猛暑が続く日曜日、渋谷ストリームで開催中の内藤廣展を堪能したあと、TOHOシネマズで最新作『ファンタスティック・フォー』を観てきました。



物語は冒頭から驚きの展開。主人公の妊娠が発覚し、ストーリーは一貫して「家族」や「命」をめぐる温かな視点で進んでいきます。戦いやスリルの中にあっても、どこかハートウォーミングな余韻を残すのは、マーベル作品の中でも新鮮な印象。


特筆すべきは、そのビジュアルスタイル。どこか懐かしくて新しい、レトロフューチャーな世界観が全編を包み、まるで1970年代のSF雑誌をめくるような感覚に。洗練された美術と衣装、音楽のセンスも抜群で、観ているだけで癒される映画でした。


前作『サンダーボルツ』との繋がりを意識して観ていたのですが、今回は直接的なリンクは明かされず。ただ、きっと今後のマーベル・ユニバースに大きく関わってくる予感はひしひしと感じられました。


『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』での彼らの再登場にも期待が高まります。マーベルが仕掛ける“家族の再定義”、その第一歩としての意味も感じられる一作でした。


最近話題作の公開ラッシュで、前から気になってた映画を周回遅れで観てきました!



『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、実話に基づく「裁判ドラマ」でありながら、情報操作・世論形成への強烈な批評でもあります。シンプルさと冷静さを醸しつつも、観る者の心に問いを突き刺す“痛い映画”。重たいテーマですが、今の時代だからこそ観るべき一本です。



国民的アニメ祭りです!!

コロナ禍を思いださせる新幹線並みの過密上映。

公開3日目、満席の新宿で観てきました!




無限城内部の描写も強化され、ステージが横移動する演出などにより“異空間感”が圧倒的に増しています  



🗡️ 各バトル詳細と演出


胡蝶しのぶ vs 童磨

原作以上に劇的に演出され、「蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹」など技の迫力がアップ。

童磨との緊張感あふれる対話も、キャラとして深みを加えています  


善逸 vs 獪岳

雷の呼吸の奥義「火雷神」が映像化され、善逸の成長と激情が最大化。

獪岳の過去とのリンクも語られ、二人の因縁が丁寧に描かれています  


炭治郎&義勇 vs 猗窩座

義勇は自在に痣を発現させて戦い、炭治郎は「透き通る世界」を覚醒。

猗窩座の戦闘スタイル、お喋りの描写と対照的な義勇の無口さが際立ちます  


📖 猗窩座の回想――心を揺さぶる物語

人間時代の名前は「狛治」。幼少期は家族を支えながら鍛練を続け、結婚間近までいくも、毒入りの事件で人生が一変。

煉獄杏寿郎と相対して以降、鬼としての自我を問い続ける猗窩座が、最後に「弱さ」を悟り、己を葬る選択をします  


🎨 見せ場:映像美と音響

Ufotableの作画クオリティは「魔法のよう」「最高傑作」など絶賛され、服や動きに至るまで細部まで滑らかに描写   戦闘のテンポ、カメラワークの緻密さ、サウンドトラックも高評価で、「パイプオルガン祭り」と呼ばれる圧巻の音響演出も存在