昨日(5月20日)は横浜市役所に出かけました。市役所の1階エントランスホールで開催されている「横浜市民広間演奏会」を聞く為でした。「中野亜維里/ソプラノ歌手」さんの「埴生の宿」を聞いて竹山道夫の「ビルマの竪琴」を思い出し「ウクライナ戦争」を思いやり午後はバスに乗って港の見える丘公園にバラを観に回りました。

横浜市役所の西側は大岡川の河口で岸辺は花壇が美しく市民の憩いの場になってしまいます。

市役所内のレストラン等でテイクアウトして子の岸辺で食べるのがお勧めです

昨日横浜市役所のアトリウムで開催されたクラシック音楽会手前右が中野亜維里/ソプラノ歌手さんです

横浜市役所前の舗道はバラの植え込みです

昨日は午前中は雨が降っていましたが音楽会が終わった午後は爽やかに晴れ渡っていました。バスで、「港の見える丘公園」に向かいました。アメリカ山で咲いていた「マロニエ」は既に散って青い実が出来ています。

アメリカ山のマロニエの花

マロニエと云えばパリですし、オリンピックは2か月先です。赤いマロニエを想うと女子体操を思い出します。全員10代の乙女達が期待を応援に受け止めて活躍する姿を観たいものです。昨晩は女子バレーではポーランドの高さに圧倒されて、オリンピック出場には黄色が点灯されてしまいましたが、小さな日本女子選手が懸命に球を拾う姿は良いものです。

昨夜の女子バレー(対ポーランド戦)出典ユーチューブ

処で港の見える丘公園のバラの花は盛りでした。日曜日の夜の雨で花弁が多く散ってしまい、地面に散った花弁の清掃(放置すると、腐敗菌が増殖してしまいます)に懸命でした。雨の為でしょうか?、香りがイマイチでした。薔薇の季節はクレマチスや芍薬の季節でもあって和洋中の美女が妍を競っているようです。

蔓薔薇と妍を競うクレマチスの花

港の見える丘公園の最も高所にある「イギリス館/旧領事館」

見える丘公園の天辺にある「イギリス館」の北側は海に向かって「ロックガーデン」になって居ます北側は大仏次郎文学館を隔てて「横浜ベイブリッジ」が眺められます。このロックガーデンのベンチに腰かけて一服するのが習慣です。ベンチの横に「ガラシャが見頃です」案内がでていました。

ロックガーデンの「ガラシャが見頃」の案内

伽羅奢」と奇妙な漢字がならんでいますが「細川ガラシャ/石田三成の三女明智光秀夫人」のイメージのバラの意味でしょう。ガラシャの辞世の句は著名です。最近も川勝静岡県知事が辞職に際して引用しました。死に際、散り際の美学として万人の共感を得ている辞世なのです。国民の多くはガラシャを敬愛していますので「川勝さんそれは違うよ!」さけびました

散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

自宅に戻って薔薇のガラシャを調べました、結果は1995年「河合伸志氏」が開発知った園芸種でした。屹度河合氏は園芸が本業で歴史にも明るい人なのでしょう。そして日本人の好きな淡いピンクの花を開発して名前を細川ガラシャに奉げたのかも知れ満。ヨーロッパでは薔薇は紅白が好まれる様ですが日本人の鋤なのは中間色のピンクです。そう思って最近見た薔薇を想い起こすとピンクが多いのです           【了】