今月オープンした太田市美術館・図書館に行ってきました。設計は平田晃久さん。
「建物の中にいるときの感じと、野山にいるときの感じとを比べたときに、明らかに山の方が自分にとって魅力的な空間でした。そのとき、『なんで建物はもっと居心地の良い場所にならないのか』という疑問を抱きました。そして漠然と『自分ならその方法を発見できるかもしれない』と思い、建築の道を選んだのです」
「いまの街を見れば、道路があって、敷地があって、庭みたいな外部空間があって、建物があります。そして、建物は基本的には内部空間だけが積層してできています。そのように、外部と内部の境界線を明確に定めるのではなく、例えば緑のある空間が建物の上まで広がっていくような立体的な構造にできれば、より快適な空間になるはずです」
本が映らなければ写真撮影OKとのこと^_^
二階から外へ。