この題名の本があるのね
昨年の入院中、病院で
読んでた詩集
その中から
僕の好きな詩をご紹介
前へ
大木実
少年の日読んだ「家なき子」の物語の
結びは、
こういう言葉で終わっている。
―前へ
僕はこの言葉が好きだ。
物語は終わっても、
僕らの人生は終わらない。
僕らの人生の
不幸は終りがない。
希望を失わず、
つねに前へ進んでいく、
物語のなかの少年ルミよ。
僕はあの
健気なルミが好きだ。
辛いこと、厭なこと、
哀しいことに、出会うたび
僕は弱い自分を励ます。
―前へ
何があっても、前へ、前へだね
朝からこの詩に元気をもらって
今日もリハビリ散歩に
行ってきま~す