バッタンガール

先週の八王子帰りに実家に寄って思い出した

いやぁ～八王子⇔川越、R16号混んで混んで2時間半もかかった

通常なら1時間かかるかどうかの距離よ

着物始めた〜って言ったら、タンスからガサガサ出してきて

もらってきた大島紬もう1年前になる

聞けば、村山大島なんだと、

本場の大島紬とはちょっと違うらしいのだが…

織物に歴史あり(偽物とかではなく、時代の産物らしい)

 

「箱根のおばさん(ばぁちゃんの義妹)からもらった」んだそうな

※箱根=西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎のこと

村山=(武蔵・東)村山地区は、ばあちゃんの出身地

瑞穂町もここに含まれる

ばあちゃんは、若い頃バッタンガールだったと聞いていたが…

このことか

その昔、多摩地方では機織りが盛んだったそうで、

バッタン、バッタンと機織りの音が響いていたそうだ。

で、バッタンガールねw

大正時代、モダンガールだったかはわかりませんが、

ま、東京の片田舎(失礼)、ばあちゃんを見ても

ハイカラな空気は感じなかったが(超失礼)

親の決める縁談が嫌で？川越へ逃げて来たとか？

型にはまらない当時としてはハイカラな人だったのかも？

村山の少女達は、機織りとお茶摘みに精を出したんだそうな

そこは狭山茶の産地でもある

トトロでは、「田植え休み」と言っていたが、「茶摘み休み」があったとか

はぁ、てっきり野良着的な織物を織っていたと思ってたのに(酷く失礼)

本場の大島を凌ぐ、紬を織っていたとは驚きました

確かに、八王子や村山の辺りは養蚕も盛んだったわな。

八王子は、八王子銘仙やネクタイなど織物が有名

だからこその坂本呉服店や荒井呉服店(ユーミンの実家)

同じ多摩地区、絹織物が名産になっても不思議はないですね

さあ、この反物、どうすっかな～

仕立てる

にしても、２反も仕立てるって結構な出費よね

どっちか選ぶってもさ…

どっちがいいんかね

でも、着てあげるのが、親戚孝行な気がする。

いや、猫は…

ばあちゃん猫嫌いだったし