亀工房*彩りづくりはデザイン*アイディア注文住宅ブログ

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亀工房の工事現場の進行状況のご報告やご案内などお客様に亀工房の•いまここ•をご報告するブログです。
パスタに添えるパセリのように、くらしに彩りを添える注文住宅、リノベーションをお客様にご提案する工務店です。

 

災害時の食事を備える Part5

ストックフードストレージ 続編 「中身の全貌」

 

決定しました!ここで連載しているストックフードストレージ、豊かさを生み出すセミナーを開催します!

よかったらイベントにてより詳しく聞いていただけたら嬉しいです!

イベントはこちら

 

↓前回の書き込みはこちら

災害時の食事を備える Part4

 

ストックストレージとは、災害時の備えである保存食を保存食ととらえず、日常の食生活に組み込むことで、保存食がアップデートされ続けて、かつ食生活の効率化を図ります。 

 

現代人らしい「自分の時間で食べれる」というスタイルを取り入れて家事の負担を軽減する。時短を利用して、家族のコミュニケーションの時間をあえて作り特別な食事の時間を作る。それを実現するのが、このストックストレージになります。

 

これまでの連載で災害時にはどんな栄養素が必要になるかをやってきました。穀物で困るようなことは少なく済みそうですが、ビタミンなどの栄養素が不足しがちで、それが不足すると細菌やウィルスなどの感染病にかかりやすくなります。ですからそのような栄養素が欠けないような工夫ということがわかってきました。そして、実際にどんな商品があって、量はどれくらいなのか?いくらくらいなのか?ここを解明していきたいと思っています。

実際に2週間分を買ってみて全貌を把握したい!ということで様々な種類をかき集めて棚に収納してみました!

 

それではさっそく家族4人二週間分のストックストレージに入れる食材の全貌を解き明かしていきましょう!

 

家族4人二週間分のストックフードストレージ 2食あるいは3食という幅がある。これは、災害時に必要な食事は3回するより二回で済ませたいときもあるだろうし、極力少なめにしたいという心理も働くでしょうからその幅をバッファーととらえて、むしろ数字をわかりやすくして行きたいともいます。覚えやすい数に調整することで、取り組みがわかりやすくシンプルに憶えるこれは結構需要な要素だと思っています。流暢効果を皆様ご存じですか?ご興味がおありの方はぜひ調べてみてください。わかりやすい環境を作って記憶を繰り返せると取り組みのハードルが下がりますので、その意味で数字を調整します。

 

①レトルト系食品おかず=ハンバーグや牛丼、中華丼、カレーなど10種類各10個 計100食

これは、カレーでも様々な種類があると思うので、飽きないように種類を変えます。10食×10種類ですね。 保存期間はほとんどが13か月です。  1か月20パック消費購入サイクル 平均単価300円/食

(一か月に5食はレトルトでごはんを食べる日にします。)5か月間ですべて更新されます。

 

②サトウのごはんパック200g おにぎり2個分くらいですが、1パック1食として100パック

保存期間 13か月 1か月20パック消費 20パック購入サイクル 単価 150円/パック

(こちらも一か月に5食をパックご飯にするという感じです)5か月間ですべて更新されます。

 

③フリーズドライスープ 味噌汁やポタージュ 10種類×10個 100個 1か月20パック消費購入サイクル 4人家族では月に5回で20パックなくなる。 平均単価180円/個(①②と同じ数です)

 

④カップラーメン 4種類 8個 32食 平均単価 250円/食

賞味期限6か月  月8個消費購入サイクル (月に2食の食事はカップラーメンにします)4か月ですべて更新されます。

 

⑤レモンはちみつ漬け 0.5L 密閉型ガラス瓶 ハチミツ220gとレモン2個約220g

10分で作れます。消費サイクル3か月 (時々レモネード時々お酒に入れて飲む風邪の時にお湯で飲む)

ビタミン源 ジュースになりますし、焼酎で割ってもいいですね。

 

 

⑥乾燥野菜  キャベツ、玉ねぎ、シイタケ、大豆ミート 各パック100g入り 各6パック

賞味期限 6か月 (各種1っか月1パック味噌汁の具、副菜の具に使用する)

ドライフード系野菜は、普段は時短料理品として使用する。

 

⑦フルーツグラノーラ  750g×5パック  1食50g220kcal パック単価約750円/パック

賞味期限7か月 消費購入サイクル1パック/月 (月に4食グラノーラ)5か月ですべてが更新されます

 

⑧ドライフルーツ 瓶詰 3種類=こちらは↑のフルーツグラノーラで十分摂取可能なので割愛します。


 

これだけあれば十分です。これがあれば、ひとまず家族4人2週間分の食事が常に確保されてる状態です!

目的が災害時をいつも想定しているとなれば、相当ハードルの高いこの手段ではありますが、これを毎週一回は言っているスーパーの買い物のうち、月初めの1っ回目の買い物時には必ずストックフード棚を更新すると決めておけば、習慣化しやすいと思います。慣れればもう空気のように買い物ができるのではないかと思います。

 

何より、これを実現できると家事料理の時短が毎月安定的にとれるので、その分の時間が余暇としておつりとなって帰ってきます。投資の時間、家族とのコミュニケーションの時間、手作り料理の時間、趣味の時間、勉強の時間など様々な生産力の高い時間に変換ができます。

 

豊かさを生み出す暮らし。 まさにこの積み上げではないかと思っております。災害時の備えが実は思いがけない副産物を生み出すと考えます。一度の人生ですので、ぜひ豊かな時間を生み出してくれたらいいなと思います。

 

実はこのストックストレージについては、亀工房の展示場においてイベントを行います。

よかったら足をお運びいただき、実物をみたり、直接質問してくださったらうれしく思います!。

 

お待ちしております!

イベントはこちら!