石川九楊展に出かけたついでに、国立西洋美術館のコルビジェ展にも立ち寄りました。
国立西洋美術館は、去年世界遺産に登録されました。建築家ル・コルビジェが設計した日本で観られる唯一の建物です。
中央の19世紀ホールには、美術館の模型が。
吹抜けのピラミッドを見上げます。
ロダンの作品群。
スロープを登って二階へ。
松方コレクションの絵画も観られます。
モネの睡蓮。
二階の一角に会場がありました。
コルビジェが現地を訪れた直後のスケッチ。美術館、劇場、展示館の3つを組み合わせた広場から構想を始めたそうです。
3つの建物をテープで仮止めした配置図。3つの箱によって生まれた空間に広場があります。
コルビジェの描いた鳥瞰図。予算により美術館以外の建物は実現していませんが、劇場は東京文化会館として、弟子の前川國男さんにより別の形で実現しました。
美術館から劇場を望む眺めです。色彩が豊かなスケッチですね〜。
先ほど訪れた19世紀ホールは、写真のコラージュとして壁画を飾りたかったそうです。
思いがけず、魅力的な展覧会でした。