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彫刻のような建築を作る建築家と、建築のような彫刻を作る彫刻家の対談。

前半は、犬島にて。

人口50人の犬島に、多い日で1000人がやってくるそうです!
F邸でのコラボレーション作品、見に行きたくなりました^_^

名和さんが使う3D触感デバイスってスゴイですね~!!!本物の粘土を触っている感触で作品を作れるそうです。

鉱物の質感と、生物の素材を組み合わせる手法も斬新です!!

素材感だけで成立している妹島さんの建築と、彫刻のもつプリミティブな力強さ。

アートと建築は長い。時間とか空間を超えて伝わってくるもの。

脳が驚く快感。近くに行きたくなる、触ってみたくなる感じが大事って、何だかわかりますね~。

後半は場所を変えて、江東区の妹島和世さんの事務所へ。

倉庫を改装した200坪のワンフロア。
コンペで勝ち取った日立市役所新庁舎も紹介されました^_^

おびただしい数の模型。
来年着工予定の鶴岡市文化会館。
模型を作りながら、構造計算し、コストバランスを考えているところだそう。

素材へのこだわり。建築と彫刻のあいだ。

クライアントの存在が、現代アートと違う。どう自分がやりたい方に持っていくか?
建築は要望があって、どう実現したらいいかを考えること。
条件はあるけど、その上で何が提案できるか?

ルーブルランスのコンペの話も。
建築と溶け合う文化遺産。
簡潔で抑制されたSANAAの建築。

予算1000億の新国立競技場コンペでは、ザハハディドに敗れたそう。

チームで作品を作る名和さん。スタッフには一級建築士も。
延々と議論を進めていくと、思いもよらないアイデアに行きつく。細部を早い段階で決めると、モチベーションが保てなくなる。
小さい実験が上手くいきそうなら、大きい実験をする。
ミケランジェロ、ガウディも彫刻家で建築をやっている。
出会ったことのない表皮をどう作るか。

妹島さんはいつか、こんな建築があったのか?というものを作りたいそうです。

非常に興味深い対談番組でした^_^

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