宅コスカメラチェックに呼ばれたり
身内だけの撮影会に呼ばれたりします。

やっぱり無害かつ安心感があるのがいいみたいです。

そのとき僕はカメラの知識はありませんでした。
知識をかき集め始めたのは身内撮影会を始めてからです。
前回の記事の内容を
こなしていくと自然に交流が取れるようになります。

それで、ほとんどのレイヤーさんが不満を口にします。
「理想の写真がない」と。

それもそのはずで
現場で衣装チェックも化粧チェックもしてないのに
不安定な光量の中でポーズをとってカメコに一方的に撮られている
盗撮やナンパ目当てのカメコを気にしながら。
それでどんな写真うつりかもわからない。
当然、身内撮影会をしようという流れになるけども
その中に信頼できないカメコは呼ばれないわけです。
その辺の愚痴をもらしてくれる間柄になれば
自然と身内撮影会という場に呼ばれます。


その段階になってようやくカメラの知識が役に立ちます。

経験上、そういう流れで企画された撮影会は、
撮影会といっても行動力だけで、メンバーにカメラの知識は少ないわけです。
そのなかで、光量が足りないからライト増やしたほうがいい。とか
バックペーパーをセッティングする、とか。
カメコが少ない分独壇場になります。
必要で買った機材もありましたが、
当然、機材を組む男手も足りません。

カメコというより裏方の仕事ですが
カメコに徹してた分、写真に関する技術はあるわけですし。
裏方に回れば回るほど、
信頼度というより撮影会においての自分の重要度があがり。
自分が認められてくようでうれしかったです。