今朝の讀賣新聞には「皇位継承問題の与野党協議が開始された」と報じていました。解説文には安定的な皇位継承対策として1,女性宮家の創設2,旧宮家の男系が養子縁組で皇籍を復帰させるの2案を基本的な選択肢にしているのです。世界的な王室継承問題や日本人の庶民感覚からすると最大の問題は皇位継承問題が「男系男子」に限定されている問題で、「女性天皇」を認めれば安定的な皇位継承問題は氷解してしまいます。

安定的な皇位継承を検討する為に岸田首相は清家篤元慶応義塾長に諮問委員会座長をゆだねました

皇族数の確保策について議論する衆参両院の議長や各党の代表者らによる委員会が開催されて来ました

皇族数の確保策は1案(現行皇室典範に沿った男系男子を養子縁組を含めて多くする)と2案女性皇族を認めるを検討しています

現行の天皇家で考えると皇位継承第一順位は「秋篠宮様」第二順位は「悠仁様」で「愛子様」は検討外です私は第二順位の「悠仁様」ではなく「愛子様」を期待します

明治憲法時代に決まった「皇室典範」を昭和憲法下でも存続してきたのは間違いでしょう

2022年諮問委員会開始以来様々な議論が重ねられて来たことでしょう。マスコミでも様々な報道が行われ宮内庁長官も異例な発言をされました。宮内庁の西村泰彦長官は4月22日の記者会見で、皇位継承策を巡る国会での議論について「口を挟む立場ではない」とした上で「現時点の皇室全体を見渡すと、安定的な皇位継承という観点からは課題がある。皇族数の減少は皇室の活動との関連で課題がある」との認識を改めて示されました。女性週刊誌を中心に秋篠宮家には逆風が吹いているようです。秋篠宮家の改装工事も国民の批判を受けましたし、総じて秋篠宮家を観る目は厳しい様です。

最近の愛子様は穏やかで美しく輝いておいでです

他方雅子妃殿下や愛子様に向けられる国民の期待は高い様です。国民も世界的な王室問題を根拠に日本も欧州の王室の様に女王を認める女性天皇も認める事を期待している様に思います。昨日の読売新聞のコラムに男系男子に限定していれば生物学的に皇位継承者は絶える危機が必然になってしまいます。男女均等は世界の常識ですし、愛子天皇は日本文化の象徴に相応しい美しさを備えておいでです。                        【了】