先日プリツカー賞を受賞した伊東豊雄さんの設計した美術館が埼玉の川越にあると知り、行ってきました。

名前は「ヤオコー川越美術館」。ヤオコーって何?と思い調べると、埼玉を中心にしたスーパーのチェーンだそう。創立120年を記念して、去年の三月にオープンしたそうです。知りませんでした。

大船から池袋で東武東上線に乗り換えて、川越へ。川越駅に降りたのは初めてです。結構栄えてますねー。
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バスターミナルの7番乗り場からバスに乗って10分ほどで到着。、、、のはずが、ネットに夢中になって降りるバス停を3つほど通り過ぎてしまいましたショック!早足で歩いて戻ります。周囲には田園風景が広がります。

四角いコンクリートのハコが、突如、住宅地に出現ビックリマーク
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外をぐるりと一周廻ってみます。
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風が強くて、水面が揺れています。
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いよいよ中へ。残念ながら、内部は撮影禁止です。

~美術館HPより~
ヤオコー川越美術館がコレクションする作家三栖右嗣は、埼玉県比企郡ときがわ町にアトリエを構え、制作活動をおこなってきました。 現代リアリズムの巨匠といわれ、人気作家であった彼の作品は、単に写真のように対象を精緻に写し取るリアリズム絵画ではなく、彼の優しい視点が反映された人間味のあるものです。物を捉える並はずれた技術力と温かみのある描写の作品の数々は、何度でもその前に足を運び、対峙したくなる非常に質の高い、充実したコレクション群です。


建物は、四角いハコを松花堂弁当のように四分割し、それぞれの天井のカタチを変えて、異なる光を演出しています。
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四つの空間のうち、二つが展示室、残りが売店とカフェになっています。
二つの展示室の天井は、伊東建築得意のチューブが、凹凸の対をなしていました。凹の部屋と凸の部屋の、明るさの違いが面白いです。

ラウンジでは、「爛漫」というタイトルの大きな絵を観ながら、お茶が飲めます。地窓の外の水面のゆらめきが、天井に写ってきれいでした。
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帰り道、川沿いのサクラ並木もちょうど見ごろでした。春の散歩にいいですね~音譜
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以下、伊東豊雄関連の過去ブログリンクです。

まつもと芸術館
http://m.blogs.yahoo.co.jp/tsuchieakihito/37562027.html

大社文化プレイスでんでんむし
http://m.blogs.yahoo.co.jp/tsuchieakihito/38820534.html

にほんの建築家 伊東豊雄観察記の書評
http://m.blogs.yahoo.co.jp/tsuchieakihito/37566352.html


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