2006年に隈研吾さんがリノベーションした旅館です。息子と旅行で宿泊しました。
水盤に浮かぶアプローチ。
吹抜けのエントランス。
水盤に浮かぶアプローチ。
吹き抜けで天井が高いロビーは、障子をイメージさせる「簾虫籠(すむしこ)」と呼ばれる竹製のスクリーンで内部と仕切られ、外部とは「ヴェールダルト」と呼ばれる緑色のステンドグラスで隔てられています。外部、ロビー、内なる館内がうっすらと重なり合って感じられるという演出です。
「簾虫籠」のスクリーンには、大分県の真竹3万本を1本当たり40本ほどに細かく割き、計120万本が費やされています。金沢の棟梁・中田秀雄氏親子が竹を現場で1本1本丁寧に固定しました。また、ステンドグラスは、フランスのサン・ゴバン社製の手吹きガラスにステンドグラス作家・志田政人氏が腐食加工を施したもの。
〜プレミアムジャパン記事より
アート作品に包み込まれた気分が味わえる宿でした。