昔、「カノッサの屈辱」という伝説の深夜番組をつくった
小山薫堂さんのプロデュース番組です。
「デザイン」・・・ それは地球に残された最後の資源。 普段、私たちが日常生活の中で何気なく目にしているもの。例えば・・・ ヤカン、トイレットペーパー、醤油さし、ビール瓶、紅茶のティーバッグ、紙おむつ、ハサミ、ご祝儀袋、シュウマイ、消しゴムつき鉛筆、犬小屋、マカロニ、まな板、冷蔵庫、洗濯機・・・ そのデザインには、それなりのちゃんとした意味があり、進化の理由があります。しかし、もはや人々には「慣れ」が生じ、そうしたカタチには新鮮味を感じなくなりました。 しかし!もし、地球上に宇宙人がやってきて「ヤカン」を指さし、「これは何?」とたずねられたとき、私たちはどう答えられるでしょうか?「お湯を沸かす道具がなぜこういう形なのか?」と問われ、即答できるでしょうか? 人類が作り上げた"物のカタチ"の歴史をさかのぼれば、その背景に潜む文化の意味を見つけられます。 「デザイン」を入り口に、人類のさまざまな文化を読み解いていく、まさに新しいスタイルの知的情報番組です。